電波搭としての役目を既に終えているテレビ塔です。
札幌のものと似ていますが、それもそのはず、設計者は同じです。
名古屋のシンボルマーク的存在(外から眺める為のものとして)ですので、壊すわけには行かず、大金をかけて保存することになっています。
前回の繰り返しになりますが、お城も同じ発想で臨めばよい、と何度でも言わせてもらいます。
モノクロ写真は東京オリンピックの年のものです。
最近の写真と比べると随分空が広いです。
この「栄」界隈で昔からある建造物は、このテレビ塔と中日ビルぐらいのもので、このビルも数年後建て替えが始まります。
名古屋のダメなところは、歴史を感じさせるスポットを残す配慮に欠けている点です。
テレビ塔ひとつだけでは寂しすぎます。
人気都市ランキングが上昇しない“星の数ほどある”理由のひとつがこれだと思います。