日本の恥 昼夜二交代制 (前回の続き) | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

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あらゆる仕事の「生産性」がストレスなし!で劇的に上がる!というのですが、寸分のスキもない作業工程・人員配置が現場の人間のストレスの元ですので、本音は上層部のストレスを無くしたいのでしょう。

 

 

この本は管理者のためのマニュアルと考えられます。

 

 

この本では恐らく話題として取り上げられない悪魔のような昼夜二交代制は、戦後、本社で生まれたアイディアのようですが、

 

下請けが即座に“右に倣え”をして、現在も普通に行われている非人間的な労働体制 (動物だってちゃんと寝ているので、動物以下?)です。

 

 

一週間おきに昼と夜が入れ替わる人間の生理を無視した拷問に近い働かされ方で、定年頃には日勤だけの人に比べると10歳は早く老けるといわれています。

 

 

このように生き生きとした生活を送ることができない人々で構成される城下町に活気とか風格が生まれるとは思えません。

 

 

昼夜二交代の生活をしている遊び仲間がいましたが、ひたすら体調管理に気を配っていただけで、最後は自死に追い込まれてしまいました。

 

 

ウィークデーのアフターファイブにコンサート、講演会、美術館に赴く生活なんて夢のまた夢。

 

 

年がら年中スッキリしない頭ですので真剣に読書をすることもありません。

 

 

子供からは冴えないお父さんと判定されます。

 

 

これは支配者層にとっては好都合ですが・・・・

 

 

そこで、国際競争に勝つためには止むを得ないという反論が必ず出てくるのですが、たとえ経済面で勝っても、

 

相手の国民は楽しく生活している一方、こちらは命を削っているのです。

 

 

まず、残業・夜勤無しでも収入が現状維持されるよう経営者は努力すべきですが、それが無理なら労働者の方はあらる手段を講じてでも生き延びねばなりません。

 

 

一週ごとに昼夜が入れ替わるなんていう労働は世界が知ったら全くお話にならないくらい恥ずかしいことです。

 

 

この件につき、当の本人たちが声を上げることは出来ませんので、周りの人達がやらねばなりません。

 

 

同じ職場の所謂ホワイトカラー族が傍観を決め込むとすれば、ブラック企業家と共犯です。

 

 

同じ城下町でも金沢と名古屋の違いはこんな所にもあったのではないかと思ったのですが、

 

 

少し強引な結論だったでしょうか ね?

 

 

選挙の際の成功体験である“方言使い”をいつまでたっても止めない首長がイメージダウンに拍車を駆けている有様は別の機会に述べます。

 

 

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