先日このブログに書いた「帰国子女の自殺」 と同様「夜勤」も大手マスコミが触れてはならないテーマのようです。
ともに大企業の存亡を左右する大問題であることがポイントです。
ネットで検索して気付くのですが、海外の「夜勤事情」 については記事が上がってきません。
恐らく日本以外では「夜勤」は在り得ない話 で、一週おきに昼と夜が入れ替わる生活など考えられないのでしょう。
そのような生活が出来るからといって日本人が優れている(器用、適応力)等と、
今テレビで流行っている“日本スゴイですね”キャンペーンの風潮に乗ってはなりません。
眠らないで働く、そして慣れた頃に生活リズムが再び逆転というのですから生理学無視 の目茶苦茶です。
和風総本家の職人たちではあり得ない事で、基本的人権無視、明らかな憲法違反です。
医療、交通関係者等に“夜勤”はあるものの、彼らとて製造業の人々のパターンほど不自然ではなく、
直後の熟睡でリズムを取り戻しやすい状況が設定されています。
変則リズムに嵌まってしまうと、ただひたすら仕事に体をあわせることに集中し、
その後人間らしい生活を維持できない ワーキングマシンになってしまいます。
こんな一国だけの雇用形態を放置しておいて、国際競争力 もへったくれもありません。
間もなく始まる世界規模の大変革で、わが国の「夜勤」はなくなるでしょう。
そうすればコンビニの深夜営業も不要となり、深夜うごめく人はよからぬ人であるという昔の常識が復活するはずです。
成り行きによっては、今まで関わってきた社長連中にペナルティーが科せられるかもしれません。
(to be continued)