難民認定申請中かつ仮放免中で性犯罪 それが事実ならどう対処するのか日本は

 

この対処を誤ると日本における多文化共生は難しくなるだろう。

 

法的にも道徳的にも何ら問題なく日本で生活している外国人と、不法滞在など犯罪行為に及び法的にも道徳的にも問題がありながら日本に在留している外国人をしっかりと区別し対処しなければ、外国人全体に対する不信感が高まり、多文化共生の障害となることだろう。

 

日本における多文化共生を実現させたいのなら、外国人に対しても日本人と同様に責任を負ってもらうべく対処すべきだ。

 

これを曖昧にしようものなら、日本人からも、正しく日本で生活している外国人からも不信感と反感を買うことになる。

 

産経新聞 「女子中学生に性暴行の容疑者、難民申請中のクルド人 トルコ生まれ川口育ちの『移民2世』」

 

 

 

この事件が完全な事実だとしたら日本の法律に則ってしっかりと対処すべきだ。

 

最近よくある「不起訴、検察はその理由を明らかにしていません。」になったとしても、多文化共生を実現したいのなら、外国人への不信感を持たせないためにも出来る限り理由は明らかにすべきだと思う。

 

本来なら外国人に限らず不起訴の理由は明らかにして欲しい。

 

さて、埼玉県警、検察、日本政府はこの件をどう対処するか!

 

 

 

多文化共生のためには外国人だけでなく日本人の置かれた状況や背景も踏まえるべき

 

外国人の置かれた状況や背景だけを踏まえるばかりで、外国人による日本人に対する犯罪行為や迷惑行為、「精神病院に行け!」というヘイト発言などを蔑ろにし、日本人の置かれた状況や背景を踏まえないという筋の通らぬことをすれば、多文化共生は絶対に実現できない。

 

当然のこと!

 

「共生」と言いつつ、外国人の置かれた状況や背景だけを踏まえ、日本人の置かれた状況や背景を踏まえないのは変でしょ!

 

それでは本来の意味での「共生」ではなく「寄生」でしかない。

 

 

 

以前にブログで取り上げたクルド人によるデモへの「精神病院に行け!」発言

 

埼玉新聞 「『精神病院に行け』発言認め謝罪…日本クルド文化協会、デモでのヘイト発言を指摘 『死ね』は空耳と否定」

 

 

この件で多文化共生を研究する大東文化大学の教授が以下のように主張しているが・・・

多文化共生を研究する大東文化大学の渡辺雅之特任教授は埼玉新聞の取材に「言葉は文脈と関係性の中で意味を持つので、クルド人の置かれた苦しい状況や背景を踏まえる必要がある。『出ていけ』との発言は法務省が認める明らかなヘイトスピーチで、今回の発言はそれに対する抗議として正当性を持ち、『どっちもどっち』ではない」と指摘した。

 

埼玉新聞のコメント欄にも書いたが、

 

多文化共生を実現させたいなら、川口市や蕨市その周辺住民の置かれた状況や背景も踏まえる必要があるのでは?


お互いの状況や背景をお互いに踏まえることが多文化共生の前提でしょう。

 

それと、「今回の発言(精神病院に行け)はそれに対する抗議として正当性を持ち」とあるが、相手がヘイトスピーチしたからヘイトスピーチして良いのか?

 

法治国家である日本において、相手が自分の家族を殺害したからといって相手の家族を殺害したとして正当化できるのか?

 

法治国家日本においては正当化などできず、相手と同じ殺人犯に成り下がることになる。

 

 

 

そもそも、社会を律するための日本の法を無視し、相手と同じ犯罪行為で何とかしようとする思考で「共生」が実現できるのか?

 

社会において皆で共生するための法律を無視した瞬間に、「共生」という言葉が上っ面だけの偽善となる。

 

そうならないよう、お互いの状況や背景をお互いに踏まえ、社会において皆で共生するために定めた法律を遵守すべきであり、そのように生きる、生活することで多文化共生が実現できるのではなかろうか?

 

間違ったこと言ってますか?

 

外国人と日本人が共に生きるには、外国人の置かれた状況や背景を踏まえるだけでなく、日本人が多文化共生のために置かれた状況や背景も同時に踏まえなければ、真の多文化共生にはならんでしょ?ということ!

 

偽善や上っ面だけではダメ!

 

一方だけの置かれた状況や背景を踏まえるばかりで、一方の置かれた状況や背景を蔑ろにし、その一方にばかり妥協と我慢をさせ続ければ、結局、今の欧米諸国のような事態に陥るだけ!

 

何度も言うが、だからこそ!「お互いの状況や背景をお互いに踏まえることが多文化共生の前提」、「お互いに」が大切だと主張しているのだ。

 

 

 

日本において多文化共生を実現させるには

 

●外国人の置かれた状況や背景を踏まえること。

 

●日本人の置かれた状況や背景も踏まえること。

 

●日本社会を律するために定められた法律をお互いに遵守すること。

 

●外国人への漠然とした不信感や反感を生じさせないよう、不法滞在や犯罪行為に及んだ外国人と法律を遵守し生活している外国人をしっかりと区別し対処すること。

 

これらを徹底すれば多文化共生の実現も可能でしょう。