ははぅえの独り言☻猫とネコ犬 -12ページ目

ははぅえの独り言☻猫とネコ犬

イラスト、絵本、漫画描いたり、ぬいぐるみ作ったりしながら犬猫亀と暮らしてる人間。娘らがこう呼び始めて以降ずっと「ははぅえ」

《6月1日》

14時頃から行われた手術は一時間ほどで無事に終了。
「縦にメスを入れて脾臓を全摘出する予定ですが、胸が深いので状況によっては横にもメスを入れることになります。」と説明を受けていたが、夕方お見舞いに行ったら、縦に20cmの痕だけだった。

よかった。


⚠︎閲覧注意⚠︎
※腹部の手術痕画像あり(2、3枚目)








摘出した脾臓にはエコーで見た大きな腫瘍と、他にも小さな腫瘍がいくつもあった。
肝臓にも転移していたそうだ。


病理検査に出さないと断定はできないけど、血管肉腫かな…と、先生が言った。

病理の結果が血管肉腫だった場合の話をした。


抗がん剤治療はしないです。
手術もしないです。
現状の「痛い」と「しんどい」を、できるだけ軽くして、お家でゆっくり過ごしたいです。


これだけ伝えた。

先生は「そうしましょう」って
何回も頷いてた。


アシュリーの頭を撫でながら、
「ただの血腫の可能性もゼロじゃない。そうだった場合、もう一回手術頑張る価値は大いにあるから、しっかり食べて体力もつけとこうな」って言った先生の目が、とても優しかった。


我が家の四女、

ボルゾイのアシュリー。

2020/6/23

空へ駆け上がって行きました。

 



ここからは、

今回のアシュリーの記録を書いていきます。
アシュリーの記録というか、
超大型犬の介護記録というか。



同じような症状、

同じ病気を患ったコや、そのご家族に・・
少しでも情報が届けられますように。

  ・

  ・

  ・

  ・

  ・

  


《5月28日》嘔吐
アシュリーが吐くのは珍しい。
吐き気止めと胃薬で様子見。

《5月29日》
薬が効いたのか、朝から食事の催促。
通常通り食べそうな勢いだったけど、
いつもより少なめにして様子見。

《5月30日》
朝から元気がない。
吐いたとかじゃないのに、
ごはん要らないって言う。
アシュリーがごはんを食べないのは、かなり気になる。どんな時でも食べる子だから。
呼吸も気になる。
しんどそう。
……気になる。
明日は日曜だし、病院行っとこう。

午後、ぼーちゃんがお世話になった病院へ。

血液検査の結果は特に重要視しなければならないような数値はなく「ただの胃腸炎かなぁ」と診断されるレベルの数字たちが並んでいる。

「でも気になる。ちょっと気になる。気になるからエコーとってもいいですか?」
と、アシュリーのお腹を触りながら先生が言った。
先生は、ぼーちゃんの先生。
ははぅえは、とても信頼している。
先生が気になると言うなら、エコーでもレントゲンでもとってください。

結果、腹水を確認。
腹水を少し抜いてみると、血液が混ざっていた。
アシュリーを寝かせて、じっくりエコーをとる。
脾臓に5cmの腫瘍を確認。

血液検査の数値が悪くなかったのは、出血して間もないからだそうで、これから赤血球やらヘモグロビンやら色々下がってきますとのこと。

早く気づいてよかった。

とりあえず皮下点滴注射をしてもらい帰宅。
絶対安静。
月曜日に脾臓摘出手術となった。



帰って「脾臓 腫瘍」を検索した。

【脾臓腫瘍(血腹)】
脾臓腫瘍は犬の腫瘍の中でも比較的発生頻度の高い腫瘍の一つ。脾臓にできる腫瘤の中には良性の血腫や悪性腫瘍の血管肉腫や肥満細胞腫などがある。
脾臓の腫瘍は大きくなっても症状が認められずエコー検査やCT検査などで偶発的に発見されることもある。
脾臓にできものができると良性であれ悪性であれ急な出血を起こすことがあり、出血を起こすと急激に血圧が低下しショック状態に陥り、命に関わることもある。

【症状】
脾臓からの出血がない場合には、症状がない事もあるが、大きくなった腫瘤により腹部が腫れてきたり元気/食欲が低下することもある。
腹腔内で出血を起こすと通常ピンク色をした歯茎の色が白っぽくなったり、急激にぐったりすることもある。
より重度の場合には呼吸が荒くなったり、ショック症状が見られる場合にはできるだけ早急に診察・治療を行う必要がある。



※ここの病院のページが
とてもわかりやすかったので
リンク貼っておきます
↓↓↓


どのサイト見ても
いいことなんて一つも書いてなかった。


6月16日は
アシュリー10歳の誕生日

みんなで一緒にお祝いしたい。

まずは、
手術を乗り越えよう。


色んな不安に
頭の中を掻き回されながら
手術の日を迎えた。








午前中
アシュリーは空へ
上がって行った。


白い大きなモフモフは
白い小さなサラサラになったけど、
やっぱりピンクが似合ってて
可愛いことには変わりない。


愛おしい娘

大好き



これからは
どこに行くのも一緒。

ぼーちゃんも一緒。


今月の始めに
先に行ってしまった
仲良しのサンちゃん。

会えたかな。

ぼーちゃん、
ちゃんと道案内できたかな。



♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢
メッセージ、コメント、ありがとうございます。
公開していませんが、
全て読ませていただいてます。
とても嬉しいです。

ありがとうございます。



今朝
ピカピカの青空の中

ぼーちゃんが
アシュリーを迎えに来ました。


雲ひとつない
真っ青な空

ぼーちゃんは障害物に
よくぶつかる子だったからな。

きっと今日は
真っ直ぐ来れたんだね。





昨日のブログで、
キラキラのアシュリーを
アップしたところだったんだけどね。


今日はお手手だけ。




初めてあった時のアシュリーは
ピンクのリボンを着けてたの。

アシュリーはピンクが似合う。


ガーベラは
ははぅえの好きな花。


大切な娘が旅立つ
お花の道は

ピンクのガーベラで
いっぱいにするんだ。



悲しいけどね
寂しいけどね

6月3日に退院して
今日までの20日間は
最高に幸せだった。

本当に幸せだった。


ありがとう
また会おうね


大好き。

アシュリー10歳と6日

血管肉腫と共存中。


闘病中ではなく
共存中。


闘ってないからね。


残りの「いのちのじかん」を
できるだけうまく共存して
穏やかに過ごせるように、
頑張ってる。




この目、強いよね
「生きる」を感じる。


冷蔵庫を開ける度
首を上げるの。

動けないから
ソファーの上からなんだけど、
ジッとこっちを見るの。


「美味しいの持ってるんちゃうの?」


って、確認するの。

嬉しいよね。


食べたいものがあって、
それを伝えてくれてる間は
半強制給餌も続けようと思ってる。




昨日はお里のブリーダーさんが、
遠くから会いに来てくれた。

嬉しくて嬉しくて
ずっとニコニコだった。




大好きな人に会えて、
匂いを感じれて、
声が聞けて、
いっぱい触れ合えて、
幸せな時間。


見てて、嬉し泣きしそうになった。


家族以外でアシュリーが懐いてる人は
ほんとに数人しかいなくて、
その人たちには、
これでもか!ってくらいの
とびっきりの笑顔を見せるの。

その笑顔見るのが好きで、
遭遇できるような時間とコースを
考えてお散歩行ったりしてた。



ニッコニコの笑顔
見れて嬉しかった。





こっちもニコニコ。
お客さん来るなんて久しぶりで
もちろんアルマも大喜び。






涼しくなったら
アシュリーのお里、
遊びに行こうね。