QOLとQOD | 動物と人の自然療法『Wof!の毎日』

動物と人の自然療法『Wof!の毎日』

飼い主さまとペットのためのフィトセラピーWof!主宰。
日本アニマルフィトセラピー学術協会・愛犬救命協会理事長。
臨床検査技師、MR、臨床開発を経て、フィトセラピー中心に飼い主さまとペットへの自然療法を提案しています♥ 講師歴14年。受講者数3000名以上

今日は日本臨床栄養協会のレベルアップセミナーへ。

 
主にコメディカルスタッフが取得しているNRサプリメントアドバイザーという認定資格をもっています。
 
5年ごとに更新しなくちゃいけなくて、それには協会が認定する講座を受講して単位を取得する必要があるんですが、ほぼ土日に開催されるのでコツコツ重ねないとなかなか単位が取れません。
行ける時に行っとかないと~。大学生みたいだな。笑
 
 
今年は個人的に興味ある内容の講座が多いように感じています。
人の相談も増えているからかなぁ。
 
 
 
 
今日のテーマはこの2つ。
 
人向けですが、動物にも役に立ちそうな内容も含まれていました。
医療は人の方が断然研究が進んでいるので、知ってて損することはないです。

人間の医療では医者や看護師、薬剤師、栄養士、その他コメディカルスタッフが組んでチーム医療を行っているので、さまざまな立場の方からの専門的なお話はとても参考になります。
 
「運動」と一言で言っても
ダイエットのための運動
リハビリのための運動
アスリートのための運動
インスリン抵抗性を高めるための運動・・・
目的によって 少しずつ変わります。

私の立場は家庭でのケアを提案することなので、
専門的な目線と実際に取り入れやすい家庭の目線での
両面から考えるためにも常にアンテナを張っています。
 
動物が幸せになるためには一緒にいる人間も健康で幸せであること。
だから私は動物と人の両方の役に立つ正しい情報を発信できたらいいなと思います。
 
 
ある緩和病棟でのお話。
 
末期の小児がん患者のお子さんの食事
食欲はあまりないけれど、オムライスなら食べられるって
キャラクターや飾りつけを工夫した40才の男性の栄養士さんのお話。
 
全然食べられなくても、出てきたワンプレートランチを見るととても喜んで食事の時間を楽しめるようになったとのこと。
嬉しそうな様子の子供を見て親御さんや看護師さんの表情も代わり、病棟全体が明るくなったそうです。
 
 
食べること。
食べようとする気持ちをサポートすること。
ポジティブな気持ちがもたらす場のエネルギーの力。
 
これは人でも動物でも同じだと思います。
 
ナイトが1週間全く何も食べなくなったこと。
その後、持ち直して約1ヵ月ちょっと。
亡くなる前日までがんばって食べようとしてくれたこと。
 
その時の自分の気持ちを思い出しました。
 
 
QOL(Quality of life )
という言葉はすでに世の中に定着し、ペットさんや動物の暮らしにも少しずつ認知されてきているように思いますが(まだまだ一部ですけど)、、、
時代は QODQuality of death) を見つめる時期に来ています。


お兄が旅立つ前日の晩、元旦の画像です。
 
前日までよく食べて(大みそかはいちごパフェのいちご食べたね。^^)

当日もほんの少しだけど家の周りをお散歩できました。