まずは、過去記事の起業に関する
大変反響のあった記事を
お読みになってみて下さい。
ママ起業、起業女子が増えた分、
起業についての相談を受けること多々あり、
そして、弊社の温布®のメンバーの中にも、
それで起業をした人々も多く、
「起業したわいいが、継続するのが難しい」と
感じている人が多いようなので、
今日の記事参考にしていただけたらと思います。
SNSを見てもおわかりの通り、
あの起業女子は何処（いずこ）へ・・・
をみなさんも見たことがあるかもしれません。
1年以内に消えた人も多いです。
温布®のメンバーに関しても、
最初は「温布®でビジネスができる！」と
モチベーションは高かったものの、
「売れない…」（結局は何もしていないか
継続していないだけでもありますが）と、
活動ができなくなってしまう人もいます。
起業してなぜ継続できないかというと、
厳しい話にはなりますが、
やるべきことをやっていない
もしくは、継続していない
・・・ということ。
さらに、当たり前のことではあるのですが、
あなたが目指しているところに
ワクワク感や、高揚感、楽しい！
という気持ちがあるかどうか？
みんながやっていて、
なんかキラキラしているから
自分もやってみるか、または
競争心でやっていたりとか・・・
そのような薄い動機で始めた人は
まず続きません。
もし誰かにコンサル受けて、
それで成功しなかった人は
もうおわかりだと思うのですが、
そのコンサルタントが教えていることは、
もう既に、流行りの最中の内容か、
もしくは流行りはいつか廃れるものでして、
廃れかけているものを教えられているから。
起業したばかりの人が実業もしたことがない、
もしくは、起業経験はじめてなのに、
コンサルをやっている人も多く、
そのコンサルで提供されることは、
もう知り尽くされていることだったりします。
※初心者向けにはいいかもですね。
つまり、誰もが知っている情報で、
誰もがもう既にやっていることを
教えてもらってはじめたとしても、
その他大勢の中の人々がやっているような
ことであれば、なかなか継続的な
ビジネスにするには、人よりも
特別目立つ何かが在るとか、
人よりも10倍努力するとかがないと
難しいでしょう。
もし、その講師から教えられたことが、
良心的な金額だったら、よかったですね。
もし、法外なボッタクリ金額だったら、
人生の勉強代だと思ってください。
SNS事情は、
常に時代も流行も変わっていて、
もう教えられた時点では、
誰かがすでにやっていて、
流行ってもいて初心者が今からやっても
追いつかないことばかり。
ずっと同じことをやっているよりも、
常に先を見通す力、つまり先見の明と、
洞察力がないと、起業が流行っている分、
生き残りは難しい時代なのです。
ですから、ビジネスは少しずつ
新しいものを取り入れつつも、
停滞期が来る前に、市場調査しながら、
テスト的に違うものも提供するように
しないとですね。
特異性があったり、
類まれな才能と容姿があればまた別の話ですが、
今は、情報もやることも
出回りすぎている飽和状態。
で、起業したばかりの方に
まず、提案したいことは、
起業は一攫千金ではないので、
まずは小さな数字を確実にして
積み上げていくこと。
数字というのは、売上です。
（その前に、提供できる有形無形の商品が
あることが必須ではありますが）
おバカなコンサルはこう言います。
「値段は高く設定したほうが
価値があると思われるから
高いほうがよく売れる！」と。
それは一理あることを認めます。
人の心理を用いた打算的なトリックです。
一時的にうまくいくかもしれませんが、
継続性としては高額、と言うのは
無形の商品の場合、難しい一面があります。
しかし、私は感覚ではそれは
騙しの一種だと思っています。
スキルがないのに高く値段設定は
存続するのが大変です。
また高過ぎると知名度が広がりません。
お金だけで判断されてしまうことが
あるからです。
提供する価値と値段が
釣り合わないと、最初はやってのけても、
継続が難しく、いずれ崩壊します。
高額設定は悪くないのですが、
お金を出す側は、いつまでも続くものではありません。
「その金額は一般の人々にリピートされますか？」
・・・というところまで考えないで、
大きな網目のザルですくえりゃいいや、
的な打算ですと、ビジネスは続かないのです。
だから、集客が継続できずに終わっていく・・・
そこの理解がないと、値段設定に失敗しがちです。
もし、起業して以下のことをやっていたら
継続が難しい、または終焉が近いです。
それは・・・
起業でありがちな危険なパターン①
まずは、集客できるから値段あげちゃえー！
というやつ。人が集まるから、
どんどん上げていくパターン。
このような例があります。
美容系だったかな、最初3000円位での講座でしたが、
どんどん少しずつ少しずつ上げていき、
たった1年でその口座は十数万円にまで
上がっていました。3000円が十数万円・・・
上げ過ぎでしょ？それ。
お金に目がくらんで我欲が出たのでしょうか。
当然、その後は集客はできません。
安かった頃は数十人集まっていたようですが、
最終的には1桁台の人数しか集まりません。
高いので人数も少なくなっていき、
認知されず、あとは集客できずに消えていきました。
起業でありがちな危険なパターン②
集客できなくなったので、
来る人数が少なきゃ値段上げちまえ！で、
値段を上げる→するともっと集客できない。
客が来ないから、ビジネス終わる。
起業でありがちな危険なパターン③
最初の値段設定高い、しかしだんだんと
客が集まらないから、値段を下げれば来るかも？
と思い、逆に値段を下げる。
→これも同じく集客できなくなっていく。
なぜなら、今まで受けた人はもう受けない。
価値が下がったと判断するから。
起業でありがちな危険なパターン④
今までひとりでビジネスやってきたけど、
集客できなくなってきたから、
誰かに小判鮫し始め、その人を絶賛し続けたり、
その人の下につき、二番煎じを提供するようになると
もう終わりは近い・・・
10年間観察してきた、
起業した人の終焉になりやすいケースでした。
（当然例外も居ますこと、お伝えします）
つまり、集客できないからといって、
最初の値段から、高くしてもダメだし、
安くしてもダメ。それよりも停滞気味になる前に、
違う商品を考えたり、
または違うことをしたほうがいいのです。
起業女子難民のもうひとつの問題は、
起業して儲かっているふうにみせる、
幸せ風に見せることに重きをおいていて
堅実なお金の使い方をしておらず、散財して、
会社の体力である資金を
貯めていないというところ。
キツイ言い方でホントごめんなさい。
しかし、首絞められながらも
続けさせてもらいます。
資金があれば、
また新しいことができるのですが、
資金はセレブっぷりを見せるために
使ってしまっているので、
新しいこともする余裕がない。
会社には資金という体力が必要なのです。
GENKING現象にならぬよう。。。
セレブぶりを見せるため、
リア充アピールするために借金まみれ。
（リブランディングして彼（彼女）の場合
立ち直ったのでよかったです！）
派手な生活っぷりを魅せるのは
戦略のひとつかもしれませんが、
その物質的なものや金銭的なものを見せて
寄ってくる顧客は、ハッキリ申し上げますと、
同じく金銭的・物質的な心を持った人々でもあり、
すぐに飽きる性格の顧客でもあるのです。
なので、どういう顧客を相手にしていきたいのか？
と考えた時に、できれば、長く
提供する商品のファンであって欲しい、
そして、誠実な人が顧客にほしいと思えば、
起業人こそが誠実でなければならない、ということ。
ミニトークショーでもお話しましたが、
あなたが、顧客だったら、どういう人から
商品を買いたいと思うのか？
それを思い出してみて下さい。
もし、あなたがコーチなら、
どんなコーチからコーチングを受けたいでしょうか？
もし、あなたがエステティシャンだったら、
どんなエステティシャンから施術を受けたいでしょうか？
もしあなたが、起業コンサルタントなら、
どんなコンサルタントからコンサルを受けたいでしょうか？
答えが出たら、
あなたがその人のようになる、
ということです。
値段設定で失敗しない方法は、
まずは同業者のリサーチをとことんしてみて、
そして、その中で、自分は価格の松竹梅の
どの辺なのかを考え、そして顧客の層に関しても、
どの辺にターゲットを置くかを見極め、
その価格と同等、またはそれ以上の
価値を提供することです。
当たり前のことしか書いていないですが、
まずは基本のき、はそこです。
最後に、当然例外の人もいます。
ポーンと出て、高額設定でもいきなり儲かって、
そのまま十数年も継続している人も
中にはいることでしょう。
センスや外見容姿、カリスマ性、
話術やスキル・・・天は二物も三物も
与えられたような人もいますのでね。
今日の記事、何か参考になれば幸いです。
詳しくは、11月27日今治国際ホテルで行う、
温布®のメンバーたちとの勉強会で
お伝えいたします。忘年会もよろしくねー！
この仕事をしはじめて、人生初の
読者との交流の場。考えると緊張するので、
始まる1時間前から緊張するようにしますね（笑）
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