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家庭学習のやり方を学ぶ パパママのためのオンラインメディア

「学ぶことを楽しみ、生涯成長する情熱を持った人財を育てる」
個別指導塾で10年以上の小中高校生指導経験を持つ筆者が、お子様の将来を思うあなたに向けて、お役立ち情報やアイディアを配信します。

こんにちは!松本ひろみです。

 

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娘、塗り絵で鉛筆に慣れる作戦実施中。

 

そんな中、次の壁が見えてきました。

それは、「なぞることに苦手意識強すぎ」問題です。

 

 

 

 

鉛筆って、想像以上に扱いに慣れがいるツールのようです。これは3歳児のドリル学習を指導するまで盲点でした。

じゃあ、指でなぞる練習をしたらどうだろう?

そう考えて、鉛筆を横におき、指でなぞってもらうことにしました。

 

ですが、問題の根っこは思ったより深かった。

娘は指でなぞることも苦手に思っていたようだったのです。

 

 

 

 

「この線をなぞってね。」と指示を出すと、最初こそやってみるのですが、全く関係ないところに指が飛んでいってしまいます。

 

それを「違うよ」と指摘したが最後、もう、すぐに心のシャッターがぴしゃん!と閉じてしまう娘。

「むずかしい!できない!やらない!」

とぐずりはじめます。

 

「できなくてもいいよ、やってみようよ!」

と言っても、効果はありません。

 

ここで無理やりやらせたら、ドリルが嫌いになるんだろうなぁ………

今まさに、そんな瀬戸際に立っていることを、ビシビシと感じました。

 

 

 

 

せめて、ちょっとだけでも成功体験を積んで欲しいと思ったので、ドリルを横に置き、メモ帳での自由筆記に変更。

さらに、私が後ろからサポートして、とりあえず書ける!と実感してもらう方針に切り替えました。

 

そうするとなんとか、機嫌を直して取り組んでくれたものの……我が子の家庭学習サポートの難しい部分をヒシヒシ感じる今日この頃です。

 

この試練はまだまだ続きそう。

 

 

 

 

 

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こんにちは!松本ひろみです。

 

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びっくり作戦でなんとかやる気回復した娘!

 

ですが、すぐに次の問題が発覚してしまいます。

それは…"鉛筆が苦手"ということでした。

 

 

 

 

わたしが最初に準備したのは、「かず」と「めいろ」のドリルでした。

かずの方は楽しく上手に取り組めるものの、どうしてもめいろがうまくできない!!

 

娘も自分が上手にできないのを自覚している様子で、やる前から「できないー」「むずかしいーー」

と言って取り組もうとしません。

 

「できなくてもいいんだよ」

「とりあえずやってみようよ」

と声をかけるのですが、娘は頑なです。

 

「もうきょうはおわりにする。」

といって、ドリルを閉じてしまいました。

 

 

 

 

これまで、あまり鉛筆で何かを描くような遊びをおうちでしていなかった娘。

様子を観察した結果、どうも鉛筆の持ち方や扱いが不慣れなのか、思ったように動かせないようでした。

 

めいろのドリルの冒頭の内容は、直線を引く、ジグザグ線を引くなど、鉛筆が制御できないと難しい動きばかり。

 

もしかしたら、課題の内容が、今の娘のレベルに合っていないのかもしれません。

このままこのドリルをつづけると、娘はドリルをしなくなってしまうかも、と、そんな考えがふとよぎりました。

 

 

 

 

まずは鉛筆の使い方に慣れてもらわないといけません。

そこで、メモ帳にアンパンマンのイラストを模写して、塗り絵を作ってみました。

 

線を引くには、まずは鉛筆の扱いに慣れるところから。少しレベルを落として、まずは塗り絵に親しんでもらう作戦です。

 

この日はなんとか娘も気を取り直し、塗り絵に集中してくれました。

頑張ったね!

 

 

 

 

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大人が子どもに将来の夢を聞くとき、どうしても

「職業」での回答を期待する風潮があると感じています。

 

ですが、AIが台頭し、子どもたちの65%が将来、今までなかった職に就くと言われる現代です。

子どもたちに将来の夢を聞く時、大人サイドが、

これまでとは別のスタンスをとらなければならなくなってきています

 

 

 

 

将来の夢と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

 

お医者様になりたい?

スポーツ選手になりたい?

パティシエになりたい?

今時の流行りは YouTuberかもしれません。

 

このような回答を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。

 

ですが、ここで一度、考えてみていただきたいのです。

将来の夢って、”将来つきたい職業”のことなのでしょうか?

大人サイドのこの「思い込み」が、もしかしたら、子どもたちの思考の幅を狭めてしまっているかもしれません。

 

 

 

 

将来の夢は、何も職業だけではありません。

 

どんなライフスタイルを送りたいのか。

家庭を築きたいのかどうか、子どもを設けたいのかどうか。

自分はどんなことに喜びを感じるのか。

何より、どんな人間として成長したいのか。

このような将来像こそ、「将来の夢」なのではないのでしょうか。

 

今後時代が流れ、驚くべき職業が沢山出てくると思います。

そんな中でどんな職を選び取っていくのかは、なりたい将来像から逆算することが近道です。

 

 

 

 

授業をしていて、高校生からよく聞かれるのが、「将来の夢がよくわかりません」という声でした。

というのも、高校は進路という意味で大きな岐路に立たされる時期です。

まず、理系・文系の選択があり、そこから学部を選ぶ必要があります。

ここで何学部を選ぶかによって、将来どんな職業に就けるか決まってくる。

わからなくなって焦るのも当然です。

 

 ですがここで、迷っている生徒さんに、

「将来どんな生活を送りたい?」と伺うと、驚くほどスラスラと回答してくださいます。

「そういう風に考えたらいいんだ」と、目を丸くされる生徒さんが非常に多いです。

 

 

 

 

「将来の夢」ではなく、「将来どうありたいか」を聞く。

こうすることで、お子さんは自分のワクワクする未来を思い描くことができるようになります。

ぜひ、「将来どんな生活を送りたい?」と、お子さんに質問してみてくださいね。

 

 

こんにちは、松本ひろみです。

 

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指示を出しすぎるとプイッとなってしまう3歳児。
さて、どうするか?
ということで、試したのは、「びっくり作戦」です。

 

 

 


自分から取り組んだ時。いい取り組み方ができた時。
“褒める” 意識から、 “驚く” 意識に変えてみました。

すると、娘の反応が、わかりやすく変化しました。すごく「得意げ」になったんです(笑)

「え!すごい!!」「こんなんできるの!?」という反応をすると、娘はその反応を喜んだようです。

 

 

 

 

そういえば、思い当たることがありました。

息子が生まれた時、我が家は家族立ち会いのもと、助産院で出産しました。

分娩時も家族一緒に過ごしたので、息子が生まれる瞬間を、娘はばっちりみていたんです。

生まれた日の午後に、娘が一言。

「あかちゃん、おしりからでてきたよね〜」

みたことを自分なりに言葉にして伝えてくれたことにびっくりして、

思わず素の反応で「え!?すご!!!」と本気のリアクションを取りました(笑)

今思うと、その驚いたリアクションが嬉しかったのか、それからことあるごとに、「おしりからでてきたよね♪」と得意げに言ってきてたんです。

 

 

 

 

なるほど、驚いたらいいのか!

ということで、ドリル初日は、娘は楽しくドリルに取り組むことができました。
しかも1時間!小さいながら、ナイス集中力です。
ひとまずは、気分をのせる方法が掴めて一安心、といったところでしょうか。

 

ですが、ほっとしたのも束の間、次の問題がでてきました。




 

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こんにちは、松本ひろみです。

 

 

 

 

我が家には3歳の娘がいます。
この春から、とうとう年少さんです。

これまでの我が家の教育は「絵本の読み聞かせ」が中心でした。
その心は…日本語了解力を鍛えたかったから。
この取り組みは今後も継続していくとして、そろそろ鉛筆の練習もはじめていきたい!

ということで、ドリルを導入することにしました。

 

 

 

 

小さな子どもの勉強習慣は、保護者の働きかけが100%といっても過言ではありません。いかに机に向かって学ぶことを、日常の中で「当たり前のこと」にするかが重要だと思っています。

ですが、ここで一つの壁が…
「子どもが思うようにドリルをしてくれない!」という問題です。

 

 

 

 

個人差もある部分かと思うので、参考程度に。

我が家の娘ちゃんは、自分のやりたいことがすごくはっきりしているタイプです。
なので、指示に従わないことが多々ありました。
「これはこういう風にしてね」と指示を出しても、「こうしたーい」と言って別のことをやってしまう感じですね。

そこで、「違う違う!これはこうやねん!ほら、こうして!」と、言ってしまうと……

「むずかしーい。できなーい。ママやってー」となってしまい、ぷいっと逃亡。

ついついこんな言葉をかけてしまい、あえなく逃げられてしまいました。
この言葉は、彼女のやる気を削いでしまったようです。

 

 

 

 

ちびっ子には一つの言葉が命取りですね。
そこで、次の日。ひろみん先生、どうするか考えました。
その方法と結果は、次の投稿で。

 

 

 

 

 

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