こんにちは。
家庭学習から中学受験を成功させる!中学受験トレーナー、松本ひろみです。
このブログでは、「中学受験をお子さんの主体性を磨く教材にしましょう!」ということを繰り返しお伝えしています。
では、主体性を磨く中学受験生活を送るには、どうすれば良いのでしょうか?
今回は、「これだけはやってほしい!」とわたしが考える内容をシェアしたいと思います。
それは、「目的意識をもった行動を積み重ねる」ことです。
- 今日の授業では、何の知識を得たいのか。
- この宿題をすると、何ができるようになるのか。
- この模試を受けて、何を実験したいのか。
一つ一つの行動に、事前に「達成目標」を設定します。
そして終了後、それを達成できたかどうかを検証していきます。
ポイントは
この時、必ずしも目標を達成している必要はないということです。
目標を達成できなかったのであれば、
・なぜ今回は達成できなかったのか?
・何があれば達成できたと思うか?
・逆に、何をしなかったから達成できなかったのか?
などを細かく分析し、そこからまた次回の「達成目標」を立てていきます。
これを繰り返して、最終到達点に近づいていくのです。
この目標を立てたあとの検証と次に向けた目標設定こそが、主体性を磨くための最大のポイントと言えます。
この目標設定を、まずは中学受験に関わることからスタートしてみてください。
目の前に「テスト」や「成績」というわかりやすい目標があるため、取り組みやすいかと思います。
ここでぜひ、お願いしたいことがあります。
ぜひ、お子さんと保護者様で、一緒に目標設定と振り返りを繰り返して行っていただきたいのです。
わたしの経験上、最初から一人でこの目標設定が上手にできるお子様は、ほとんどいません。
なぜなら、残念ながら、今の小学校生活では、分析的に考える練習を習う機会がほとんどないからです。
このような思考は、大人になった時、社会に出て仕事をし始めてようやく身をもって体感できるところがあります。
なので、ぜひ最初は、保護者様がサポートしてあげてください。
目的意識を持って、一つ一つの行動に達成目標を設定していくことが、中学受験で主体性を磨くための具体的な行動です。
お子さまの目標設定を引き出し、それを育てていく。
最終的には、ご自分で目標設定されることが上達され、受験勉強のみならず、生活のあらゆる側面で、この取り組み方を使いこなせるようになることができるようになります。
ぜひ、参考にされてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
良い1日をお過ごしください。
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