「むずかしいからできない、やらない」問題 | 家庭学習のやり方を学ぶ パパママのためのオンラインメディア

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こんにちは!松本ひろみです。

 

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娘、塗り絵で鉛筆に慣れる作戦実施中。

 

そんな中、次の壁が見えてきました。

それは、「なぞることに苦手意識強すぎ」問題です。

 

 

 

 

鉛筆って、想像以上に扱いに慣れがいるツールのようです。これは3歳児のドリル学習を指導するまで盲点でした。

じゃあ、指でなぞる練習をしたらどうだろう?

そう考えて、鉛筆を横におき、指でなぞってもらうことにしました。

 

ですが、問題の根っこは思ったより深かった。

娘は指でなぞることも苦手に思っていたようだったのです。

 

 

 

 

「この線をなぞってね。」と指示を出すと、最初こそやってみるのですが、全く関係ないところに指が飛んでいってしまいます。

 

それを「違うよ」と指摘したが最後、もう、すぐに心のシャッターがぴしゃん!と閉じてしまう娘。

「むずかしい!できない!やらない!」

とぐずりはじめます。

 

「できなくてもいいよ、やってみようよ!」

と言っても、効果はありません。

 

ここで無理やりやらせたら、ドリルが嫌いになるんだろうなぁ………

今まさに、そんな瀬戸際に立っていることを、ビシビシと感じました。

 

 

 

 

せめて、ちょっとだけでも成功体験を積んで欲しいと思ったので、ドリルを横に置き、メモ帳での自由筆記に変更。

さらに、私が後ろからサポートして、とりあえず書ける!と実感してもらう方針に切り替えました。

 

そうするとなんとか、機嫌を直して取り組んでくれたものの……我が子の家庭学習サポートの難しい部分をヒシヒシ感じる今日この頃です。

 

この試練はまだまだ続きそう。

 

 

 

 

 

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