こんばんは。
ウィズブライトの松本好加でございます。
本日まで東京3日間滞在。
らせん美で始まり、らせん美で終わる濃い時間を過ごしました。
初日、
国際北斎学会in tokyoに参加いたしました。
え?なぜ葛飾北斎??
そう、一見、らせん美と繋がりがないようでとても深いところで導かれるようにご招待いただきました。
では、この絵をご覧ください。葛飾北斎「夏の朝」
(三井記念美術館のチラシを拝借いたしました)
浮世絵というものは芸者でも遊女を描く作品が多い中、
この夏の朝は、普通の若妻が、旦那様が起きる前に身支度を整える姿だそうです。
学会の主催者の方は、「今、こんな女性は日本に存在しません」と言い切っておられました。
でも、私は、これはらせん美で叶う!と思ったのです。
浮世絵が描く姿が現存?今も息づいている??
ご招待をうけたのは、北斎を愛する皆さまが、酒井淑恵の造形に深く興味を持ったから。
らせん美の身体のゆらぎは、全く新しいものではなく、日本という国に息づいているある姿なのです。
あなたが存在していること自体が美しい
だからもっと堂々とあなたの美しい姿を見せてください。
日本人の誇りを忘れないでください。
普段の日常に流されないで、
あなたという美しい存在があるのだから、
誇りを持って美しさを表現してほしい。
それが、酒井を突き動かす原動力になっているのだと思います。
北斎に描かれた、肉筆画。
絵の世界での表現ではなく、元々兼ね備えている女性の美しさ。
そこにある美しさ、そして生き生きといつまでも瑞々しく・・・
らせん美と浮世絵が繋がった瞬間でした。
ウィズブライト
松本好加