フィックス的ヴィンテージ考察②
前回に続いて“ヴィンテージ”に関してのお話です
今回は日本での“ヴィンテージ”に対する一般的な認識について、
これまでの経験上感じている特徴を書いてみたいと思います
1.世界中のヴィンテージ評価について、ボルドー地方の評価と
一緒にされている方が多く見受けられる
→当然産地が違えば、ヴィンテージの評価も変わるわけですが、
ボルドーの評価=世界中の評価と認識されている方が意外と
多い気がします
(例:2000年は全ての産地でグレートヴィンテージと思われている事が多い)
それだけボルドーが日本では流通しているという事かなと思います
2.グレートヴィンテージのワインは美味しく、オフヴィンテージのワインは
不味いと思われている方が意外と多い
→実際は余程酷いヴィンテージでない限り、飲み頃を早く迎えるというだけで、
決して不味いわけではありません。
また、少なくとも現在飲み頃の範囲内にあるヴィンテージでそこまで
酷いといえるヴィンテージはありません。
考え方としてはそれぞれのヴィンテージの個性を楽しむ事が大事かなと思います
ただし、熟成したワインは独特の味わいを持っていますので、
お好みに合わないという可能性は否定できませんが…
以上のような事が、日本におけるヴィンテージに関する一般的認識として
あるように思います。
これを踏まえて、また次回書いていきたいと思います
では、では。。

今回は日本での“ヴィンテージ”に対する一般的な認識について、
これまでの経験上感じている特徴を書いてみたいと思います

1.世界中のヴィンテージ評価について、ボルドー地方の評価と
一緒にされている方が多く見受けられる

→当然産地が違えば、ヴィンテージの評価も変わるわけですが、
ボルドーの評価=世界中の評価と認識されている方が意外と
多い気がします

(例:2000年は全ての産地でグレートヴィンテージと思われている事が多い)
それだけボルドーが日本では流通しているという事かなと思います

2.グレートヴィンテージのワインは美味しく、オフヴィンテージのワインは
不味いと思われている方が意外と多い

→実際は余程酷いヴィンテージでない限り、飲み頃を早く迎えるというだけで、
決して不味いわけではありません。
また、少なくとも現在飲み頃の範囲内にあるヴィンテージでそこまで
酷いといえるヴィンテージはありません。
考え方としてはそれぞれのヴィンテージの個性を楽しむ事が大事かなと思います

ただし、熟成したワインは独特の味わいを持っていますので、
お好みに合わないという可能性は否定できませんが…

以上のような事が、日本におけるヴィンテージに関する一般的認識として
あるように思います。
これを踏まえて、また次回書いていきたいと思います

では、では。。
フィックス的ヴィンテージ考察①
ワインは非常に奥が深く、ソムリエの資格を持っている私も日々勉強を続けているわけですが、
ワインがよくわからないと言う方に少しでもワインの世界に足を踏み込んでいただけるように、
今回からいくつかのテーマで記事を書いていきたいと思います
まずは“ヴィンテージ”についてのお話です
“ヴィンテージ”という言葉は、ワインを語る上でよく聞く言葉かと思いますが、
どういった事でしょう
おそらく日本での“ヴィンテージ”という言葉の一般的なイメージは、
「年代物」や、さらに「年代物の逸品」というようなイメージがあると思います。
“ヴィンテージ”は英語の「vintage」からきていますが、
元々の語源であるといわれているフランス語の「vendange」という単語は、
ブドウを収穫するという意味を持っており、
そこから同一年に一定の区域から収穫されたぶどうのみを使って醸造されるワイン、
また、そのワインに使われたぶどうの収穫年を指し、
いわゆる当たり年のワインを指すようになったと言われています。
そしてフランスワインの一番の輸入国であったイギリスで当たり年の高級ワインの代名詞として、
「ヴィンテージワイン」という言葉が使われるようになり、
さらに「年代物の高級ワイン」ばかりでなく、
年代物の楽器・カメラ・衣料品・くるまなどの希少品の意味に用いられるようになったようです。
(※色々な説があると思いますが、上記はその内の1つの説です。)
話が違う方向に進んでしまいましたので元に戻しましょう
ワインの世界での“ヴィンテージ”は、「ワインに使われたぶどうの収穫年」を意味しています。
ブドウは農作物ですから、当然その年の気象条件によって出来、不出来が大きく左右されます。
ですからワインの原料であるブドウの作柄が違えば、
そのブドウから造られるワインの出来にも大きな影響を与えます
長くなりましたので今日のお話はこれくらいにしておきます。
次回からこの“ヴィンテージ”について『フィックス的ヴィンテージ考察』を、
ディープに書いていきたいと思います
よろしければ最後までお付き合い下さい。
ガンバリマス…
では、では…
ワインがよくわからないと言う方に少しでもワインの世界に足を踏み込んでいただけるように、
今回からいくつかのテーマで記事を書いていきたいと思います

まずは“ヴィンテージ”についてのお話です

“ヴィンテージ”という言葉は、ワインを語る上でよく聞く言葉かと思いますが、
どういった事でしょう

おそらく日本での“ヴィンテージ”という言葉の一般的なイメージは、
「年代物」や、さらに「年代物の逸品」というようなイメージがあると思います。
“ヴィンテージ”は英語の「vintage」からきていますが、
元々の語源であるといわれているフランス語の「vendange」という単語は、
ブドウを収穫するという意味を持っており、
そこから同一年に一定の区域から収穫されたぶどうのみを使って醸造されるワイン、
また、そのワインに使われたぶどうの収穫年を指し、
いわゆる当たり年のワインを指すようになったと言われています。
そしてフランスワインの一番の輸入国であったイギリスで当たり年の高級ワインの代名詞として、
「ヴィンテージワイン」という言葉が使われるようになり、
さらに「年代物の高級ワイン」ばかりでなく、
年代物の楽器・カメラ・衣料品・くるまなどの希少品の意味に用いられるようになったようです。
(※色々な説があると思いますが、上記はその内の1つの説です。)
話が違う方向に進んでしまいましたので元に戻しましょう

ワインの世界での“ヴィンテージ”は、「ワインに使われたぶどうの収穫年」を意味しています。
ブドウは農作物ですから、当然その年の気象条件によって出来、不出来が大きく左右されます。
ですからワインの原料であるブドウの作柄が違えば、
そのブドウから造られるワインの出来にも大きな影響を与えます

長くなりましたので今日のお話はこれくらいにしておきます。
次回からこの“ヴィンテージ”について『フィックス的ヴィンテージ考察』を、
ディープに書いていきたいと思います

よろしければ最後までお付き合い下さい。
ガンバリマス…

では、では…
“レ・ザルム・ド・ラグランジュ 1999”
皆様ご無沙汰しております。
久しぶりの更新は、テイスティングレポートです
年末・年始にバタバタとしている中でいくつかのワインを飲む機会があったのですが、
その中から第一弾として報告します
“レ・ザルム・ド・ラグランジュ”と言えば、そうです…ボルドー格付けシャトーの中で、
最も日本人になじみのある“シャトー・ラグランジュ”が造る辛口白ワインです
ラベルを見てオヤッと思われた方もいるかもしれません。
“ラグランジュ”はAOCサン・ジュリアンですが、このワインはAOCボルドーとなって
います。
これはサン・ジュリアンのAOCは赤ワインのみしか名乗れないからです
畑じたいは同じ敷地内にあるのですが、白ワインはサン・ジュリアンではなくAOC
ボルドーとなります。
他に有名なところでは、“ムートン・ロスシルド”が造る“エール・ダルジャン ”や、
“シャトー・マルゴー”が造る“パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー”なども
同じようにAOCボルドーの白ワインです
話がそれてしまいましたが、今回の“レ・ザルム・ド・ラグランジュ ”、ヴィンテージは
1999年です。
ボルドーの白ワインが10年熟成するとどうなるでしょう
まず、色は輝きのある黄金色。
同じ“レ・ザルム・ド・ラグランジュ ”の2007年と比べてあきらかに濃い色合いになって
います。
しかしながら色合いだけで判断すると、まだまだ熟成するポテンシャルは持っていそう
です
次に香りは、若い内に感じられるソービニョン・ブラン由来の柑橘系果実やハーブの
香りはあるものの、熟成した事でセミヨンが持つふくよかな蜜蝋のような甘い香りが
より強く感じられるようになっています
またヴァニラ香もありますが、強烈な印象は無く控えめで、ボルドーブランの爽快さを
邪魔しない程度です。
ゆっくりとグラスを回し香りを楽しんだ後、口に含んでみると、非常に重厚なボリューム
があり、穏やかな酸とまろやかな果実味がいい具合でまとまっています
元々バランスの良い飲み口が身上のワインですが、熟成とともにより高い次元でバランス
しており、もしブラインドでテイスティングしたら3千円代の白ワインとは思えないかも…
と思ってしまいました
色を見て判断したとおり、まだあと5年は楽しめるだけのポテンシャルが感じられました。
本当に美味しいワインでした
ちなみにこのワインに合わせてお刺身をいただいたのですが、控えめなヴァニラ香の
おかげでケンカする事無くどちらも美味しくいただけました。
他にあわせるとしたら、チキンのグリルやクリームソース系のパスタなんかもいいかも
しれませんね。
もちろんワイン単体でも充分楽しめる、充実した味わいのワインでした
では、では。。
久しぶりの更新は、テイスティングレポートです

年末・年始にバタバタとしている中でいくつかのワインを飲む機会があったのですが、
その中から第一弾として報告します

“レ・ザルム・ド・ラグランジュ”と言えば、そうです…ボルドー格付けシャトーの中で、
最も日本人になじみのある“シャトー・ラグランジュ”が造る辛口白ワインです

ラベルを見てオヤッと思われた方もいるかもしれません。
“ラグランジュ”はAOCサン・ジュリアンですが、このワインはAOCボルドーとなって
います。
これはサン・ジュリアンのAOCは赤ワインのみしか名乗れないからです

畑じたいは同じ敷地内にあるのですが、白ワインはサン・ジュリアンではなくAOC
ボルドーとなります。
他に有名なところでは、“ムートン・ロスシルド”が造る“エール・ダルジャン ”や、
“シャトー・マルゴー”が造る“パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー”なども
同じようにAOCボルドーの白ワインです

話がそれてしまいましたが、今回の“レ・ザルム・ド・ラグランジュ ”、ヴィンテージは
1999年です。
ボルドーの白ワインが10年熟成するとどうなるでしょう

まず、色は輝きのある黄金色。
同じ“レ・ザルム・ド・ラグランジュ ”の2007年と比べてあきらかに濃い色合いになって
います。
しかしながら色合いだけで判断すると、まだまだ熟成するポテンシャルは持っていそう
です

次に香りは、若い内に感じられるソービニョン・ブラン由来の柑橘系果実やハーブの
香りはあるものの、熟成した事でセミヨンが持つふくよかな蜜蝋のような甘い香りが
より強く感じられるようになっています

またヴァニラ香もありますが、強烈な印象は無く控えめで、ボルドーブランの爽快さを
邪魔しない程度です。
ゆっくりとグラスを回し香りを楽しんだ後、口に含んでみると、非常に重厚なボリューム
があり、穏やかな酸とまろやかな果実味がいい具合でまとまっています

元々バランスの良い飲み口が身上のワインですが、熟成とともにより高い次元でバランス
しており、もしブラインドでテイスティングしたら3千円代の白ワインとは思えないかも…
と思ってしまいました

色を見て判断したとおり、まだあと5年は楽しめるだけのポテンシャルが感じられました。
本当に美味しいワインでした

ちなみにこのワインに合わせてお刺身をいただいたのですが、控えめなヴァニラ香の
おかげでケンカする事無くどちらも美味しくいただけました。
他にあわせるとしたら、チキンのグリルやクリームソース系のパスタなんかもいいかも
しれませんね。
もちろんワイン単体でも充分楽しめる、充実した味わいのワインでした

では、では。。