繁盛店をつくる人材育成の方法 -438ページ目

挨拶ができないお店の勘違い

挨拶ができないスタッフはどうしたらいいのか?

こんにちは、菅(すが)です。
 
先日、今お手伝いをしているヘアサロンの店長さんからこんなご質問をいただきました。
 
───
 
挨拶やお礼、敬語など言葉遣い問題があるスタッフがいるんです
どうしたらいいでしょうか?
 
───
 
特にヘアサロンやエステサロン、ネイルサロンなど、サロンの経営者さんからこれと似たようなご相談をいただくことが多いです。
 
なるほど、接客業ですから言葉遣いは気になりますよね?
 
そんなときにどうしたらいいのか?
 
いろんな対処ができるのですが、まずしてほしいのがこれ。
 
そのスタッフがどうなりたいのか?ということの確認
 
あのね、私がこの仕事を長年続けてきて一つ痛感していることがあります。
それは何かというと・・・、
 
やる気がないスタッフには何をしても無駄
 
ということ。
冷たいような言い方ですが、
 
本人が「 変わりたい 」そう思わなければこちらが何をしても上手くいきません。
 
自分のことだってコントロールしきれないのに、赤の他人を自分の思い通りにしようなんて都合のいいことはできないんですね。
 
ただね、だからと言って、
 
やる気がないスタッフは変わらないからなにをしても無駄!!
 
そう勘違いしてしまうのはあまりにももったいないことです。
なぜなら、
 
やる気がないスタッフは2種類に分けられる
 
という事実があるから。
どういう事かということ、こういうことです。
 
  1. 本当にやる気がない
  2. 本当はやる気があるのだけれど何をしたらいいのか解っていない
 
つまり、
 
やる気が無いように見えて本当はやる気があるスタッフもいる
 
ということです。
そんなスタッフならきちんとサポートをすれば放っておいても変わってくれるものです。
 
たとえば、
 
あなたのサロンで言葉遣いがどうしても気になるスタッフ
 
そんなスタッフがいたとします。
そんなときに、あなたならどうします?
 
普通は、
 
言葉遣いを教え込んで徹底的に指導する
 
ということをしたくなりますよね?
これ、確かに正しいんですが、ほとんどの場合上手くいきません。
なぜなら、
 
途中であなたが指導するのに疲れちゃうから
 
ちょっと、あなたのお店が一番忙しい状況をイメージしてみてください。
 
お店が一番忙しい状況でも挨拶の指導をきちんとする
 
これ、出来ますか?
たとえばね、
 
週末などお客さんが集中したときにそのスタッフが挨拶しなかったとします
 
その時に、一度でも、
 
「 忙しかったから今回はしょうがないよね・・・ 」と黙認してしまったら即アウト
 
だって、そのスタッフから見たらそれは矛盾です。

「 挨拶は必ずしなくてはいけない 」そう指導されていたのに・・・
 
「 忙しいときはあいさつしなくても大丈夫だった 」

そうなったときに、そのスタッフは、きっとこう思うはずです。
 
「 なるほど、『 挨拶しろ 』とさんざん言ったけど忙しければ文句言われないんだ 」
「 あの人の言うことはその程度だから適当に合わせておこう 」
 
もし、そうなったらどれほど指導したとしても逆効果です。
だから、
 
「 挨拶できるようにきちんと指導しよう 」そう考えるのならよほどの覚悟が必要です
 
でも、
 
普通はそこまでの覚悟をもって行動しなくても大丈夫

なぜなら、先ほども言ったように、やる気が無いように見えるスタッフには、
 
「 本当はやる気があるのだけれど何をしたらいいのか解っていない 」というスタッフもいるから
 
もし、あなたのサロンのスタッフがそんな状況なのだとしたら、変わることは難しくありません。
なんせ、本人はやる気があるのですから。
 
では、最後に、
 
「 本当はやる気があるのだけれど何をしたらいいのか解っていないスタッフ 」はどうしたら変わるのか?
 
というお話をしておきますね。
じつは、そのお話はすでにこの記事の冒頭でしています。
 
つまり、
 
そのスタッフがどうなりたいのか?ということの確認
 
これですね。
例えばね、そのスタッフに、
 
「 あなたはスタイリストとしてどうなりたいですか? 」
 
と聞いたとします。
そして、そのスタッフが、
 
お客さんから「 私の髪は○○さんじゃないとダメなんですよ 」と言ってもらえるようになりたいです
 
と言ったとしますね。
さて、そこで考えてみてください。
 
「 私の髪は○○さんじゃないとダメなんですよ 」と言われるスタイリストになったとしたらそれは何をしたときでしょう?
 
もちろん、技術力も必要でしょうが、そんなスタイリストさんになるには、
 
気持ちのいい挨拶やお礼、丁寧な言葉遣いも必ず必要になってきますよね?
 
逆に、今のように、
 
挨拶やお礼、丁寧な言葉遣いもできずに接客を続けていたらどうでしょう?
 
きっと、
 
お客さんからの指名はどんどん減って「 私の髪は○○さんじゃないとダメなんですよ 」とは言ってもらえないスタイリストになる
 
そう思いませんか?
つまりね、
 
挨拶やお礼、丁寧な言葉遣いはそのスタッフさんがしたいこととつながっている
 
ということです。
ただし、だからといって、
「 言葉遣いを教え込んで徹底的に指導する 」ということはしないでくださいね。
それは、先ほども言ったようになかなかうまくいかないですから。
 
ではどうしたらいいのか?
 
答えは簡単です。
 
  • 一緒に働いているスタッフで「 私の髪は○○さんじゃないとダメなんですよ 」と言われているスタイリストは何をしているか?それをミーティングで発表してもらう
  • 「 私の髪は○○さんじゃないとダメなんですよ 」と言われるスタイリストになったとしたらそれは何をしたときだと思う?と本人に聞く
  • 「 私の髪は○○さんじゃないとダメなんですよ 」と言われるスタイリストになるために手伝えることはある?と本人に聞く
以上です。
そして、そのための第一歩として、

「 あなたはスタイリストとしてどうなりたいですか? 」と聞いてあげる
 
挨拶やお礼、敬語など言葉遣い問題があるスタッフがいるのなら、言葉遣いを指導するよりその方が早く効果が出たりするものですよ。
 
ぜひ、頭の隅に入れておいてくださいね。
 
このお話しは こんな美容院は100%つぶれる の第5章と合わせて読むと理解しやすいです。
 
もし、お手持ちならぜひ読み返してみてくださいね。
 
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
 

話を聞くときにどう聞いたらいいのか?

こんにちは、菅(すが)です。
 
 
話を聞くということに関してご質問をいただきました
 
なるほど、
 
「 話を聞いてください 」と言われても具体的には何をしたらいいのか?
 
それはわかりませんよね。
せっかくの機会なので、このブログを読んでくれているあなたともシェアしておきますね。
 
まず、いただいたご質問です。
 
───
 
話を聞くというとどう聞いた方が良いのでしょう?
 
───
 
はい。
そのままですね。(笑)
 
話を聞くといっても具体的にはどう聞いたらベストなのか?
 
ということが気になるというお話です。
もちろん、話を聞くのにルールなんてありません。
 
「 ただひたすら話を聞く 」という事に気を付けていただければ、どう聞いていただいてもOKです
 
意外と自己流の方が上手くいくことも多いですし。
ただ、初心者ならばこんな方法がおすすめです。
 
では、どうぞ。
 
話を聞くとは具体的には何をするのか?
 
  1. 黙る
  2. 60秒待つ
 
以上。
メチャクチャ簡単でしょ?(笑)
 
慣れていないと話を聞くときに、
 
「 いいことを話してくれたら褒めなければ 」
 
とか、
 
「 きっと不思議に思うから話を聞く理由を説明しなければ 」
 
とか、
 
「 せっかっく話を聞かせてくれたのならそれを生かさなければ 」
 
とか、
 
「 話がうまく出てこないのならサポートしてあげなければ 」
 
なんて思っちゃいがちですよね。
確かにスタッフの成長を考えると「 アレコレとしなくてはいけない 」なんて思ってしまうものです。
 
でも、
 
実は、
 
話を聞くときにあなたがすることは何もありません
 
しいて言えば、
 
ただ黙って待つ
 
それだけです。
具体的に説明すると、こんな手順になります。
 
───
 
「 ○○を聞かせて 」とお願いする
 
そして、
 
  • 相手が見当違いなことを話し始めてもただ黙る
  • 相手が何も話せなくてもただ黙る
  • 相手が「 なぜこんなことを聞くのですか? 」と言うのなら「 聞きたいと思ったから 」と言って黙る
  • 沈黙が続いてもただ黙る
  • ほかのスタッフが横やりや助け舟を出そうとしても「 今は○○さんに聞いているから黙っていて 」と言ってただ黙る
もし、そうやってあなたが黙ったときに沈黙が続くようなら、
 
黙ったまま60秒待つ

そして、
 
話が出てきたら「 聞かせてくれてありがとう 」と言う
60秒後まで黙っていたら「 考えてくれてありがとう 」と言う
 
───

以上です。
こんな簡単なことならできない理由なんてないでしょ?
 
ただね、
 
この話をすると・・・、
 
「 そんなことをして意味があるのですか!? 」
 
と、不思議そうな顔で質問されるのがお約束です。
 
その気持ちは、よーーくわかります。
確かに変ですからね。(笑)
 
でもね、
 
黙って60秒待つのに何の意味があるのか?
 
それは、
 
実際に黙って60秒待ってみた人にだけ説明できること
 
なんですよ。
逆に、
 
実際に試す前の人には絶対に理解できません
 
ですから、ぜひ、試した後にもう一度質問してくださいね。
さて、最後におさらいです。
 
話を聞くときにどう聞いたらいいのか?
 
こう聞いてください。
 
───
 
「 ○○を聞かせて 」とお願いする
 
そして、
 
  • 相手が見当違いなことを話し始めてもただ黙る
  • 相手が何も話せなくてもただ黙る
  • 相手が「 なぜこんなことを聞くのですか? 」と言うのなら「 聞きたいと思ったから 」と言って黙る
  • 沈黙が続いてもただ黙る
  • ほかのスタッフが横やりや助け舟を出そうとしても「 今は○○さんに聞いているから黙っていて 」と言ってただ黙る
もし、そうやってあなたが黙ったときに沈黙が続くようなら、
 
黙ったまま60秒待つ

そして、
 
話が出てきたら「 聞かせてくれてありがとう 」と言う
60秒後まで黙っていたら「 考えてくれてありがとう 」と言う
 
───
 
実際に試してみて気が付いたことや、疑問に思うことがあればまたご連絡ください。
 
 
あなたの感想やご質問をいただけるのを楽しみにしていますよ。

それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。