失恋した子供に親が出来ることって何? -107ページ目
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SAW(ソウ) スリラー映画

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この映画はR-15指定です。


残酷といえばそうですけどスリリングなところの方がメインかなぁ? ────



突然「おもしろそうだから、(レンタルショップで)借りてきて」


と言うので借りて一緒に見ました。



ホラー映画というジャンルとはちょっと違うからスリラー映画かなぁ、、、。


邦画なら「バトルロワイヤル」みたいな感じがしました。


精神的に追い詰めるシーンと痛々しいシーンがリアルで疲れました。


彼はそんなシーンも淡々と無表情で見ていました。


「なんだか微妙・・・・」そう言いました。


R-15指定なのに平気です。


そもそもR-15指定のボーダーラインって?


私にはよくわかりません。


リアリティがありすぎると後で気分が悪くなります。


逆にオーバー過ぎると引きます。


「ありえねぇ~」


ココロのどっかで客観視して冷めます。


私はホラーは好きですが、痛々しいのは苦手なのでこれは嫌いです。




さて


彼にはこの映画がどう映ったのでしょうか?


予想どおりだった?

大したことなかった?

刺激が足りない?


感想はあえて聞きませんでした。


そもそもなんで今この映画なんだろう?


そっちの方が気になるよ。





学校休みました

今日起きたらリビングに彼が寝ています。


どうやら2階の自分の部屋に行くのが面倒だったようです。


たこ焼きを食べた形跡があります。


「おなかがごろごろする、今日休んでいい?」


薬を飲んでトイレに行こうとするのでズル休みとは考えにくいです。


休ませることにしました。


今はシュークリームを1個だけ食べてテレビを見ています。


昨晩23時、海に行くといって出て行き1時間ほどで戻ってきたそうです。


その後おなかがすいてたこ焼きを食べたそうですが、たくさん食べ過ぎたかもと言ってます。


夜食をとるのはしかたないですけど食べすぎがよくなかった・・・。




私は以前夜中のバイトをやって体調を崩してしまいまして、


不規則な生活は出来ないので、夜中の監視は出来ないのです。


夜中の様子は全くわかりません。



なので、彼にとってこんなに解放される時間はないのでしょうね。


夜一人で夜な夜な海に行って何しているのかわからないし、暗くて人気のない時間に出歩くことにとても心配ですが、行くなとは言わないようにしています。


「気をつけてよ、あんまり遅くならないようにね」


この言葉に込めた思いが彼にうまく伝わってくれることを願うのみです。


学校での出来事


今日いつものように遅刻ギリギリで息子を送ります。


登校する生徒はすでに1人も見えませんでした。


車を降りようとすると、校舎の向こう側から生徒会の生徒がたすきをかけて集まってきました。


息子を送る私の車に誰かが気づいたようです。



「あいさつ運動だった」


そういうと、息子は急いで車を降りて生徒会のみなさんの朝のあいさつに照れ笑いをしながら軽い会釈をして小さな声であいさつしていました。


もう登校時間を過ぎていたので撤収していたようですが、息子に気付き、たすきを掛け直し集まってくれた気持ちが私にはとても温かく感じました。


生徒会のお勤めでも挨拶が社交辞令でも、1人でも息子に気付き全員で声をかけてくれる行為が私には嬉しかったのです。


胸がいっぱいになって勝手に涙が出てしまいました。


こんな些細な事でも私にとっては人の温かさを十分に感じる出来事なのでした。

これまでのあらすじ

それは突然でした。

学校から電話で知らされました。

「様子がおかしいので両親で来て欲しい。」と・・・。

父親には事情を話しましたが困惑というのか迷惑というのか面倒というのか、、、

学校に呼び出されて話を聞くような人ではないことはわかっています。

無理やり連れて行くと、後でものすごく機嫌が悪くなるのもわかっています。

なので、あえて連れて行かず一人で行きました。


内容は

付き合っていた彼女と別れたが、ショックを相当受けていて自分のブログに悲観的な言葉やリスカをした書き込みがあり心配だという。


ブログのコピーを見せられたときはあまり感じなかったけど、

今思うとどうして彼のブログを勝手に見ちゃったんだろう・・・

親でも決して携帯のメールやブログは見ないようにしてたのに・・・。


どんなに深刻な問題でも個人の日記を本人の許可なく見るのは犯罪です!


親のみなさん、学校が提示しても決して見てはいけませんよ。




さて話を戻しましょう。


心配だと言われる先生の言葉に私自身揺り動かされるものは正直ありませんでした。

彼は家に帰ればいつもと変わらなかったからです。

いたって普通だったからです。

または平静を装う演技が出来る余裕がまだあったからです。

なので、

「時間が解決します。家ではいつもと変わりませんのでしばらく様子を見ます。」

と帰って来ました。


彼にはブログを見せられた経緯と先生が心配していると話しました。


私が犯した最初のミス。


ブログを先生が見つけたことはすでに彼にバレていました。(友達がちくり、その親が先生にちくりました。)


本当に嫌だったのは私が見たことだったようです。

私から遠ざかってしまい、ほとんど口を聞かなくなりました。


彼はリーマンショックと同様、経営破たんし、破たんの波が彼に関わるすべてを飲み込んでいきました。


今はそれから約4ヶ月たちました。


先日先輩の卒業式を見送り、中2のゆるーい3学期をもうすぐ終了しようとしています。


遅刻こそしますが、学校には行っています。


ただクラブユースに入っているサッカーの方がどうしても行けない・・・。

先日ついに監督が家庭訪問に来ましたが、「そんなに心配しなくてもいい」との事でした。

長いスパンでゆっくりやっていきましょうとも話されました。

いつも厳しい監督に彼はさぞ驚いたことでしょう。

ほっとしたのか笑顔が出てその日1日とても機嫌がよかったです。

練習はまだ行けませんが、自主トレは定期的にきちんとやっているし、辞めないと口にしました。


監督が信じているのですから、私も信じようと思います。


人は誰かの支え無しでは生きられないことは彼も十分わかっています。


「家には絶対帰ってくるよ。」


そういって笑顔を見せた彼は計算高いだけなのかもしれませんが、彼には1人になれる場所と自分をありのままで受け入れる場所が必要だと今は強く感じます。


父親、私、兄弟


みんなあなたが大好きです。


そばにいるだけでいいですか?




はじめまして

ブログはあんまり好きではないんですが、


今の親の心情や息子の観察記録を日々つづることで


気持ちの整理をしたり、


次のステップにしたり


誰かの助けになればいいかなと



何があったか


何が出来たか


何が出来ないか


どんな様子か


何を学んだか



親の立場で綴りたいと思います。




それにしても


今はブログのデザインが豊富ですね。

プロフィールの画像は哀愁を感じるものを選んでみました。


検索にはあまりヒットしないと思いますが、

一人でもたくさんの人がこのブログをみて

何かのきっかけになったり、

こんな人もいるんだなぁ

と思ってくれたらいいなぁと思います。


コメント大歓迎です、ぜひご意見・ご感想などいただけるとうれしいです。

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