学校での出来事
今日いつものように遅刻ギリギリで息子を送ります。
登校する生徒はすでに1人も見えませんでした。
車を降りようとすると、校舎の向こう側から生徒会の生徒がたすきをかけて集まってきました。
息子を送る私の車に誰かが気づいたようです。
「あいさつ運動だった」
そういうと、息子は急いで車を降りて生徒会のみなさんの朝のあいさつに照れ笑いをしながら軽い会釈をして小さな声であいさつしていました。
もう登校時間を過ぎていたので撤収していたようですが、息子に気付き、たすきを掛け直し集まってくれた気持ちが私にはとても温かく感じました。
生徒会のお勤めでも挨拶が社交辞令でも、1人でも息子に気付き全員で声をかけてくれる行為が私には嬉しかったのです。
胸がいっぱいになって勝手に涙が出てしまいました。
こんな些細な事でも私にとっては人の温かさを十分に感じる出来事なのでした。