新窯焚き口扉変遷
陶芸を始め5年ほど経過しますが、現在3基目の窯を試行錯誤しながら次期窯の設計に向け研究?中です![]()
1基目は単純な灯油炭化Box付きの市販窯を若干改造していただいたセミオーダーでした。。。![]()
当然投入できる薪は細割りした小枝程度のものしか入らず炭化以外でたいした効果を得られることなく廃炉に、、、![]()
2号窯は大きな薪を投入していただけるように投入口を新たに設けていただき、さらに薪焼成に対応できるよう内部煉瓦も堅牢なタイプにしていただき、バーナーを大型化、さらには両側からのバーナー炎を片側からのバーナーへと変えていただき窯内の炎の対流を調整していただきました![]()
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しかしながら予想をはるかに超える内部圧やその他過酷な焼成にバーナーが追い付かず毎回焼成途中でバーナーが詰まってしまったり、時にはバーナーそのものが逆流炎で焼け落ちてしまったりと、トラブルのない焼成は一度もできず、、、![]()
それら問題点を解決するべく本年初春に3号窯を作っていただきました![]()
3号機ではこれまでの問題点を解決するための装備や、考えられうるすべての対策を施していただきました。。。。。。。。。。。つもりだったのですが・・・・
ここまで来てみれば、、、新窯になり4回目の焼成で 投入口扉を既に2回交換、3個目を作っていただいたのですが、現場を見ていただき、とても私の窯焚きに対処できるものではないことが判明し、あらたに新蓋を設計しなおしていただくことになりました。。。![]()
すでに本体の方はかなり痛みも出てきており、本年中くらいには前扉の全交換が必要か?・・・といった状況。。。![]()
今度はNASAあたりに新窯の依頼をしなくてはいけないのではないか・・・・
↑3号窯 初期扉 使いやすさ、気密性は抜群なのだが、その気密性が仇となり炎の圧力で前扉そのものが変形してしまうほどのダメージを受けてしまいました。。![]()
↑3号機 2番扉 シンプルイズベスト。。ということでワイヤー吊り下げ式に交換、、内部圧を逃がす設計のため焼成時激しい炎が噴出し吊り下げワイヤが焼き切れ小屋が火災になりそう。。。ということで新扉の設計を依頼
↓新しい扉が届き・・・
取り付けをしていただくはずだったのですが・・・・
結局全く新しく新たに扉を作り直していただかなくてはならないことになってしまいました。。。![]()
肩が痛いです。。。
ここしばらく肩こりがひどく・・・・![]()
毎日のようにマッサージに通っていたのですが、逆にモミ返しでさらに重症化してしまいたまりません。。![]()
年は取りたくないものです。。![]()
そんな中、久しぶりに窯焚きをしてみました![]()
前回、粉引で案外面白いものが焼けたので今回も調子にのって粉引で攻めてみました![]()
前回は炭化焼成でしたので今回は徐冷をしてみましたが、なんか気持ちの悪い色合いになってしまいました。。![]()
↓こちらは焼き締め花指し。。
この雰囲気はコンスタントに作れるようになりました![]()
同じく焼き締め小鉢
↓妙な色合いの粉引茶碗No1
↓妙な色合いの粉引茶碗No2
こちらもかなりの重量級。。
茶碗としてより鉢として使った方が良さそう?![]()
↓妙な色合いの粉引茶碗No4
↓炎の影響をあまり受けなかったのか、半分灰がかかった粉引茶碗No5
サボっていたわけではありません。。
ずいぶん久しぶりのアップとなりますが、ボチボチとは焼いておりました![]()
下3つはこれまで敬遠しておりました化粧土シリーズ。。![]()
焼き方しだいでは化粧土も悪くないようです![]()
もっとも好きな炭化焼成で仕上げてみました![]()
力強い茶碗を!ということでお願いされているものがあるのですが、私の茶碗の欠点?である漏れも少なく何回かお茶を点てていただけたら実用可能ですのでこの形でほぼ決定!ということでよさそうです![]()
化粧土ですが、たっぷりと灰を被ってしっとりとした長石釉のような質感が得られました![]()
こちらは強い還元で緋色を強調してみました![]()
上の炭化よりさらに強い還元&長時間焼成で、厚いビードロです![]()
もっともっと鮮やかな赤を出したいのだが、科学調味料不使用のずるっこなしでの焼成の限界か・・・![]()
普段使いのぐいのみ(お酒呑みませんので湯のみですが・・・)としてます![]()
何を盛り付けたらよいかわからないですが、河童の皿新作です![]()
これは今ひとつ面白みに欠けた焼き締め皿。。ちょっと灰が少なかった。。。![]()
個人的には好きな高カロリー焼成での灰の沸騰!![]()
超強烈な還元プラス1200度以上の長時間焼成(多分通常焼成の1300度くらいの感じだと思います)
































