24期生の進学先も決まり、昨日の学習塾ウィル入塾説明会をもって、新年度募集が本格的にスタートしました。

 

私立中学 < 公立中学+ウィル

 

私立中学に入れるより、公立中学に入って、塾を足す方がいろいろな意味で学力が育つんじゃないか。

県立高校の上位校に入れれば、私立中高一貫校よりも進学実績は良さそうだ。

 

さらに費用も数百万単位で安上がり。ここで残した費用は、もっと子どもが大きくなったときに必要なところに充てていこう。

 

たとえば大学附属であったり、1年留学が可能であったり、かなり専門的なプログラミングの授業があったり、公立にはない特色ある教育内容も魅力だけれど、それは今の僕が思うだけであって、子ども自身からしたらそうでもないかもしれない。

 

本人がもう少し成長してから、本人の意向や特性を見極めた上で、高校から選ぶでもいいんじゃないか。

 

 

小学生の子を持つ親として、そんな風に考える自分と同じように考える方に、選んでもらえるような学び舎でありたい。

 

ウィルが実際に、そうなっているのかどうか。

そういう教育をしているのか、できているのかどうか。

 

 

まず28人定員ですから、分母がはっきりしています。

 

入塾は完全先着順ですので、毎年いろいろな学力の生徒が入ってきますが、小学生〜中学生という年頃です、時間をかけて育てていけば、みんなしっかり育っていきます。

 

1人の生徒が複数校合格することで数字を稼げる合格実績ではなく、全員の偏差値および、1人1校の進学先を公開しています。毎年の実績も公開しています。

 
教室の教務力がガラス張りという意味で、毎年めちゃくちゃ緊張感あります。繕えないどころか、ぼかすことすらできません。
 
いったいどんなやり方で、どんな人が指導しているのか。

 

体験授業が多いこの時期に、どうぞ探りに来てください。お待ちしております。

 

 

 

県立高校

大宮高校〔普通科〕 1名

川越高校 2名

所沢北高校〔理数科〕2名

所沢北高校〔普通科〕2名

川口北高校 1名

和光国際高校〔普通科〕 2名

所沢高校 3名

所沢西高校 2名

入間向陽高校 1名

 

私立高校

国際基督教大学高校 1名

明治大学付属八王子高校 1名

栄東高校〔αコース〕 1名

川越東高校〔普通〕 1名

錦城高校〔進学〕 2名

西武学園文理高校〔先端サイエンス〕 1名

城西大学付属川越高校〔特進〕 1名

浦和麗明高校〔特選Ⅲ類〕 1名

明星学園高校 2名

桜丘高校〔アカデミック〕 1名

星野高校〔αコース〕 1名

武蔵越生高校〔S特進・特待生〕 1名

山村学園高校〔ELコース〕 1名

大東文化大学第一高校〔進学〕 1名

 

こうやって見ると、今年は私立を第一志望にした生徒が12人と、過去一番多かったです。

 

後はこれで卒塾式を残すだけ。

 

これから始まる高校生活が、これまで以上に充実した素晴らしいものになりますように。

 

今日は合格発表の日です。


受験は一発勝負。人によっては、その日の心の状態によってかなりの揺れが出て、うまくいかなかった生徒もいます。


過去の生徒の中には、字が汚かったゆえにかなりの30点近くの減点を受けてしまい、不合格になってしまった生徒もいます。


結果が出てからじゃあ、どうしたって言い訳、慰め、そんな風に捉えてしまうかもしれない。


だから今、ここに書いておきますね。



我々大人には、憲法により三つの義務が課されています。  


まず1つ目は「勤労の義務 」。次に「納税の義務」。 そして最後が「子どもに普通教育を受けさせる義務」です。  


一方で、子どもたちにあるのは「教育を受ける権利」です。権利とは、ある物事をしてよい、またはしないでよいという資格のこと。子どもは大人から育ててもらう権利を有しています。


教育を受ける、育ててもらうには、ただ教えてもらうだけでは足りません。


子ども自身がたくさんトライして、たくさん失敗して、そこからたくさん学んで、たくさんクリアしていく、そのすべてを、大人から、認めて、任され、励まされ、応援してもらわなければ、子どもは安心して健やかに育つことができません。


義務教育期間の子どもたちには、教育を受ける権利がある。これは言い換えるなら、失敗する権利があるとも言えます。


失敗を許し、励まし、そこから学び、成長することが許されていなければなりません。



昨日、ある卒業生が報告に来てくれました。


数字上なら合格する可能性の方が高い受験に、不合格になってしまった生徒でしたので、ずっと私の心にトゲとして刺さっていました。


「東京理科大学の薬学部に決まりました。」


彼が第一志望にし、不合格になってしまった県立高校からでは、ほとんど受からないような大学への合格。彼の言葉を聞くなり、思わず抱きしめてしまいました。


「あの時、落ちて良かったです爆笑


満面の笑顔で語るその姿。


保護者の方が、失敗を許し、励まし、そこから学ぶことを求め、応援したからこその、この笑顔です。


おめでとう。


キミの笑顔を見て、ぽろっとトゲが落ちたように思います。


前半、偉そうに書いたけど、あの時はとてもそんな風には思えなかった。笑顔の報告、ありがとう。




もう一度、子どもにもわかるようにシンプルに言います。

例えば、県立高校に不合格になってしまって、私立高校に通うことになり、お金を出させてしまったことを気にするなら、3年後、国立大学に合格すればいい。高校は3年間で、大学は4年間。そっちの方が総額が安くなる。

例えば、大学が私立でも、不合格になった高校からじゃあそうそう進学していないような凄い大学に受かれば、そっちの方がメリットが大きくなる。

わかりやすく大学進学を例にして書いたけど、別に大学じゃなくてもいい。3年後に明らかに成長した姿が見られるなら、不合格の方が長いスパンでプラスが多いのなら、そっちの方がいい。

要は10年後の姿が一番輝いているルートはどれなのかということ。

大人は伊達に歳を重ねてません。子どもの成長を単年で考えてなんかいませんよ。