世界を変えるのは容易ではない。しかし、変えようとしなければ、変わることはない。


だったら、変えようとする機会を、変えた経験を、生徒たちに与えている学校というのは、この上なく魅力的なのではなかろうか。


子どもたちにとって、学校は彼らの世界のほとんどを占めていると言っても過言ではない。その学校を、自分たちが動くことで変えることができた。そんな経験を手に入れた者たちは、世界を変えるというハードルが確実に下がる。


今の世界は普遍なものではなく、自分たち次第で変えられるものなんだと思うようになるだろう。


逆に言えば、何でもかんでも杓子定規に上から押さえつけていれば、子供たちは世界を、社会の仕組みを普遍なものと捉え、変えることはできないもの、してはならないものなのだ学んでいくことになる。


もちろん、社会には秩序が必要だ。だから、義務教育まではモラルを教え込み、ルールを守ることを強いることは絶対だと思う。


しかし、「守る」を学び、身に付けた子たちに対しては、「破る」を教える場があっても良いのではないか。


だって、もしそうじゃなかったら、いったい誰が理想を描き、語り、挑めるのだろう。


願わくば、せめて47都道府県の最難関校くらいは、社会を変える人を育てるために、理想を語れる場所であって欲しい。


シンガポール、カンボジア、ベトナム、タイ、ここ1ヶ月の間で様々な国を巡り、様々な人たちと出会っては、たわいも無いおしゃべりをした。


一つとして同じ国はなかった。


言うまでもなく塾は民間ゆえに、保護者のニーズに応えられてナンボだ。でも、ニーズに応えることを最優先にしつつ、微力ながらも最難関にあるような空気も流したい。


これをいいカッコしたいだけ、自己満足だと言う人もいるだろうけど、それも含めてウィルの特徴として認めてもらえる方々がいてくれたらありがたいです。

合否が概ね決まる夏。


どこの塾でも昔から言われることですが、この言葉は決して煽りではないです。


この夏の1ヶ月の自学勉強時間は、この後の3ヶ月〜4ヶ月分の自学勉強時間に相当しますから、もし仮に夏をテキトーに過ごした人がいたとして、その人がこの後からちゃんとやった人に追いつくことはほぼ不可能です。


さらに、これからの9月〜12月は夏に身につけた力を実践でどう使うか、演習しては修正、演習しては修正の繰り返しです。演習から得る学びの量は、持てる知識の量に比例します。身につけている力があればあるほど、成長曲線はより上向きになります。


そもそも、受験は入試の日まで、時間が決まっている中での競争です。どれだけ自分が伸びようとも、合格ボーダーになる人、つまり定員300人ならば300位の人より上の点数にならなければ合格しません。選抜なのですから、級に見合う力があるかどうかを測る検定とは本質的に異なります。


冬期講習くらいになると、やらない人はさすがにもういないわけで、そこから追いつき、追い抜くことはないでしょう。


そんな夏も残りわずか。最後の締めとなる毎年の伝統行事となっている100問テストは28日です。


毎年、教え子たちが駆けつけてくれるけれど、今年はとりわけ23期生に会いたいな。


過去に録画をしていたデータを整理していると、15年ほど前に放送されていた番組、「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」

が出てきました。


当時、社会科の授業で使用するために録画してまとめておいたもので、懐かしさのあまり毎晩のように子どもたちと観ています。


さて、それにしても日本、

「なぜこうなった?」ですよね。


タイ編やベトナム編、カンボジア編のような発展途上と言われる国だけじゃない、ドイツ編やオランダ編、フランス編を観てもそう。日本だけが衰退していっている(ように明らかに見える)。


今、1バーツ=4.7円です。


毎日のように目にする円安ですが、ここ数ヶ月は1ドル=およそ160円で推移。この時はなんと1ドル=93円です。


私が初めて海外に行ったときは、1ドルおよそ85円、1バーツはおよそ2円でしたから、単純に考えて円の価値はわずか15年で半分になってしまっています。


つまり、日本人の貯金通帳はもとより、日本企業の貯金通帳までもがなんにもしてないのに半分になったということです。


つまり何が言いたいか。


政治家を選ぶって大事ってことです。