合否が概ね決まる夏。


どこの塾でも昔から言われることですが、この言葉は決して煽りではないです。


この夏の1ヶ月の自学勉強時間は、この後の3ヶ月〜4ヶ月分の自学勉強時間に相当しますから、もし仮に夏をテキトーに過ごした人がいたとして、その人がこの後からちゃんとやった人に追いつくことはほぼ不可能です。


さらに、これからの9月〜12月は夏に身につけた力を実践でどう使うか、演習しては修正、演習しては修正の繰り返しです。演習から得る学びの量は、持てる知識の量に比例します。身につけている力があればあるほど、成長曲線はより上向きになります。


そもそも、受験は入試の日まで、時間が決まっている中での競争です。どれだけ自分が伸びようとも、合格ボーダーになる人、つまり定員300人ならば300位の人より上の点数にならなければ合格しません。選抜なのですから、級に見合う力があるかどうかを測る検定とは本質的に異なります。


冬期講習くらいになると、やらない人はさすがにもういないわけで、そこから追いつき、追い抜くことはないでしょう。


そんな夏も残りわずか。最後の締めとなる毎年の伝統行事となっている100問テストは28日です。


毎年、教え子たちが駆けつけてくれるけれど、今年はとりわけ23期生に会いたいな。


過去に録画をしていたデータを整理していると、15年ほど前に放送されていた番組、「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?

が出てきました。


当時、社会科の授業で使用するために録画してまとめておいたもので、懐かしさのあまり毎晩のように子どもたちと観ています。


さて、それにしても日本、

「なぜこうなった?」ですよね。


タイ編やベトナム編、カンボジア編のような発展途上と言われる国だけじゃない、ドイツ編やオランダ編、フランス編を観てもそう。日本だけが衰退していっている(ように明らかに見える)。


今、1バーツ=4.7円です。


毎日のように目にする円安ですが、ここ数ヶ月は1ドル=およそ160円で推移。この時はなんと1ドル=93円です。


私が初めて海外に行ったときは、1ドルおよそ85円、1バーツはおよそ2円でしたから、単純に考えて円の価値はわずか15年で半分になってしまっています。


つまり、日本人の貯金通帳はもとより、日本企業の貯金通帳までもがなんにもしてないのに半分になったということです。


つまり何が言いたいか。


政治家を選ぶって大事ってことです。


近年、家庭の価値観によって、子どもが体験できることに差が生じてきているという、「体験格差」なる言葉が聞かれるようになりました。

 

なんでも文部科学省によると、小学生の頃に体験活動(例:海や山でのキャンプや博物館見学、クラブチームのような集団活動)の機会に恵まれていた子どもほど、道徳観・正義感、さらには自尊感情までも高くなる傾向が見られるそうで、体験学習は子どもたちの成長に欠かせないものであると結論づけています。

 

ホントでしょうか?

 

もしそうなら北海道の大自然の中で育った私は、首都圏の方々よりも、道徳感、正義感、自尊感情が高くなるはずですが。

 

冗談はさておき、”机上の学問ばかりやってきた人は使えない”という言葉は千年も前から今も変わらず言われてきている言葉ですから、机上の学問だけではなく、多種多様な経験をすることが子どもの成長にとって重要であることに疑念の余地はないでしょう。

 

ウィルでも、小学生から博物館に連れていってみんなで学んだり、教え子が通う大学に連れていって学んだり、数は多くはないですが、座学以外の学びの機会を意識的に作っています。

 

そこで、すでにご覧になられている方もいらっしゃるでしょうが、東大生100人に調査。家族で楽しめる格安スポット、トップ7!

 

 

 

やはり1位はここしかないですよね。ウィルが生徒たちを連れていく博物館でも第1位。日本一の所蔵数を誇る「国立科学博物館」です。

 

ここは国で唯一の総合博物館なので、自然科学も社会科学もすべて網羅されているところが引率しやくていい。どんな子でもどこかには食いつきますから。

 

そして、ウィルが生徒たちを連れていく博物館の第2位。ここも偶然同じでした、国宝および重要文化財の所蔵数で日本一の「東京国立博物館」。

 

ちなみにウィルが連れていった博物館の第3位は、日本一の参加体験型ミュージアム「科学技術館」ですが、この番組では6位でした。

 

座学は言うまでもなく大切です。過去の人たちが紡いできた「知」を受け取れるだけの力を育てるために机上の学問は不可欠。それなしに体験だけしていてもそれは猿に毛が生えたようなもの、先人の学びを繋げてこその人間です。

 

ただ、座学一辺倒でもいけません。

 

ぜひ息抜きも兼ねて、こういうところに足を運んでみてはいかがでしょうか。