もとより遺伝子は移植できない。


でも、考え方は移植できる。



先日の小学五年生の入塾面談でのこと。


学力診断テストの漢字がよくできていたので、「日々復習とかしているのかい?」と聞いてみたことろ、


「まあ…学校で覚えさせられたので、忘れたら意味ないかなって」


まずはこういう風に考える子にする。


単語や漢字をやらせる、問題を解かせるより、まずは受け手のマインド。


やったことを忘れるから、またやらないといけなくなる。一回で済むことを二回やれば奪われる時間は倍。一日の時間は決まっているから、それだけ自由な時間が削られる。こうして、いつしか学びが嫌なものになっていく。


昔、テスト勉強はつまらないし、やりたくないから、何度もしないでいいように、できるだけ一回で覚えようとする。できるだけ忘れないようにする、と言っていた生徒がいました。


こういう考え方を移植する。


教科はその後でいい、と思う。



3年間平均で内申点は40もない。それでも浦和高校に合格した生徒がいる。

聞くところによると、近隣の3つの中学校で浦和高校に合格したのは彼だけだという。

 

また、3年間平均で内申ほぼオール3。それでも川口北高校に合格した生徒がいる。

彼は今期、学力と内申点の乖離がもっとも大きい生徒だった。いくら定期テストでがんばっても、内申点が上がらない。大人しい子はこんな扱いをされるのか。なんとしても受からせたい、そう思った2人のうちの1人だった。

 

逆に、内申が高かったおかげで合格できた生徒もいる。

当日の入試得点では失敗してしまったが、内申点がその分をカバーしてくれた。

 

そして、内申点が低かったが当日点に勝負をかけて不合格だった生徒もいる。

今期はいなかったが、その逆、内申点が圧倒的なので安心していたら本番にとんでもない点数を取って不合格、というケースもある。

 

県立高校入試は、内申点と当日点の足し算だ。

そして、上位校ほど内申点の比重は小さくなる。

 

浦和高校を例に取れば、定員の60%は『当日点:500点満点+内申点:188点満点(←つまり3年間オール5)』で、残りの40%は『当日点:500点満点+内申点:121点満点(←つまり3年間オール5)』だ。 ※ 特別活動の点数は含めていません。

 

これを見て内申点をどう思うか。大きいと思うか、それとも、それほどでもないと思うか。人それぞれだろう。

 

ただはっきり言えることは、とった内申点は減らないということ。

そして、それを持ち点して受けに行くわけだから、そのときの心の持ちようは当日の点数に(良くも悪くも)影響を与えるだろうということ。

 

人の心というものは不思議なもので、逆に気合いが入って自己ベストをたたき出すタイプもいれば、萎縮してしまって自己ワーストをとってしまうタイプもいる。さらに、内申点に余裕があるがゆえにダメになるパターンすらあるということだ。

 

何年のキャリアを積み重ねても、何千人の生徒を受け持っても、生徒の心の動きまで予想することは難しい。

 

 

 

学習塾ウィル東所沢教室 22期生 28名

 

県公立高校 ※おおむね偏差値順

・浦和高校 1名

・川越女子高校 2名

・所沢北高校【理数科】 1名

・蕨高校【外国語科】 1名

・川口北高校 2名

・所沢高校 3名

・南稜高校【外国語科】 1名

・朝霞高校 1名

・入間向陽高校 2名

 

私立高校 ※五十音順

☆特待生

・浦和麗明高校【特待生】 1名

・大宮開成高校【先進・特待生】 1名

・白梅学園高校【特別選抜・特待生】 1名

・成立学園高校【特待生】 1名

☆大学附属校

・工学院大学附属高校【文理先進】 1名

・東京農業大学第三高校【Ⅱコース】 1名

☆進学校

・秋草学園高校【AG】 1名

・浦和麗明高校【特進】 2名

・錦城高校【進学】 1名

・京華高校【進学】 1名

・狭山ヶ丘高校【Ⅲ類】 1名

・西武台高校【進学】 1名

・聖望学園高校【進学選抜】 1名

 

 

先日の追試験の発表をもって受験結果が出そろいました。

 

残念ながら第一志望への合格が叶わなかった生徒たちの最終的な進路先を確認してから、22期生の進路結果を明らかにしたいと思います。

 

義務教育期間を修了する、すばらしき門出の日です。

 

ほんのわずかでもいい、次のステージで過ごす日々の中に残る「何か」をあげられたらと願っています。

 

とにもかくにも、お疲れさま。