スイスの義両親宅への帰省記録の続きです。





今回の帰省で一番感じたのは、義父の老い。


義両親は最近庭の手入れをして、スプリンクラーを設置したり、伐採や植樹など、少し大掛かりな工事をしたんです。


そこで色々、新しく増えていた物があったので、「あ、これも新しいですね!」って言ったら、義父が「いや、これは前からあるよ」って。


でもどう見ても、真新しい木材で作られてる……。


下の子も「でも冬に来た時はなかったよ!」って。


でも義父は、「いや、これは4年はある。それだけUKがウチに来てなかったってことだよ」って……びっくり


いや、毎年必ず1回は来てるけど、義父にとって、私は滅多に来てないことになってるんだな……アセアセ


でももう86歳なのだから、無理もないことです。


それに比べて、義母のまあ元気なこと!


義母はアクティブで社交的で朗らかなので、その性格が功を奏して、とても若々しいです。


(10歳以上年下の私の実母よりずっと元気)


義両親宅滞在3日目は、チューリッヒでお食事をした後、夕方からサーカスへ。


スイスを代表するサーカスKnie。


今年はなんとチューリッヒ湖の目の前の、街の一等地の広場にテントが立ってます!


って、私のしょぼい写真じゃすごさが伝わらないので、公式ホームページより。


湖とオペラ座のすぐ横のロケーション


超一等地!


テントが見えた時、湖とのコントラストも美しくてワクワクしましたキラキラ


テント内の入り口


客席


Knieは今までも観たことがありますが、今回は義妹の提案で。


なぜかと言うと、義妹がファンだと言うスイスのバンド、ペガサス(ドイツ語読みだとペガスス)も出演するからなのです泣き笑い


この人たち


しかし、義妹以外は誰も知らないバンドだっていう爆笑


スイス在住の方はこのバンドご存じなんでしょうか?


義妹(私と同い年)曰く、若い世代にも人気があるって言ってました爆笑


いつもは落ち着いている義妹が、嬉しそうにビデオを撮ったり、体を揺らしたりして楽しんでいる様子を見て、なんだか私も嬉しくなっちゃった。


義妹に敬意を表して、私も写真を撮ってみた。


しかし、サーカスとの融合はなんかいまいちコンセプト倒れで、別にサーカスと一緒にやる意味はあんまりなかったような……。 


でも義妹が好きなバンドを知れて、意外な一面が見られて楽しかったです。


サーカスの雰囲気自体は、ドイツのサーカス、ロンカリのほうがもう少し芸術的で、私は好きかな。


(今年も9月にウィーンに来ます!)


コメディアンたちも、スイスドイツ語でご当地ジョークを繰り出すので(バーゼル対チューリッヒみたいな地域ネタ)、笑いどころが全部はわからないのが残念!


しかしスイス人は「おらが村」愛が強くて、ご当地ネタ(他地域いじり)が好きよねー!


ロンカリもそうですが、クニーも創業者一家をスター扱いしていて、跡取りする子供たちを全面に押し出してくる。


オープニングでの御曹司とサックス奏者。


フィナーレでのご令嬢(その名もシャネル)と御曹司とバイオリニスト。


その他のパフォーマーは、いつも一段下か、舞台の外(風船を持ってる人たち)。


こういうところが、ちょっと鼻につくのよね〜と思いつつ、サーカスを楽しみました。


途中、すごく楽しいコメディアンの方が日本いじりをしたのですが、謎のドラゴン刺繍の法被を羽織って、謎の剣(アラビアっぽい)をジャグリングし、決めポーズは合掌。


決めポーズの後には、チャラチャラチャンチャン、チャンチャンチャーン!っていう中国のカンフー映画っぽい音が生演奏され、締めにはご丁寧にジャーンとドラまで打ち鳴らされ。


それ、日本要素が一個もない……と、微妙な気持ちで眺めました泣き笑い


終演後は、義父のお気に入りというソーセージスタンドへ。



星が目印のSternen Grill(星グリル)



メニュー


外(通路?)の席でも食べられます。


ウィーンのソーセージスタンドと違って、中にもお席があり、上階はウェイターさんに注文する着席式のレストランになっています。


次々に焼かれるソーセージ


中のお席で座って食べられて、良かったですキラキラ


すごく美味しかった飛び出すハート


こうして、楽しかった義両親宅の滞在を終え、日曜日の朝に義両親と母の日をお祝いしてから、ウィーン行きの列車に乗りました。


母の日だから、駅のお花屋さんも混んでるる!


なんか男性陣が多いのが微笑ましい飛び出すハート


駅のパン屋さんのロゴが可愛すぎる飛び出すハート


駅で色々買い物して、混み合うお店でも、どこでも店員さんがウィーンより物腰が柔らかくて、賃金が高い国で働く人の余裕を感じる泣き笑い


賃金の高いスイスで働きたい人も多いだろうから、自然と競争が生まれて、感じ悪い人や、やる気のない人は淘汰されていくんでしょうか?


(まあ、住んでいたら、きっと感じ悪い人にも当たるんでしょうね)


そんなこんなで、4日間という長さもちょうど良く、駆け足でしたが楽しいスイス滞在でした飛び出すハート