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↑追記


探究学舎が5日の朝の情報番組に出るみたいです。ギリギリすぎる情報ですみません!



 ※※※



 

 

 

 

こちらで科博の企画展に行った話をしましたが、

数日後にまさかの科博再訪。(笑)

 

 

 

その理由は、東大&科博ツアーに参加したから!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイド講師は元探究学舎の先生です。

 

 

 

 

 

 

 

 

冬に初めて対面授業を受けて、親子ともに楽しかった探究学舎。

 

この春にも受講したい!と思っていたんですが、

残念ながら次男をお願いする夫の仕事が忙しくて、都合がつかず…。

 

 

そこに舞い込んできた元探究学舎の先生によるツアー!!

これはもう行くしかないでしょう!!ってことで、

 

 

 

 

 

 

 

 

学生時代のご本人の失敗談経験談も含めて、

東大のアレコレを教えてもらいました。

 

 

「これを機会に子どもに東大への興味関心を持ってもらおう!フフフフ」

 

みたいな目論見は実は微塵もなくて、

 

(本当です!本当ですよ!)

(主張するほど嘘くさく聞こえる何か)

 

一番のお目当ては、

 

 

 

 

 

 

 

 

ココ!!

東京大学総合研究博物館!!

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、ガイドしていただいて本当によかった!!って思いました。

 

 

なぜなら他の博物館と違って、

 

「この展示物、こういうものなんですよ!」

「こんなすごいものなんですよ!」

 

っていう説明書きがあまりなくて!

 

 

主張が控えめすぎた―――!!

 

 

 

たとえばニッポニデス(ぐるぐる巻きのアンモナイト)の標本のところ。

 

よく見たら、さりげなーく「タイプ標本」って書いてあるんですよ。

先生が教えてくれなかったら完全に見落としてた!!

 

 

タイプ標本って、その種の基準となる唯一無二の標本です。

 

 

たとえば「ニッポニデスに似た新種かもしれない!」っていう発見があった場合、

この「ニッポニデスのタイプ標本」と比べる必要があります。

 

どの標本でもいいわけではなく、タイプ標本でないとダメ。

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県立中央博物館の記述を引用してしまいますが、

タイプ標本のことを、もうお宝って言っちゃってますからね!?

世界のお宝!!!!

 

 

そんなお宝が、小さく「タイプ標本」と書かれただけで、

ぽつーんと置かれている……

 

 

ねぇ、言おう??

声を大にして。

 

「ぼくはすごいお宝なんですよ!」ってもっと主張して!!!(笑)

 

 

 

 

まぁまぁ、でもですよ。

 

ニッポニデスのタイプ標本って言われても、

私や次男は「ニッポニデスだあああああ!!」って興奮したけれど(好き)、

ナニソレ??って響かない方もいらっしゃると思うのですよ。

 

では、これなら??

 

 

 

 

 

 

 

 

「縄文土器」「弥生土器」の命名基準になったタイプ標本があるっていう。

 

 

展示物には一言もそんなこと書かれてなかった!!

タの字もなかったよ!

 

 

先生の解説でようやく知ることができたんですが、

帰宅後に調べたら、いやHPに書いてあるし!!!

 

お願いだから展示物でも主張して!!!(笑)

 

 

 

ちなみに弥生土器って、

東大の弥生キャンパス(東京都文京区弥生)で見つかったから、

「弥生土器」って名付けられて、弥生時代になったんですね。

 

知らなかった……知らなかったですよ……(絞り出すように)

 

 

主張の少ない展示プレートを見つめながら、

ホント、心からツアーに参加してよかったと思いました。

 

 

 

 

あ、ちなみに今回写真少なめなのは、

館内の解説中にさすがに飽きてしまった次男を、ひたすら抱っこしていたからです。

 

いや――翌日に無事腕と腰が終了しました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

で、外に出た途端、元気に走り出す5歳児。

 

まぁ、そんなもんですよね!!(腰をさすりながら笑うしかない)

 

 

 

この写真の左は東京大学の図書館。

 

国会図書館に次ぐ国内2番目の蔵書数だそうで、

右に写っている噴水の下に図書館の地下が…!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

大学内のショップには「復活した泡盛」が売っていました。

 

 

復活???

 

沖縄戦争の折、酒造所とともに戦前の菌は消えたと思われていましたが、

なんと後に東京大学の研究所に菌が真空保存されていることが判明し、

戦前の味が復刻されたっていう!!!

 

 

……ショップですらこの調子でアレコレ話を聞いていて、

本当に今日中にツアーが終わるんだろうか?って思ったレベル。(楽しかった)

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュートリノのノーベル物理学賞で有名な小柴さんが、

いかにして30億円もする研究費をもぎとったのか!

 

みたいな小話も聞いて、

 

 

 

 

 

 

 

 

科博でもニュートリノ。

 

というわけで後半は科博へ移動しました。

 

 

素粒子をキャッチする巨大タンク、スーパーカミオカンデです。

小柴さんが山まるごとくり抜いて作ったやつ!(ざっくり)

 

普通なら水で浸されているはずのスーパーカミオカンデ。

なんでこんな写真が撮れたのかっていう話も聞きつつ。

 

 

 

東大で食事を済ませて、科博に向かったのが14時とかそのくらい?(アバウト)

 

「歩いてもいけるし、バスでもいい」

という先生の言葉に、

食い気味に「バスでお願いします!!!」と言ったのは私です。

 

 

 

科博でまわったのは地球館地下3階がメインでした。

 

実は地球館地下3階って、

今回が初めてでは!?ってレベルで行ってなかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりまずは「単位」が基本で大切だよねっていう話からの、

 

 

 

 

 

 

 

 

光の速さ!

 

この光の速さの語呂合わせ(※先生考案)がわかりやすくて、

「これでもう忘れない!」って思ったのに忘れた人間は誰ですか私です。(間髪入れずに)

 

長男に教えてもらいました。

いやほら! 次男を抱っこしてたからさ、メモが取れなくてさ!

 

って言い訳しようと思ったら、写真中央にしっかり次男も写っていて草。

 

 

 

 

 

 

 

 

閉館ギリギリまでいて、

帰りはホント「無」になるくらい、頭とか腕とか腰とか腰とか疲れ切っていたんですが、

とっても楽しかったです。

 

思い切って参加して本当によかった―――!!!

 

 

 

子どもたちだけじゃなく、

付き添いの親御さんもいろいろ詳しくて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを持っているという方がいらして、

「どうでした!?」って前のめりで聞いてしまった!(笑)

さすがすぎる!

 

 

東大生が考案した素因数分解のカードゲームです。

ずっと気になっていたやつ!!

 

 

 

せっかくなので五月祭に行こうか迷うところです。

やっぱり混むかなぁ……長男と2人ならなんとかなるだろうか……(うむむ)

 

もし過去に五月祭行ったよ!って方がいたら、

こっそり情報いただけるとうれしいです。

 

 

 

 

余談の追記。

 

 

東大の安田講堂前で、

先生が「安田講堂見たことある人ー!」って聞いてきて、

長男は「見たことある!」って言いだしまして。

 

いや、安田講堂を知っていてもおかしくはないんだけど、

「見た」って、どこで??と思ったら、

 

 

 

 

 

 

 

 

これか―――!!!

よく覚えていたなっていう。

 

読売子ども新聞、相変わらずお世話になっています。