仕事が早く終わったので、本屋で読みたい本を物色して、家の近くのカフェへ

そんななか、漫画家らしい人たちが打合せをしておりました。


最初は、「ニーチェ」だの、小難しいことを行っているので、試験期間中で文学部の大学生あたりが勉強をしているのかと思っていましたが(この時期大学生は試験中なようで、実際勉強しているらしき人たちも大勢いましたし)、ちらっと見てみると、漫画の原稿を取り出して話しているようで。。。

「お~、漫画家の打合せ??」とってことで、悪いとは思いつつ盗み聞きをば。

2人はどうやら現在連載をもっているような『漫画家』ではなく、せっせと編集に漫画の持込をおこなっている『漫画家の卵』たちだったようです。

「編集のあの人が見てくれたなんて、結構いい感じなんじゃない?」みたいなことが聞こえましたし。

『ニーチェ』がでてくるくらいだから、哲学の世界観をもった漫画か~、いったいどんなものになるのでしょうか?ちょっと楽しみでもあり、いつかどこかでお目にかかれればなと思う次第でした。


しかし哲学の世界が単なるとっかかりで、結局チープなアクションものに落ち着く、なんてことにならなければいいなとは思いますが。会話に「ジョジョの~」みたいな話がでてきたので、ちょっと心配ですが。。。「ジョジョ」自体はもちろん面白いが、それをまねたものはね~。

帰りがけに、そんな彼らをちょっと盗み見してったら、せっせとラフ画を書いていました。





しかし結局2人の話が気になって、せっかく買った本はまったく読めなかったのは言うまでもありませんが。

本屋で中身も見ずに購入。。。

橘 玲
亜玖夢博士の経済入門

歌舞伎町に事務所を構える亜玖夢博士が来訪者の悩みを経済学的観点から解決していくというストーリー。

歌舞伎町って土地柄、 来訪者もマルチの元締めやら借金を抱えてにっちもさっちもいかなくなって闇金まわりしちゃうとか薬の売人とか結構ぶっ飛んだ者ばかりだけど、それを上回るぶっ飛んだ解決方法で問題を解決?するというもの。


1話完結でストーリーが展開されていくのだが、1話ごとに①行動経済学ゲーム理論ネットワーク経済学社会心理論ゲーデルの不完全性定理が盛り込まれていく。



なんか一言で言えば、『笑うセールスマン』に経済要素を加えたって感じのもの。



さいきん会計ものの本とかでも、噛み砕いた感じのビジネス本って多くみる。噛み砕くことによって入門者でも難しい分野のものをかじることができるってことだが、あまりにも噛み砕きすぎると、逆によくわからなくなる気がする。


この本も、ストーリーが軽快に進むので、さくさく読み進むことはでき、読みながら「へ~」とは思うところもあるけどけどそれ以上でもそれ以下でもない。あくまでも読み物なのであって、入門書ではないなと。



『ドンペリ』やら『モエ』つくってるモエ・エ・シャンドン社が、オーストラリアでつくってるスパークリングワインです。



以前雑誌でみて、ちょっと飲んでみたいななんて思ってたんだけど、ふと銀座のエノテカ立ち寄ったときにあったので購入してみました。

グリーン・ポイント ブリュット NV


雑誌では大絶賛だったが、飲んでみた感想としては「それほどでも。。。」というのが率直な感想です。

あまりにも期待が大きかったせいでしょうか?



まぁでも、2000円以下って値段を考えると、普段飲むとかには気がなく飲め、よいかもしれません。






「なんで、なんで」と掘り下げていくと、ものの本質がみえてくる。

特に会計士なんていう、ものを知らないくせに偉そうに語ることが多く、
専門用語などで、それを覆い隠せてしまう人種にとっては、
これをするとしないとで、どこまで深くものごとにつっこめるかが変わってくる気がする。

専門用語を並べることは、知らない人を惑わせて信じさせるってところでは
有効なときもあるけど、化けの皮がはがれることも多々ある。
『会計制度委員会報告第14号 金融商品会計に関する実務指針』
建設協力金等の差入保証金等の会計処理
309.建設協力金は、建物等の賃貸に係る預託保証金であり、金利が付かない期間又は低金利の期間、賃借人にとって機会金利を賃料として計上する方法が考えられる。また、建設協力金等が、流動化の目的で売却されたときに現在価値で計上していない矛盾が売却損という形で顕在化する。

これに対し、建設協力金等は、売却しなければ寄託債権という金銭債権であり、取得価額で計上され時価評価されないから、当初認識は取得価額で十分との考え方もあるが、売却した場合としない場合で整合性のある処理を定めるべきと考えた。当初認識時の時価は、返済期日までのキャッシュ・フローを割り引いた現在価値が建設協力金等の時価である。

賃貸期間の短い預託保証金等であって影響額に重要性がない場合、当初認識時にキャッシュ・フローの現在価値を計上しないことができる。

敷金は、賃料及び修繕の担保的性格を有し償還期限は貸借契約満了時であり、法的には契約期間満了時に返還請求権が発生すると解されており、通常無金利である。したがって、建設協力金と異なり取得原価で認識することとした。








繰延資産
『実務対応報告第19号 繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い』
① 株式交付費
② 社債発行費等(新株予約権の発行に係る費用を含む。)
③ 創立費
④ 開業費
⑤ 開発費

の5つの限定列挙

法人税法上の繰延資産は、本実務対応報告における繰延資産には該当しない











出典:「空飛ぶ企業再生士松田淳の企業再生ブログ」


メジャーなスキルで差別化する方法とは?

それは、メジャーなスキルをandで結ぶことです。


たとえば、「英語が話せる」and「営業ができる」and「会計が分かる」and・・・

このandを増やせば増やすほど競合が減っていきます。


次は、そのandで結んだスキルを求めている職場を探します。

これは、企業のマーケティングの方法とも合致します。


企業は、自社の顧客を絞り込めば絞り込むほど利益率は高まります。

ただ、「女性客をターゲット」とするのではなく、「営業事務の仕事をして、昼は手作り弁当を食べている30歳代女性」のように絞り込むことで、無駄な機能やサービスを省けコストが下がります。また、余計な営業活動もなくなるので、営業費用も抑えられます。


私が、ただのコンサルタントでなく、「企業再生」and「コンサルタント」にしているのも、そのためです。

さらに、「空飛ぶ」をつなげれば、おそらく日本に唯一人でしょう。


スキルをandで結んで、自分の独自性を高めることと、そのスキルを求めている職場を探すことをやれば、競合におびえることなく、自分の強みを生かした仕事ができます


まさに同感。

なんとなくで思っていたことを、この方は、とてもうまく表現なさっています。


自分へのMEMOとして名言拝借。



記事より~NIKKEI NET

2007年に上場企業が発表した監査法人変更のうち、新日本、トーマツ、あずさの大手3法人から中小法人へ異動した件数は91件と昨年(43件)の2倍超となった。大手監査法人が企業の監査業務の選別姿勢を強めているのが背景。監査作業の増大に伴う人手不足や不正会計リスクの回避を理由に、企業が監査を断られるケースが増えている。

 12月25日までに東京証券取引所で発表のあった開示情報を集計した。大手3法人の顧客企業が監査法人を変更した例は前年比5割増の125件だった。うち中小監査法人への変更は7割と、昨年の5割から上昇した。



監査人の変更、最近になってよく見るようになりました。

中小→大手よりも、大手→中小への変更のほうが明らかに多い。



大手より中小へと監査人を変える場合ってのは、大手から会計監査人の辞任をすることが大多数だと思います。つまり大手監査法人が軒並みリスク回避を行っているということです。

ご存知のとおり昨今の会計不祥事における監査法人の責任に対する追求が年々大きくなってきていますので、そのような責任問題に進展しそうなリスクを危険なところはあらかじめ切っておくということで、事前回避をするってことが一番の理由になると思います。。



危険な処理を行っているところ、コンプライアンスの問題が重大なところなどは自分に火の粉が掛かる前に切り捨てるっていうことなのでしょうが、実際この態度でいいのかってのは個人的には疑問に思います。本来的には、監査人はそんな処理等を行っているところを指導する必要性を有しているはずだと。。。

もちろん指導をしたうえで、会社側がその指導を受け入れない・または問題を改めようとしないから、結果としてきらざる終えないということも多いとは思いますが。



このような状況が続くことは、大手監査法人の寡占状況を打開すると言う意味では、個人的には「良」と思いますが、【大手→中小への監査人の変更=リスクある企業】とみなされてしまう状況になることは、こわいなと思いますが。