世間からも子どもに見せたい番組、大人に見てもらいたい番組、中高年に見て欲しい番組と認められていたクイズバラエティ番組「東大王」が9月末でその姿を消す事となるが、その番組が最も好調だったのはやはり言うまでもなく、僅か7回で終了した「クイズ☆スター名鑑」の後番組として放送した日曜19時ネットワークセールス時代の話だったのではないかと思う。
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それから1年半で水曜19時に移動と同時にローカルセールスに格下げとなった後も多少の健闘はしていたが2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている中、裏番組として日本テレビ系列で放送を開始した「有吉の壁」と競争するまでとなり、その結果、幾度のテコ入れを余儀無くされた事もあって、視聴者も混乱して離れたのも頂ける。
今や正念場となった山里亮太も、幾らヒロミとタッグを組んでも真裏の有吉弘行と佐藤栞里に敵わず、逆転を許すしか無い現状だから、これからは何処の局にでも言える話だが将来の事も踏まえて地上波放送事業者の統廃合とスリム化、それを前提に番組の在り方を見直す時が来たのだろう。