色々長くなりそうな予感がして、恒例の大晦日企画は今年はブログにて。
…しかも今年は年明け早々の真綾さんツアー千穐楽、
しかも1/3公演は生まれて初めてアリーナ神席当選(私の推しライブの席運の悪さはピカイチ。…現に1/2公演はめちゃくちゃ奥桟敷😢)
ということもあり、大晦日から推し活モードチェンジをしたい。
…って言いながら明日帰ってきたらこうもりとか動画で観だしちゃうかもなあ、とも思いつつw
こちらのジャンルは本日で一応締めたいと思う。
本年はオペラ観劇も含め、クラシック音楽会は73公演鑑賞。
月6回ペース。
歴戦のクラシック桟敷のお歴々には到底敵いませぬが、
夜のお仕事で、時に有給消化しながらよく方々観に行ったし、このくらいの量が自分にはベスト値に近いのかもしれない。
てなわけで、ゆる〜い総合順位は後ほどにして、
まずは月順に振り返りたい。
同日のインプレッションに関してはリンクのXをご参照ください。
実はムーティのイタリアオペラは初聴きだったが本当に度肝を抜かれた。来年のアイーダもすでに予約済み。
ムーティは今までヴェルレクの凄まじさ(今でもあれがベストすぎて、逆にヴェルレク聴くの苦手になっちゃったw)もあり、
彼のヴェルディは紛れもなく世界無形文化遺産と思った。
◎4/29 4/30 尾高×メストレ×読響 ラフマニノフ第2交響曲、他
尾高さん推しが止まらなかった令和五年。1日目の衝撃から慌てて2日目を当日券で再鑑賞。
もうしばらくラフマニノフの2番、いいですw
◎5/20 ルイージ×ロジェ×N響C定期 フランクの交響曲、他
今の在京オーケストラ推しコンビの今年ベストは、私選ではコレ。
2000回のお祭りマラ8は、う〜ん良かったけど今までの中ではインバルが大きすぎるし…。
ちなみにソリスト、ロジェは昨シーズンのベストソリストでランクイン。
メインのフランクも凄かったけどなあ…。分かってくれる人は少なそうだけど、私にはどハマりw
※なお、会員だったN響と新日はまた別途3選ほど絞りXで記載予定。
このツイートが全てを物語っている。
偉大な演奏の前に人は言葉を失うのであるw
今年は贅沢な音楽会が多かったが、これを超える感動は結局来ず…
今年はエルガーの当たり年か…??
以前尾高×都響での演奏も、それは大層な名演であったが
この山田とCBSOの演奏は英国音楽への執念と矜持を強烈に感じたし
またアンコールのウォルトンが最高だったんですよ…。
翌日に調布国際で佐藤俊介のヴィヴァルディが控えていたが、慌てて名古屋行きの新幹線に乗るところであったw
◎9/21 ローマ歌劇場『トスカ』
記事の通り。
もうこういう贅沢な舞台がいくつ今後観られるだろうか…?
ロスジェネ、Z世代…。暗い経済低迷が覆う今の日本にあって、よくこういう興行ができたと思う。
招聘元のNBSに最大の賛辞を贈りたい。
昨年に引き続き、日本に来てくれたシフ!!
最推しピアニストなんで、まあバイアスもありますがw
昨年の通り、セトリはMC挟んで当日発表のライブ感ww
ワルトシュタイン弾いてくれたときはマジで鼻血出そうだったww
圧倒的感銘。
実は11年前に今は亡きブーレーズとウィーン・フィルでモーツァルトとシェーンベルク(これも今となってはすごい話w)で
聴いて以来の内田さん。
前回以上に、自分の世界観を構築しきっている感があり、その世界に誘われた極上の音楽体験。
職場の上司の方から急遽お席をお譲りいただき、有給も急遽会社の担当の方に無理を通していただいて無事鑑賞。
本当にいい職場に恵まれてるな、と日頃感謝しております。
◎11/22 ネルソンス×GHO ブルックナー9番、他
日本では毀誉褒貶が激しくなってしまうネルソンス。
(というか、かくいう私も入りは悪印象だったw)
オーケストラの自主性と個性を最大級引き出す、方向性はまるで巨匠然としない指揮者だが、
彼こそ全く新しいタイプの指揮者だし、リーダーとしての新世代型の人物と思う。
このワーグナーとブルックナーは、普段この作曲家を苦手な人にこそ受け容れられそうな気もするし
ゲヴァントハウスの素晴らしいサウンドと、伸るか反るかのスリルも味わえたし、
去年のサイトウキネンとのマラ9のようなズーン、と後に来る余韻も味わえた。
…でも自分の余韻のために、今後ネルソンスの感想はSNSで極力見ないようにしますね苦笑
基本メンタル豆腐なのでw
◎11/25 キリル・ペトレンコ×ベルリン・フィル 英雄の生涯、他
…う〜ん、これ正直入選かどうか迷ったけど、ここ10年のベルリン・フィルの演奏で一番印象に残ったので今後の期待を込めて。
(なんで上から目線??w)
キリル・ペトレンコとの今後がどうなるかはわからないが、やはりベルリン・フィルにはオペラ座のシェフが合うと思う。
ラトルは最近になって好きになれたけど、やはりベルリン時代は?だったし、
ベルリン・フィルはフルトヴェングラー、カラヤンときたその伝統から、オペラ畑の指揮者の方が映えるような気がしてならない。
自分が、当たり前だがオーストリア在住時に比べ、最近独墺のオケを聴いてないからか?
バイアス入ってない??(というバイアスw)
と逡巡して、このBPh日本公演は選出に最後まで迷ってしまった…。
…ということで、なんだか年末が割と最高の音楽を聴いた割に歯切れが悪いww
さて、一応順位づけ(これ正直今年もやるかどうか迷ったが…)をしてみると以下の通り
①尾高×都響 エル2
②内田光子×MCO
③ローマ歌劇場
④アンドラーシュ・シフ
⑤山田×CBSO エル1
⑥ルイージ×N響 5月C定
⑦ネルソンス×GHO
⑧ムーティ×東京春祭
⑨キリル・ペトレンコ×ベルリン・フィル『英雄の生涯』
⑩尾高×読響 ラフマニノフ第2交響曲
正直、1位と2位以外はあまり差はない感じw
なので超迷った。
さて、番外編もありますが、そちらはXにて。