工蟲資料室

工蟲資料室

工蟲に関する設定資料を置いておく場所

個展も終わって一段落。

次は益子秋の陶器市です。


良い感じの文章ができたら不定期に投稿して保存しておくスタイル。


今回は工蟲の起源に関するお話と、妖怪や付喪神との関係性についてのお話


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工蟲の起源とは

工蟲の祖先と考えられる生物は今のところ存在しない。

というより、工蟲はあらゆる点において既知の生物と異なる点が多すぎるのだ。


付属肢は節足動物に似ているが、およそ生命活動をしているとは思えない形状。


それ故分類階級の一つである界を新設して、工蟲は『擬生物界に属する』としてある。
界は最も高い分類階級で、それはすなわち工蟲がこれまでの生物のに分類できない、全く新しい分類のいきものであるということだ。

つまり、鉄の外骨格を持ち、口器や生殖器をもたず、代謝はしているようだが自己複製をしない、という生物が他に存在しない訳で、これまでに発見された古生物にもそのようなものは存在しない以上、工蟲の起源は全くの謎、ということになる。

工蟲にはその特異な外見や体構造の他に、『特定の人間にしか認知されにくい』『物理法則を無視しているかのように飛翔したり、壁に貼り付いたりする』などの特性も持つ。

起源を証明するものも無く、現代の知識で説明のつかない特性を持った工蟲を異世界生物だ、宇宙生物だ、と嘯く者も多いが、実際にそういった可能性も考慮して研究されている。

目の前で鉄の塊が生物のように動き、その自重に関わらず歩行して飛翔して壁に貼り付けば、そのような常識を疑うような考えにもなろうというものだ。

(中略)

また、研究者の中には工蟲をモデルとして妖怪や付喪神が創作された、と考えている者も多い。

これは道具に魂の宿った存在とされる付喪神と、道具としての機能を持った工蟲に類似点が多いことなどが理由にあげられるだろう。

工蟲はヒトの作業を(彼らの習性の結果として)手伝うが、時に保管していた材料に孔を開ける、移動する必要のないものを移動させる、などの行動もとる。

これは工蟲が、あくまでも作業習性として仕事を行っているだけでヒトを手伝うつもりなど無いことがわかる事象だが、単なる善でも単なる悪でもないところが、妖怪や付喪神との共通点として捉えることができる。

実際にメクラベ 𝑶𝒄𝒖𝒍𝒐𝒄𝒓𝒂𝒏𝒊𝒖𝒎 𝒐𝒃𝒔𝒆𝒓𝒗𝒂𝒏𝒔 はその形が人間の顔を思わせることや、こちらをじっと睨んでいるように見えることから妖怪の『目競』から和名がつけられたし、ヒトウカ 𝑳𝒖𝒙 𝒗𝒐𝒍𝒂𝒏𝒔𝒊𝒔 は飛翔しながら作業器を発光させる様子がひとだまに見えるだろう。
カヤリ目の工蟲などは形や習性から、まさに蚊遣器の付喪神と考えられていたかもしれない。


空き家で撮影されたメクラベ。巨大な眼のような作業器が目立つ。


他の生き物と大きく異なる見た目の工蟲たちが動き、仕事をしている様を見て『物質に霊魂が宿っている存在』や『この世の常識では測れない妖怪』と捉えたのかもしれない。

現在、2016年にアナウガチ 𝑷𝒆𝒓𝒇𝒐𝒔𝒔𝒐𝒓 𝒔𝒑𝒊𝒓𝒂𝒍𝒊𝒔が栃木県鹿沼市で発見されたのが工蟲に関するもっとも古い記録ということになっているが、昭和中期頃の写真に工蟲が写り込んでいるものや、それと同時期頃に作られたと考えられるザツエキ 𝑶𝒑𝒆𝒓𝒂𝒓𝒊𝒖𝒔 𝒗𝒂𝒓𝒊𝒖𝒔 の頭部神経節のアルコール漬け(民間療法的なものだったらしい)などが発見されており、少なくとも2016年以前にも工蟲は存在していたことが示唆されている。


赤丸のところにクギウチと思しき姿が写り込んでいる。

河原で撮影されたもの。おそらくハンソウの仲間か。


これからの研究、調査により、さらに古い工蟲の記録が発見されれば、工蟲のルーツも判明するだろう。

それは既知の生物と祖を同じくするのかもしれないし、まったく異なる世界からこちらに紛れ込んでいるのかもしれない。


擬生物研究所所長 五十山田 是和著 「工蟲の歴史」156頁より抜粋


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ということです。

起源はわからず、なんなら異世界や宇宙からきた可能性すら否定できないようです。

さらに妖怪、付喪神にも関係があるかもしれない、と。

我ながら好きなものを全部詰め込んでるなぁと思います。

最近は割とブログを書く気があるぞ。
いつまで続くことやら。

それでも、工蟲の設定やらなにやらを書く場所にしていきたいところです。

ブログタイトルも変えるべきか。

表題の通り、今回紹介するのは工蟲を研究したりしている機関や団体のお話。

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(前略)擬生物(工蟲)を研究している機関は、国内でも少ない。
というか日本国内にしか存在しない。
それは擬生物(工蟲)が日本でしか発見されていないからだ。
海外での公式な発見報告は未だ存在せず、出どころの怪しい画像や動画(本来であれば工蟲は動画に撮影できない)が存在するのみだ。

本項では、国内にある工蟲の研究機関などを紹介したい。

擬生物研究所





初めてアナウガチが発見される数年前に設立された「金属生物研究所」を前身とする研究所。

現在の工蟲に関する研究の殆どを担っており、生態の研究や実験、調査、工蟲の保護活動を行っている。

ちなみに、金属生物研究所の設立から、擬生物研究所に名称変更した現在まで、所長はわたくし五十山田是和が務めている。

日本工蟲学会





2020年に工蟲の研究、工蟲学の進歩、普及、を目的として創立された。
現状地球の生態系に組み込まれているとは言い難い工蟲の、謎に包まれた出自や存在意義についての議論や意見交換、学説の発表などが行われている。

しかし、先も述べた通り工蟲が生態系の中で生産、消費、分解、その他の『生態系サービス』を提供しているとは言い難く、工蟲について研究している者自体が少ないため会員も少数であり、日本学術会議協力学術研究団体としての指定は受けていない。

こちらも創立以来、わたくし五十山田是和が代表理事を務めており、入会は随時受け付けている。


工蟲を撮る会





主に自然界における工蟲の写真を撮影し、SNSなどを通じて発信している民間団体。
代表は日本工蟲学会の会員でもある九十九十一氏。

規模は大きくないが、工蟲に魅せられた会員ばかりのため熱意は高く、本団体によって撮影された写真が工蟲の研究の役に立つことも多い。

撮影の他にも工蟲に関する情報収集も行っており、いくつかの民家から昭和前期〜中期ごろに撮影されたと思しき写真を発見したり、聞き取りによって工蟲の生態に関する重要な証言を聞き出したりなどしている。

工蟲標本店トカシツナギ堂





その名の通り、工蟲の標本を制作、販売している事業者であるが、代表である髙橋洋直氏は擬生物研究所の職員としての経歴も持ち、工蟲学会の会員でもある。

工蟲は外骨格が鉄で構成されるため、解剖の際などはディスクグラインダーなどが使えないといけないし、その他にも金属加工の技術や知識が役立つことが多い。

髙橋氏は金属加工を学んだ経験を活かし、工蟲の体構造の研究に貢献し、その後に工蟲標本士となり本事業を立ち上げた。

実地調査中に発見した工蟲の失活体の脱落した部位の新造や補修をして、研究所で保存するための標本にすることが主な事業内容で、余剰の標本を販売する事で工蟲の普及に貢献している。


擬生物研究所所長 五十山田 是和著
「工蟲の歴史」25頁より抜粋

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現在設定があるのはこの4つの団体です。

本文中にもあるように、基本的に工蟲は『特殊な存在で興味はそそられるが、その研究が役に立つと考えづらい』というのが世の中の意見のようで、どこの団体も予算があまりありません。

擬生物は、あまりにも地球の生物相からは逸脱していて、人間以外の他の種との関わりなどもなく、かなり孤独な存在と言えます。

実際に発見されたら、生物学者や分類学者はどのように反応するんだろうな…とか考えながら工蟲を作っています。

本項では、工蟲にまつわる特異な性質や、不可解な現象について解説する。


既存の生物たちと全く異なる位置にいる工蟲たちは、不可解な現象を引き起こすことも知られている。

これらは具体的な原因は判明しておらず、観察、研究の過程で必ずと言っていいほど観測されたものを記載している。


動画への記録が不可能

工蟲は動画に撮影することができない、ということが知られている。

正確に言うと、撮影したデータの音声は問題なく聞こえるのだが、映像だけが著しく乱れてしまうのだ。

理由は定かではないが、デジタルはもとより磁気テープを用いた撮影でも同様の結果になってしまう。

このことから、現在でも工蟲を記録した映像は存在しない。

周辺の生物への認識障害

工蟲が発見されたのは2016年頃だが、見た目としても特殊である工蟲のような存在がなかなか発見されなかった理由の一つと考えられている事象。

これは「ある特定の人間にしか工蟲を認識できない」ということである。

例えば生体を見せてから数分〜2時間程度は認識しているが、半日も経てば記憶に残っていなかったり、山を歩いていて目の前を工蟲が歩いていても認識できない人がいる、ということだ。

こちらも明確なメカニズムは解明されておらず、いくつかの実験からそのような傾向がある、ということがわかっているだけだ。

重量を無視した歩行や飛行

鉄足動物である工蟲は、外骨格が鉄で構成されているため重量があり、体構造の似た節足動物が中型以上の工蟲のサイズであった場合、歩行どころか身体を維持することも困難とされている。

しかし、工蟲は発見されている最大の種で100kgを超えるがその種は当然のように歩行しているし、翅を持つ工蟲は翅膜を持たない翅を羽ばたかせて飛行する。

これらの事象は物理法則に反しているようにしか見えないが、事実として彼らは自重を無視するかのように歩行し、張り付き、飛行している。


栄養源

工蟲の栄養源も謎に包まれている。
工蟲は摂食器官を持たないため、食物を摂食することができない。
過去に行われた飼育実験において、全ての種が栄養を摂取している様子は見受けられなかったので、当初は蓄えた栄養で一生を過ごすと考えられていた。

後に自然界の工蟲にマーキングして観察する実験を行った結果、飼育下よりも明らかに長く生存していたことが判明し、これにより何らかの栄養を摂取しておるのでは、と仮説がたてられた。

しかし、先の特質により実験の様子を映像で記録することはできず、また追跡調査を試みても認識阻害にあうのか見失ってしまい、今現在もどのように栄養を摂取しているのかは謎のままである。



工蟲どうしでの短距離無線通信

工蟲には「作業群」と呼ばれる、種を超えた群れを作って一つの作業を行う習性がある。

その際重要なのが工蟲どうしのコミュニケーションだが、鳴き声などを持たない彼らは、ある波形の電波による無線通信を行っている。
各々が見たものや反響定位で認識した周囲の様子を無線通信を介して共有し、効率的に作業を行っていると考えられている。

通信可能距離は数mと長くないが、ウロツキ 𝑷𝒓𝒐𝒘𝒍𝒆𝒓 𝒑𝒍𝒐𝒘𝒍𝒂𝒏𝒔 などの種がその電波を中継することで連携を強化しており、また、オオメダマ 𝑴𝒂𝒈𝒏𝒐𝒄𝒖𝒍𝒖𝒔 𝒄𝒊𝒓𝒄𝒖𝒍𝒂𝒓𝒊𝒔 やメクラベ 𝑶𝒄𝒖𝒍𝒐𝒄𝒓𝒂𝒏𝒊𝒖𝒎 𝒐𝒗𝒔𝒆𝒓𝒗𝒂𝒏𝒔 などの種は、映像をデータとして記録し他の工蟲と共有することを作業習性としている。

先述のとおり工蟲は映像に残らないはずだが、そのような機能を持つ工蟲がいるということは、彼らはその障害を避ける手段を持っているのだろうと推察される。




以上が現在判明している、工蟲の得意な性質や、彼らが引き起こすとされている現象である。

先述のとおり、はっきりとした原因が判明しているものはないため、これらが工蟲のしわざである事はあくまで推測の域は出ないのだが、現実問題として、工蟲の観察、研究の過程でこれらの現象は起こっているのだ。


擬生物研究所所長 五十山田 是和著 

「工蟲とわたし」17頁より抜粋

前回の更新が一年以上前というサボり具合。


アカウント消してもいいかな、とも考えていましたが、まぁ作家活動はじめてからずっと使ってるので愛着はそれなりにある。


なので時たまこうやって工蟲の設定とかを書く場所にしていこうかな、と。


というわけで工蟲に関連する用語集。

五十山田是和さんの著書より抜粋。


という体裁で。



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(前略)本書をはじめとした、工蟲について書かれた書籍や論文を読んだり、工蟲を観察、調査するときなどに理解しておくと良さそうな語句をまとめてみた。


特に工蟲について語るときにのみ登場するであろう語句をまとめたので、通常生物について語るときに使われがちな「頭胸部」や「付属肢」などの語句に関する説明や節足動物の節の名称などは割愛してあることをご了承頂きたい。




擬生物

工蟲発見により提唱されるようになった新 

たな分類。

生物としての定義といわれる「自己増殖能力」「エ

ネルギー変換能力」「自己と外界との明確な隔離」 

の3つの内「自己増殖能力」のみを欠いているだけ 

で、それ以外の生命現象を示すものを指す。

言葉の由来としては、「明らかな生命現象を見せるが、生物としての定義を満たしていない」ことからで、ウィルスとも異なり、細胞構造を持つために新たに提唱されるようになった。

分類としては工蟲は擬生物界に属することになるが、この説を認めていない学者も多く存在する。


鉄足動物

こちらも擬生物同様、工蟲発見に伴い提唱されるようになった。

擬生物界の下の階級である門に位置し、「鉄足動物門」となる。

工蟲は『外骨格が鉄で構成された、作業習性を持つ 

擬生物』と定義され、「作業習性を持たない種」すなわち「工蟲と異なるが、外骨格が鉄で構成された擬生物」の存在が考えられることから提唱されている。

工蟲の分類は正確に記述すると

擬生物界(Regnum Pseudobiota)

鉄足動物門(Phylum Ferripoda)

工蟲綱(Classis Artifexida)

となる。


作業器

現在発見されている、全ての工蟲が備えている特有の器官。

種によって形態は様々で、腕のように多関節の構造のものや、腹部と一体となったもの、頭胸部に備えられたもの、電気などを動力源として動くもの、炎を噴出するものなどがある。

腹部と一体になった作業器を持つ種は割と多く、「腹作業器」と呼ばれる。

後述の作業行動を取るときに用いられる器官を指す言葉だが、その作業行動の内容によって「どこまでを作業器とみなすか」は意見が分かれるところであり、現状では大まかに使われている言葉である。



眼状器官

工蟲の頭胸部に備わった器官。

殆どが前方を向いていることが多く、眼のように見えるためにこの名がつけられている。

数や大きさは様々で、全く持たないものや7つ持つものも存在し、視覚器やその他の感覚器、発光器などの機能を持つものや、脳に接続されておらず、全くなんの役にも立たないと考えられているものも存在する。


作業行動、作業習性

工蟲特有の行動、習性。

工蟲は先述の作業器を使って、種ごとに決まった行動を取る。

穴を開ける、切断する、溶接する、釘を打つなどの工業的なものから、燭台やペン立て、蚊遣器などの雑貨のような機能を作業習性とするものも存在する。

現在発見されているすべての工蟲は、この作業習性をもっているとされているが、特に能動的に行動しない「雑貨的な」習性を持つものは、その判別が困難である。


発振器、受振器

それぞれ工蟲の持つ器官で、現在発見されている工蟲はすべてこの器官をもっている。

スピーカーのような形状の発振器から出した振動の反射を受振器で受けて、それによって周囲の障害物を把握したり、作業行動に必要な情報を集めたりなどする。

いわゆる「反響定位」を行う器官であり、同じく反響定位を行うコウモリやイルカの持つ器官とは大きく異なる構造をしている。


作業群

工蟲は、種ごとに孔を開ける、ネジを締める、緩める、溶接するなど、様々な作業習性を持っているが、それぞれ関連性のある作業習性を持った種どうしが群れを作り、一つの作業を行うことがあるが、その多種の工蟲で構成された群れを作業群と呼ぶ。


古い建物の解体などが良い例で、オオメダマやメクラベなどが内部を調査し、ビスなどで留められている箇所があればネジマワシが外して回る。

鉄の部材をヨウダンの仲間が溶断し、細かなゴミをザツエキやクギヒロイが拾い集める。

最後に残った建物をウチコワシが破壊し、ヒキマワシなどがその部材をさらに細かく切断し、そうして出たビスや釘、ゴミなどをまたザツエキたちが集めてどこかへ持ち去る。

このように、工蟲は種を超えた群れを作る、という特異な社会性を持っていることが知られている。




このように、数は多くないが工蟲にしか適用できない言葉や器官などが存在するため、これらの語句を覚えておくと本書も少しは理解しやすくなるのではないだろうか。


もちろん、擬生物(工蟲)は研究が進んでいるとは言えない分野なので、後に読み返すとここで記載した説明が間違っていた、ということもあり得るので、その辺りには留意されたい。



擬生物研究所所長 五十山田 是和著 

          「工蟲とわたし」13頁より抜粋


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といった感じです。


自分の作っていた作品に、数年前から『工蟲』と名付けて色々と設定を模索していましたが、ようやく「決定稿」と言えるようなかたちになったものをまとめてみました。


実物の工蟲標本を見るときの参考になればと思います。

年数回しか更新しないブログですが。


自分の名前で検索すると出てくるのはこっちなんですよね。

やっぱり活動初期から使っているからかしら。


3月に個展をやっていたので、そのときの画像を少し。
















場所は栃木県宇都宮市の本屋さん、書肆ひるね。


古い住宅をいじり倒したような内装がすてき。


会期中は書肆ひるねで月二回くらい開催している「こうさてん」というトークイベントでお話させて頂きました。


作品の方は、今回は新作2種と工蟲の内蔵の液浸標本、工蟲図鑑も作りました。


少しずつ工蟲の世界設定が可視化してきているような実感があります。


お知らせついでに、オンラインストアに作品を追加しました。







スカシメダイラ
ダイラコウベ科の工蟲で、拡大鏡になる作業器を持つ。



オオハナセオイ
その名の通り、ハナセオイの大型種。
腹部作業器の形状が少し違う。


オンラインストアはこちら
工蟲標本店トカシツナギ堂オンラインストア



商品ページには工蟲の簡単な解説もあるので、見ていただけたらうれしいです。


まだ確定していないことばかりだけど、今年は色々仕掛けられそうな予感。


見てくださる方に楽しんで頂けるよう頑張ります。