「 晴 釣 雨 讀 」

「 晴 釣 雨 讀 」

晴れた日は大いに釣りを樂しみ…
 雨の日は靜かに讀書や道具の手入れに耽る…
   無理をせず、焦らず、穏やかな心で渓魚との駆け引きを満喫する…

 …ある方から頂いた言葉です

  渓流ルアー釣りや関連することに触れていきたいと思います


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 また、大きく更新が遅れておりますが、公私共に忙しく、御容赦願います。

 今回は、6月の中旬のこととなります。

 6/17(日)に、パートナーズの忠さん(佐藤 忠雄さん)が主宰する『山女魚乃忠学校』に於ける実釣講習(=登校)として、私と共に忠学生のAgiさん(佐々木 明さん)と、当ブログで何度も登場頂いている埼玉のMさんと御一緒に、4人で釣行しました。

 

 前日の6/16(土)に忠さんとMさんは、高野さん(同じく忠学生の方/今年発売されたパートナーズDVD№95「山の恵みと熊~タケノコ・マイタケ・サクラマス・渓流」に御出演)と一緒に田沢湖方面へタケノコ狩りをされております。

 Mさんは土日の二日間のみの休日で、金曜日の晩に車で出発して、明朝2時にタケノコ山へ到着後、正午までタケノコ狩りをされて、また長距離を運転して秋田市へ入り、採ったタケノコを親戚や自宅へ発送して夕方まで掛かり、二日目は釣行されて、その日のうちに埼玉まで車を運転する行程です。

 そして、きっちりと月曜日からお仕事とのことで、誠にもの凄い行動力ですが、さすがに疲労を考慮して、この日の集合時刻は9時としておりました。

 Agiさんも農繁期までの間が生じているらしく、この日に同行する運びとなりました。

 

 入渓点は滑落の危険性が高い斜面でしたが、気を抜かずに慎重に下りていきました。

 前日のタケノコ狩りもあってか、Mさんが斜面を下りる様には、見ていて安定感がありました。

 ちなみにMさんが被っているのは、白くて丸いヘルメットです。

 今回のタケノコ狩り用に新たに購入されたとのことで、着ける人次第でこうもカッコよく見えるのかと感心してしまいます。

 

 6/17(日) 秋田市 旧雄物川水系

 天候晴れ、気温18℃、水温11.5℃、水位 平水で濁りなし

 秋田市の天候は、降雨は13(水)が最後で、14(木)15(金)は晴れと曇りが続いたこともあり、思ったよりも水量があったので、少し驚きました。

 しかし、入渓点から幾つかポイントが連続しておりますが、魚影は見えませんでした。

 

 最初の大場所です。

 Mさんのキャストでチェイスがあり、足下近くでルアーに触るもバイトに至らなかった様です。

 残念ながらも、序盤で反応が出てくれたので、少し安堵しました。

 

 しかし、その後は無反応が続きました。

 

 大きな砂場を見ても、人の足跡は見えません。

 

 例の杖について、先週の自主練で得た"ベルトに差し込んだまま歩く"を実践していたのですが、それを御覧になった忠さんが、写真を撮ってくれました。

 左手でロッドを持ち、右手を杖に添えることで、杖全体を歩行時のバランサーに活用して歩きます。

 今回の釣行は、この形で通して見ましたが、杖携行以前と変わらぬ状態で釣りに専念できました。

 紆余曲折がありましたが、熊対策としての杖については今回を以て、常に携行することを決めました。

 

 杖の細工について、真鍮製の石突を5/26(土)の登校時に施していたのを、記載せずにおりましたので、ここで触れておきます。

 釣行2回で杖先が、写真の様に傷んできたので、真鍮製の石突を装着したところ、杖の重心と石突のバランスが良く、杖には必需品であったのであろうと満足しております。

 

 さて、このポイントの下流は、これまで確実に魚の反応が見られる場所ながら無反応でした。

 この写真の右側の深みを、AgiさんとMさんがアップかアップクロスで何投かキャストしたあと、この立ち位置とアングルからの忠さんの2投目に6寸ヤマメがヒットしました。

 「ほら、居たよ~」と忠さんが仰り、その後、AgiさんとMさんがクロスかダウンクロスでキャストするも反応はなく、忠さんがまた似たような位置からキャストすると、なんと、またチェイスがありました。

 入渓からここまでの状況の全てを踏まえて、鋭い観察眼と圧倒的な分析力と引き出しの多さから、短時間で導き出した正解なのであり、忠さんの圧倒的な実力があればこその釣果でした。

 

 Mさんですが、端から見ている分には、とても快調にキャストされている様に見えました。

 点在する大場所を中心に、"最も深くて長い"を狙った、ほぼアップのみのロングキャストによる遅い釣りを軸に釣り上りますが・・・、残念ながら、無反応の状況が続きました。

 

 桑の実の赤味が濃くなりつつあります。

 釣りの最中に熟した木の実を見ますと、熊の心配をしてしまうのですが、そんなことを考えていると・・・

 

 ・・・!!

 忍び寄ってきたのは、熊ではなくAgiさんでした(笑)。

 

 ここへの忠さんへのキャストに、やっと反応が出ました。

 

 後ろにいたAgiさんから「ほれ、熊の糞だ」と指差す先に、それは大きな糞が山盛りになっておりました。

 臭いはそんなにしませんが水分が多く見られます。

 さて、いつのものやら・・・。

 

 その後も、無反応が続きます。

 足跡こそ見えませんが、本日は日曜日につき、昨日の人の出入りの可能性が高そうです。

 

 上の場面でMさん(1年生1学期生)がキャストしたあとに、忠さんからAgiさん(1年生3学期生)へ「さぁて上級生(=Agiさんのこと)。下級生のあとでも魚を釣ってよ~」と指名しました。

 なんとか小さな魚影が動いたのはさすがでしたが、続きません。

 

 今年、渓流で最初に間近で見た卯の花です。

 ニセアカシアと同じ時期に一斉に咲きます。

 

 大きな石の上で、小さな蛇が日向ぼっこしておりました。

 "おくつろぎのところ、御容赦下さい"

 

 "ん~・・・、なかなか魚に動いてもらえません・・・"

 

 これまでで最も深いポイントです。

 このアップの2投も無反応です。

 

 忠さんの御指名により3投目を私がダウンでキャストしましたが、動いて頂けません。

 

 以降も無反応の連続で、"やはり前日に人が入っていたか・・・"と進んでいると・・・、

 

 ここで忠さんが釣り人の足跡を見つけました。

 

 水況の割にルアーにも我々の遡行にも全く反応がなかったのは、やはり前日の釣り人の影響もあった様で、仕方のないことです。

 忠さんが少し考えて、「(釣れる)可能性があるのは、これより先の二つ目の堰堤だから、そこへ行こう」となりました。

 

 一旦、林道へ出てから少し上流へ歩き、目的の二つ目の堰堤へ降りました。

 入渓間もなく、堰堤下の最初の流れ込みへAgiさんが、ダウンでキャストした1投目に6~7寸の魚がヒットしました。

 忠さんの狙いが的中した様です。

 しかし、私に見せようと水面から抜く途中で、流れ込みの波で抵抗が掛かってバレてしまいました。

 

 堰堤の幅も深さも大きいので、魚が反応してくれる可能性が他よりは高いものと思われました。

 Agiさんはそのまま釣り下り、堰堤はMさんがキャストすることになりました。

 

 1投目か2投目の右岸側へのキャストで、駈け上がり付近からチェイスした様ですが、ギリギリのところで帰って行った様です。

 いや~、惜しかった・・・。

 

 Mさんが左岸へ移ると、忠さんが右岸へキャストしたのですが、DeepKissよりも小さく2寸にも満たない、とても小さなヤマメが背掛かりしました。

 その後、AgiさんにもMさんにもチェイスはなく、これにて午前の釣りは終了となりました。

 

 "おっ、熟している"

 

 帰り道は約1.7㎞で、途中3度の休憩を入れて、約40分掛けて車へ到着しました。

 Mさんのウェーダーを見ると、ヒルが付いておりました。

 日中の気温も、大分温かくなりましたな・・・。

 

 近くの公園へ移動して、いつものもカップラパーティーによる"忠食"です。

 カップラーメンの準備をしつつ、御二人から前日のタケノコ狩りの話を伺いました。

 Mさんは笹ヤブに脚を取られて、御覧のとおりのアザだらけになっておりました。

 

 食後にベトナム産コーヒーを頂きながら、いろんな話で盛り上りました。

 しかし、前日のタケノコ狩りの疲労は大きかった様で、Mさんのみならず、めずらしく忠さんも眠気に誘われた様子でした。

 やはりタケノコ狩りは、体力的にハードな山菜狩りであり、疲れないはずがありません。

 

 忠食後にMさんとお別れしました。

 残念ながら今回は釣果に恵まれなかったのですが、前日は人生初の本格的なタケノコ狩りだったと伺い、存分に楽しまれたとのことで良かったですな。

 この日の夜に、無事帰宅の連絡があり、2日間を安全に過ごされたことに安堵致しております。

 

 Mさんが発ったのが13時50分頃です。

 忠さんの疲労から"これにて解散"の選択肢もありましたが、"近場の状況が良ければ、そこへ入ろう"として、そこへ向かいました。

 現地に着くと、状況は良さそうでしたので、そのまま入渓することにしました。

 

 身支度を調えて入渓点へ向かう途中で、何となく腰周りに違和感を覚えて、ベルトをよく見ると剣鉈がありません。

 樹脂製ケースが前後に割れてしまい、剣鉈を紛失していた様です。

 価格が3千円台の比較的安価な剣鉈でして、費用対効果では期待以上の働きで、大助かりでした。

 感謝しつつも、仕方のないことにつき、既に同じ商品を入手済みです。

 

 秋田市 旧雄物川水系

 天候晴れ、気温23.5℃、水温13.5℃、水位 平水で濁りなし

 平水でも水量は多くて、苔で滑りやすいので慎重に進みます。

 

 しかし、ここも魚の反応が見られません。

 右岸のボサ下の浅瀬を歩くと、2~3寸のヤマメらしきが数尾で群れておりました。

 Agiさんの後ろを歩いているのですが、ルアーには無反応というのが辛いところです。

 一旦林道に移って、迂回することにしました。

 

 再入渓しましたが、ここでも全く反応が見られません。

 仕方なく、これにて納竿としました。

 

 この日は丸一日、よく晴れました。

 車に戻り、着替えを済ませて帰る段となったのが15時過ぎです。

 

 前日の先行者もあってか、一日を通して魚に全く動いて頂けない、厳しい釣行となりました。

 今まで釣れなかったヤマメのうちの"人にスレた難しいヤマメを釣る"となった登校でしたが、忠さんも学さんも、実は私も事情があって疲れていたこともあり、モチベーションを保つのが難儀な釣行となったものと存じます。

 皆様、本当にお疲れ様でした。

 

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 次の週末は6/23(土)も24(日)も私用で忙しく、釣行の可能性があったのは24(日)の午前でしたが、近くの川はどこも渇水となっており、疲れが溜まって体調が優れなかったので、釣行を断念しました。

 これは6/26(火)の秋田市中心部を流れる旭川の様子です。

 

 6/27(水)にまとまった雨が降り、28(木)の同地点で御覧の水況でしたが、29(金)まで断続的に雨が降り続き、特に県南で警戒を伴う状況になっておりました。

 6/30(土)は第2回大仙サクラマスまつり&大仙サクラマス・ダービー表彰式へ参加しており、7/1(日)も私用が忙しく、久しぶりに二週間も釣行しない状況に至りました。 

 

 今年の秋田県の梅雨は、ここ数年の空梅雨続きが、梅雨入りからしっかりとした雨が続いており、今年は誠に梅雨らしい状況となっております。

 

 釣行で雨に甘える気でおりましたら、図らずも「晴釣雨讀」が続いてしまいました。

 

 今週も雨続きで、相変わらず土砂災害発生の心配が尽きませんが、近いうちに水況が良くなり、釣行に向けて、諸々の巡りも良くなることを期待したいと存じております。

 

 以上です。

 

 

 

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