令和6年(2024年)6月20日㈭


「令和6年6月下旬の旅」2日目は鳥取から下り山陰本線に乗り米子に来ました。

2003D  鳥取825発 特急スーパーまつかぜ3号 米子行き  


は終点の米子925着

*この記事の続きです。
米子駅は2023年(令和5年)7月から新駅舎(橋上駅舎)の供用開始。


その新駅舎の通過から見た駅構内、先ほど乗車したキハ187系が停車中。


改札を出ました。

新駅舎と同時に供用開始された南北自由通路「がいなロード」

南北自由通路「がいなロード」からはガラス越しに米子駅ホーム、車両基地である後藤総合車両所米子支所が見ることができます。





米子駅新駅舎及び南北自由通路「がいなロード」と同時に供用開始された米子駅南口。

かつての米子駅は山陰地方の他の主要駅(鳥取駅・倉吉駅・松江駅・出雲市駅・浜田駅など)のような「南北両側に出入口がある駅」ではなく、駅ビルや駐車場、タクシー乗降場やバスターミナルなどの施設が駅の北側(明治町・末広町方面)に集中しており、南側(目久美町方面)には駅への出入口がないため直接的には駅を利用できなかった。また駅の東側に踏切があるが、営業列車や回送列車がこの踏切を頻繁に通過するため遮断機が下りている時間が長い「開かずの踏切」の状態であり、南北間の歩行者の交通の妨げにもなっていた。  
この課題を解決するため、2023年(令和5年)7月29日に南北自由通路「がいなロード」が供用を開始された。

後藤総合車両所米子支所に残る給水塔、公道からも見えます。


米子駅南口エスカレーターを降りた先にはフォトスポット。後藤総合車両所米子支所に停車中の列車が撮れます。

このような画が撮れます。



再び南北自由通路「がいなロード」を歩き

米子駅北口へ、昨年から供用開始された新駅舎と駅ビル。

*2年ぶりに訪れた米子、当時は新駅舎の建設工事中でした。

2022年6月の旅

米子駅北口には「山陰鉄道発祥の地」の碑


蒸気機関車 C57 43の動輪、明治時代の客車車輪



C57 43の動輪(左)、明治時代の客車車輪(右)


C57 43は昭和13年(1938年)に三菱重工業神戸造船所にて製造。

昭和44年(1969年)、米子機関区在籍時に廃車。

明治時代の客車車輪は明治19年(1986年)製、明治30年代にマッチ箱と言われた客車に使用されていた英国製の特殊車輪。

「山陰鉄道発祥の地」の碑

米子駅は1902年(明治35年)に官設鉄道の境駅(現:境港駅) - 御来屋駅間開業に伴い開業。





これから向かうのは標高90mの湊山の山頂にある続日本100名城・米子城跡。

重い荷物を持って坂を上がるのはキツイ!米子駅北口のコインロッカーを利用。

米子駅北口を出発

米子駅近くの元町どおり

米子駅から500m、8年前にも訪れた元町どおりのパティオ広場は工事中でした。

*2016年1月に訪れた米子
パティオ広場に保存展示されている日ノ丸自動車法勝寺鉄道の客車 フ50は工事用の幕に覆われ見ることは出来ず。

*2016年に撮影したフ50
*日ノ丸自動車法勝寺電鉄線(ほっしょうじでんてつせん)

かつて鳥取県米子市と同県西伯郡西伯町法勝寺(現・南部町)の間を結んでいた日ノ丸自動車の鉄道路線。
1924年(大正13年)に法勝寺鉄道という名前で米子市‐法勝寺 12.0kmが開業、翌1925年(大正14年)に社名を伯陽電鉄に改めている。
 鳥取県から県境を越えて島根県の母里(現・安来市伯太町母里)までの母里支線(阿賀‐母里 5.5km)を1930年(昭和5年)に開業させているが営業成績は芳しくなく、不要不急線に指定され、開業から僅か14年の短命に終わった。 その後山陰中央鉄道を経て、1953年(昭和28年)に地元のバス会社である日ノ丸自動車が吸収合併し、同社鉄道部(電車部)となったが、1960年代のモータリゼーションの進行に勝てず1967年(昭和43年)に廃止となった。
米子市元町商店街パティオ広場には、法勝寺電鉄線で使われたフ50形客車が2001年(平成13年)から保存展示されている。この客車は法勝寺電鉄線廃止後、米子市内の湊山公園で保存展示されていたが荒廃が激しくなったため、2000年(平成12年)に「大正ロマン電車保存事業」として修復が行われた。

wikipediaより引用


「外堀通り」なる道を歩きます。途中の公民館まえには「米子城外濠跡」の碑

米子市立山陰歴史館が見えてきました。

米子市立 山陰歴史館

1940年に 郷土史家の足立正(1865- 1947)より考古学・歴史・民俗資料コレクション9300点の寄贈を受けて、西町の商品陳列館内に開館した。 1984年より、1930年に米子市庁舎の用途で建設された近代建築である旧米子市庁舎を館施設として使用する。 常設展示フロアは、米子城の関係資料を展示する「米子城物語」と市指定史跡・目久美遺跡の出土品や近代の生活用具を展示する「なつかしの生活用具」で構成される。

開館時間 - 9:30 - 18:00(入館は17:30まで) 

休館日 - 火曜日、祝日の翌日、年末年始(12月29日 - 翌年1月3日) 

入館料 無料




米子城の続日本100名城スタンプは米子市立山陰歴史館及び米子城跡三の丸番所(米子城跡三の丸駐車場内 ) に設置

うまく押せました。

米子市立山陰歴史館では御城印と

城カードを販売、購入しました。

館内を見学、1階には米子城関連の展示



2階には鉄道関連の展示















山陰歴史館をあとにして

米子城跡へ向かいます。


標高90mの湊山の山頂にある米子城跡の石垣。