子どもでも大人でも、分からない言葉にぶつかった時
「辞書で調べる」という行動自体がなくなってきています。
自分自身の学生時代は紙・電子共に辞書には大変お世話になりました。
現在はどちらも手元にはなく…もっぱらインターネットのお世話になることが多いです。
Webライティング同志の皆さんはいかがでしょうか。
進学した子どもに辞書を買うべきか否か…
もし自分がこう聞かれたら「NO」と答えると思います。
電子辞書も必要かどうか慎重に検討することをおすすめするでしょう。
「辞書」を手元に置くべき必要性を子ども達にも親御さんにも説明できなくなっているのが今であると感じます。
中学生以上のほとんどがスマホ(タブレット)を持っている現在、辞書機能はインターネットで代用することができます。漢和辞典、国語辞典、英和辞典を含む多言語辞書機能はすぐに「検索」して調べることが可能です。小学生も学校教育現場でタブレット学習が始まっているので、「調べる=検索する」ことの定着度は大人が想像する以上だと思われます。
しかし…「辞書を引く」学習を子ども達にして欲しいと思っている大人が多いことは、小学生の学習指導要領に「表現したり理解したりするために必要な文字や語句について,辞書を利用して調べる方法を理解し,調べる習慣を付けること。」と記載されていることでも分かります。(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/koku.htm)
辞書は「引く」という言葉が使われます。
「引く」には自分の方に近寄せるという意味があります。
知りたいことを調べる時に色々な引き出しを開けながら自分の探しものを特定していく、という意味合いが一番近いのかなと、引くという言葉を調べていて感じました。
これは…インターネットで検索する時にも、Webライティングにも同じことが言えますね。決して紙や電子の辞書「だけ」に限らず、スマホ(タブレット)においても正しく「引く」ことをしなくてはいけないのです。
学習においてインターネットで検索することは、いわゆる辞書世代に比べると「楽」な学習をしているのでしょうか。
子ども達は昔より「楽」して勉強しているのでしょうか。
決してそうは思いません。
むしろ、引けば必ず「正解」にたどり着ける素晴らしい辞書とは違い、インターネット上では「不明」「誤用」などが混在する中、自分自身で「正解」にたどり着かなくてはならないのです。
たくさんの情報の中、いち早く的確な情報を選び取ることが今後の「引く」学習なのではないかと感じています。
そして、そういう学習にはWebライティングが必要だと自信を持って言えます。
今の子ども達にどちらの「引く」学習を優先してもらった方がいいのか、はっきりしているでしょう。
紙の辞書を引く学習に意味があることは、以前から言われています。辞書世代としてはそれに異議はありません。辞書を今でも素早く引ける、知っている語句が多いというのはそういう学習の賜物です。
Webライティングと共に活動をしていくということは、子ども達よりも自分自身の方が「辞書を読む」、言葉について知識を増やす学習をした方がいいのではないか…と最近では思っています。
大人でも子どもでも必要な時期に必要な学習がきちんとできるように、小さいながらも声をあげていこうと思います。
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