おはようございます。


早いことにもう3月に入ってしまいました。
日本では古くからの伝統文化である「桃の節句」の季節です。
桃の節句といえば女の子の健康と幸せを祈った行事ですが、海外には似たような文化は存在するのでしょうか?



 

例えばアメリカでは"Womens' Day"(国際女性デー)という社会的な日があるようです。
日本のひな祭りのようなお祝いをするような日ではないそうですが、中学校や高校などでは"Mother Daughter Day"と呼ばれるお母さんと女子生徒が学校で一緒にアクティビティを楽しんだり昼食をとったりするイベントも行われているようです。
また、インド南部ではタミル人が「ナバ・ラトリ」という行事を行っているそうで、ドゥルガーという女神信仰のお祭りがひな祭りに近い祭りです。

海外の人々にとって日本の伝統的な文化や和の雑貨に対して興味・関心を持ってもらっています。おそらく、雛人形も海外の人々から見るととても興味深いものであるでしょう。
雛人形は桃の節句の3月3日までは飾り、終わるとすぐに片付けてしまいます。
そうすることで、持ち主の女の子から不運を取り払ってくれると信じられています。
また片付けが遅くなってしまうと女の子の結婚も遅くなってしまうという言い伝えもあります。
それらを英語で説明します。

"It is said that Hina Ningyo take away the bad luck of girls who own them."
(ひな人形は持ち主の女の子の不運を取り払ってくれると言われています。)

People put away Hina Ningyo as soon as Hinamatsuri is over.
(ひな祭りが終わるとすぐにひな人形を片付けます。)

"It is believed that if people put away Hina Ningyo too late, the girl will get married late in the future."
(もし片付けるのが遅くなると、その子の結婚が遅くなると信じられています。)

"take away"「取り払う」
"girls who own them"「持ち主の女の子」
"put away"「片付ける」


「終わる」はいくつか単語がありますかま、今回の「終わる」は"over"で表しています。
「終わる」を意味する単語はいくつかありますが、ここでは”over”を使っています。

 

文化や習慣などについて翻訳するのは大変難しいことです。相手の文化をきちんと知っていないと翻訳をすることは出来ません。翻訳をする際に、どの分野で依頼すれば良いのかはその企業によって違います。Webで翻訳ではその他の分野で翻訳の依頼をして頂いております。

実績などはその他の分野の実績から確認して頂けます。

 

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最新記事はいくつ知ってる?英語にまつわるクイズをご紹介(2019年2月27日)

おはようございます。


日本では昨年11月から上映がスタートした「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、年をまたいだ今も尚話題となっています。
ボヘミアン・ラプソディとは伝説的アーティスト、バンドとして知られる「QUEEN」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの伝記映画です。
そしてタイトルの「ボヘミアン・ラプソディ」はQUEENの代表曲である"Bohemian Rhapsody"からとったものです。オペラとロックが混ざりあったような特徴的曲調と6分超えという長さが衝撃的な楽曲です。


なぜ今になりこの映画のことを取りあげたのかと言うと、世界最高峰の映画祭である先日、第91回アカデミー賞授与式が開催されたばかりだからです。
なんと、司会者が不在の中で行なわれるということもあり話題になっていましたが、QUEENのパフォーマンスもあり、日本からは細田守監督の「未来のミライ」、是枝裕和監督の「万引き家族」がノミネートされるなど、日本も携わることが出来た授与式となりました。

 


 

日本国内で大ヒットしたボヘミアン・ラプソディも未来のミライ、万引き家族は惜しくも作品賞は逃してしまいましたが、ボヘミアン・ラプソディは主演男優賞を獲得しました。
また外国語映画賞を受賞した「ROMA/ローマ」のキュアロン監督は、壇上で黒澤明監督の「羅生門」の名を挙げたりと海外メディアや洋画に詳しくない人でも、気にかける内容だったかと思います。

アカデミー賞とは、アメリカの映画関係者からなる"Academy of Motion Picture Arts and Sciences"(映画芸術科学アカデミー)の会員の投票によって決まります。
アカデミー賞をオスカーと呼ばれることもありますが、これは受賞者に贈られる"Oscar Statuette"(オスカー像)から来た愛称です。なぜ、この像が「オスカー」という名前なのかは諸説ありますが、事務局の女性が「私のオスカーおじさんにそっくり」と言ったから、という話を最もよく耳にします。

アカデミー賞や映画にまつわる言葉を幾つか紹介しておきます。

"actor in a leading role"(主演男優)
"actress in a leading role"(主演女優)
"actor in a supporting role"(助演男優)
"actress in a supporting role"(助演女優)
"award ceremony"(授賞式)
"nominee"(候補者)
"winner"(受賞者)
"award for best ~"(~賞)
"The Oscar goes to ~"(受賞者は~)
"sweep awards"(賞を総なめにする)
"miss out on the award"(賞を逃す)

また、アカデミー賞では映画のことを"movie"とは呼びません。"picture"「作品」と呼ぶことがほとんどで、アカデミー賞授与式ならではの表現です。

 

アカデミー賞や映画、シナリオなどには必然的に翻訳が必要になります。字幕などどのような人が翻訳しているか翻訳家のプロフィールを見てみましょう。

 

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最新記事はいくつ知ってる?英語にまつわるクイズをご紹介(2019年2月27日)

おはようございます。


以前の記事に"sound nice"という慣用句が登場したことを覚えていますか?
その時は「聞こえがいい」というニュアンスのフレーズ英語を紹介していたので、何となく理解出来たかと思います。
しかし"sound"には様々な表現をする際に用いることが出来るのです。
そしてそれらの表現は、ネイティブな英会話では登場することがよくあります。

"Sounds good"
「いいね」「了解」

まずこちらも「聞こえがいい」というニュアンスを含んでいますが、「いいね」という意味で使われます。
相手が言ったことに対して「それいいね、そうしよう」という時に使ったり、相手に確認したりするときに使います。
また、提案するときにも使うことができます。

"Let's do the homework together after lunch, sounds good?"
「ランチ終わったら一緒に宿題やろう、どう?」

お誘いのフレーズ英語の後に、"sound good"で、日本語でいう「どう?」という口調にすることができます。

"good"や"nice"だけでなく、"sound"の後に単語を付け加えるだけでたくさんの表現をすることができます。
"Sounds fun"だと「すごく楽しそう」になりますし、"Sounds great"だと、日本語でいう「超いいね」となります。
さらに語尾に"good to me"といれると「私はいいと思うな」という表現もでき、日本語での会話のように自分の気持ちを自由に表現することもできます。

その他だと、"safe and sound"で「何事もなく無事に」という表現もすることが出来ます。
"sound sleep"だと「熟睡」を表すことができ、ちょっとやそっとじゃ起きない程ぐっすり眠っていることを伝えることが出来ます。

「すごく」や「とても」のような、"sound"をプラスすることでより強調して表現できると考えて良さそうです。
そして何事にも悪い表現には使われていません。
悪い表現、所謂「最低だ」という場合には"horrible"が使われます。
"horrible"には、「恐ろしい」「身の毛もよだつ」「ひどく不快な」「無礼な」「下品な」などを含むまさに「最悪な」意味をたくさん含んだ単語です。
例えば"tastes horrible"で「ひどい味」になります。
使う機会が少ないことを祈りますが"You are horrible!"で「あなたサイテーよ!」になります。

 

 

"sound"だけでなく、英語にはいろいろな表現方法があります。この翻訳家は「こんな風に訳すんだ」などといろいろな翻訳家の訳し方を見てみるとすごく面白いですよ。

 

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最新記事は英語でカレイは?サザエはなんていうの?意外と知らない魚類の単語(2019年2月20日)

おはようございます。


語呂のいい言葉ってよく使うし、気持ちがいいですよね。
日本だと「御茶の子さいさい」とか「ちょちょいのちょい」などあります。
日本だと啖呵売りなんて言うのもあり、例えば「結構毛だらけ 猫灰だらけ お尻の周りはクソだらけ」というのもあります。
英語にも「語呂のいいフレーズ」という感性はあり、それらを使って表現することもあります。
"easy peasy"「とっても簡単」
"peasy"自体には特に意味はないようです。子どもがよく使うフレーズで、「イージーピージー」という語呂が何となくことが軽やかにササッと済ませれるような印象があります。

さらに"lemon squeezy"を付け加えていうこともあります。
「イージーピージーレモンスクイージー」ととても長いフレーズではありますが、確かにとても軽くサラッと言いやすいです。
なぜ"lemon squeezy"なのか不思議ですよね。
「レモンを絞るくらい簡単だ」という意味だという説もあります。
しかしよくよく時代を遡り、実はイギリスの古いCMだということが分かっています。
調べてみると、とある洗剤のCMで流れていた決まり文句だったようです。

その他、以前にも紹介したような苦労なくできる簡単なことに対して"easy as pie"や"It’s a piece of cake"などもそれらの一つです。
"It’s easy as pie."と"cake"の方には "a"が付きますが、"pie"の方には付かないので注意が必要です。
"Piece of cake"とそのまま使うのであれば"a"は要りません。

また、"A walk in the park"ということも
日本語でいう「お茶の子さいさい」「どうってことない」などにあたります。
公園を散歩することは簡単で何の心配もないということからかと考えられています。

これらのように語呂がいい表現は英会話をしていれば耳にして吸収していくことがいくつもあるかと思います。
では、「語呂がいい」という表現は分かりますか?
"That's catchy."
「キャッチー」は日本でもよく使われていますよね。アーティストの楽曲紹介などで耳にすることが多いです。
「ゴロがいい」の他にも「記憶に残る」や「頭から離れない」というニュアンスでも使えます。
その他だと"ring"という単語を使って表現することもできます。
"That name has a nice ring to it."
「ロゴのいい名前だ」
"to it"は省略しても大丈夫です。

その他だと、
"That name sounds nice together."
翻訳すると「聞こえのいい名前だ」です。
"That name rolls off the tongue."
こちらも「語呂のいい名前だ」に違いはないのですが、少し上の「聞こえがいい」と違いを挙げるのなら、「言いやすい」や「発音しやすい」というニュアンスで立場が変わることです。
ちなみに"roll"ではなく"trip""slip"などでも表現できます。

 

語呂のいいフレーズというのは翻訳をする際にでも使用することがあります。Webで翻訳にはたくさんの翻訳実績が掲載されていますので、それを見るだけでも楽しいですよ。

 

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最新記事は英語でカレイは?サザエはなんていうの?意外と知らない魚類の単語(2019年2月20日)

おはようございます。


これまでにいくつかの有名ブランドや大手チェーン店のカタカナ読みと正しい英語読みの違いを紹介してきました。
大型スーパーやファストフードなど、食べ物に関することはアメリカから伝わってくることが多いようですが、高級ブティックやメーカーとなるとフランスやドイツなどヨーロッパが多いですよね。
日本では現地に近い言葉でそのまま発音するという傾向が強いのですが、英会話では英語読みがほとんどです。

・エルメス
高級ブティック"Hermès"は「エルメス」と私たち日本人は読みますが、英語では「メ」にアクセントをおいて「ハーメス」というような発音をします。
しかし、フランスの有名ブランド「シャネル」は「チャネル」にはならずフランス語通り「シャネル」と呼ばれています。
フランス語由来の英単語の"nonchalant"や "chagrin"などが例として挙げられますが、"cha"を「チャ」と発音することはあまりないようです。
"nonchalant"「無頓着な」はシャラント、"chagrin"「悔しがらせる」はシャグリンとなります。

・グーグル
もはや日本では当たり前のように「グーグル」は存在しており、「ググる」なんて言葉も自然に使われています。
しかし、英語では「グーゴー」と読まれているので海外では「グーグル」とうっかり読まないようにしましょう。「ググる」なんて癖で使わないように気をつけましょう。
 
・サムスン
少し世間を騒がせりもしましたが。2018年の「スマートフォン世界シェアランキング」でもアップルに次ぐ2位を獲得した、韓国の電子メーカー "Samsung"です。
日本ではそのまま「サムスン」と読んでいますが、英語では「サムソン」というように発音されています。
 
・ヒュンダイ
韓国の最大自動車メーカー「現代」は、アルファベットで "Hyundai"と書き、読み方は「ヒュンダイ」です。
しかし、英語の発音はスペルとは全く違った読み方で。「ハンデイ」のように発音されています。
いきなり「ハンデイ」と聞かされると私たちはいまいちピンと来なさそうです。

・T-Mobile(T-モバイル)
こちらはドイツ発祥の携帯電話です。
"mobile"は、日本だと「モバイル」ですよね。実は英語読みだと「モゥバイゥ」となります。
"le"となるので、最後の音を発音することになりますが、これまた"L"がとても難易度の高い部分になりまふ。今回「ル」と口をすぼめずにダラケた感じで「ゥ」と発音します。
"L"には二つの発音方があり、そのうちの一つの「暗いL」と呼ばれるものです。
語尾につく場合と後ろに子音がつく場合は「暗いL」の発音です。
今回は最後に"e"がつくことにより"L"の読み方が優先されるので、最後は"L"ということになります。

ちなみに「明るいL」は"color"や"love"など後ろに母音がつく場合の発音で、学校などで教えてくれる発音です。

これらまでに紹介したカタカナ化されたお店や企業の名前だけに限らず、まだまだたくさんの間違った発音があるかと思います。
そしてそれらに限らずこれは英単語でも同じことが言えます。

これらのように、細かな違いが実は大きな違いでもあるのです。そしてそれらが積み重なることで英語とは全く違う読み方になってしまいます。
書かれた通りに読むのではなく、発音の場合は実践で学ぶ方がより正確に吸収することができます。コツを掴んで正しい発音をマスターしましょう。

 

企業名や商品名などはきちんと相手に伝わるように翻訳しなければなりません。Webで翻訳では様々なPR・SPの翻訳をしています。どんな翻訳をしているかはPR・SP翻訳から見ることができます。

 

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最新記事は旅行ですぐに使える!コーヒーを注文するときに使えるスペイン語のフレーズ(2019年2月13日)