おはようございます。


日本では昨年11月から上映がスタートした「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、年をまたいだ今も尚話題となっています。
ボヘミアン・ラプソディとは伝説的アーティスト、バンドとして知られる「QUEEN」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの伝記映画です。
そしてタイトルの「ボヘミアン・ラプソディ」はQUEENの代表曲である"Bohemian Rhapsody"からとったものです。オペラとロックが混ざりあったような特徴的曲調と6分超えという長さが衝撃的な楽曲です。


なぜ今になりこの映画のことを取りあげたのかと言うと、世界最高峰の映画祭である先日、第91回アカデミー賞授与式が開催されたばかりだからです。
なんと、司会者が不在の中で行なわれるということもあり話題になっていましたが、QUEENのパフォーマンスもあり、日本からは細田守監督の「未来のミライ」、是枝裕和監督の「万引き家族」がノミネートされるなど、日本も携わることが出来た授与式となりました。

 


 

日本国内で大ヒットしたボヘミアン・ラプソディも未来のミライ、万引き家族は惜しくも作品賞は逃してしまいましたが、ボヘミアン・ラプソディは主演男優賞を獲得しました。
また外国語映画賞を受賞した「ROMA/ローマ」のキュアロン監督は、壇上で黒澤明監督の「羅生門」の名を挙げたりと海外メディアや洋画に詳しくない人でも、気にかける内容だったかと思います。

アカデミー賞とは、アメリカの映画関係者からなる"Academy of Motion Picture Arts and Sciences"(映画芸術科学アカデミー)の会員の投票によって決まります。
アカデミー賞をオスカーと呼ばれることもありますが、これは受賞者に贈られる"Oscar Statuette"(オスカー像)から来た愛称です。なぜ、この像が「オスカー」という名前なのかは諸説ありますが、事務局の女性が「私のオスカーおじさんにそっくり」と言ったから、という話を最もよく耳にします。

アカデミー賞や映画にまつわる言葉を幾つか紹介しておきます。

"actor in a leading role"(主演男優)
"actress in a leading role"(主演女優)
"actor in a supporting role"(助演男優)
"actress in a supporting role"(助演女優)
"award ceremony"(授賞式)
"nominee"(候補者)
"winner"(受賞者)
"award for best ~"(~賞)
"The Oscar goes to ~"(受賞者は~)
"sweep awards"(賞を総なめにする)
"miss out on the award"(賞を逃す)

また、アカデミー賞では映画のことを"movie"とは呼びません。"picture"「作品」と呼ぶことがほとんどで、アカデミー賞授与式ならではの表現です。

 

アカデミー賞や映画、シナリオなどには必然的に翻訳が必要になります。字幕などどのような人が翻訳しているか翻訳家のプロフィールを見てみましょう。

 

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