やってまいりました、下剤 2リットルで早出し大会!(タイトル一部修正)
今回の大会、1コースから6コースまでの決勝6名でのスタート!果たして金メダルGETなるかっ!?って、世界水泳っぽくしてみたけど、マジウォーターワールドだよ・・・。
ワタクシ、先日お話ししたとおりおなかの超音波検査&直腸カメラというものを体験してまいりました。
まずは朝一で超音波。まぁコイツはカンタン。おなかにぬるぬる塗って丸いアイロンみたいので検査するだけ。最後に看護士さんがぬるぬるを暖かいタオルで拭いてくれます。・・・って超テキトー拭きじゃん
「ハイ、服着て外でお待ち下さい。」って、Tシャツパンツビタビタだよっ!
気を取り直してついに初体験の場所へ。
直腸カメラ検査室に着くと、そこには麦茶を入れるようなボトルに透明な水、その上には300ccと書いた紙コップ。(上の写真)それが6人分。今回の参加者は6人らしい。
看護士さんに説明を聞いた。
「10分~15分に一度、300ccずつこの液体(下剤)を飲み午前中の間にうんちを10回以上して下さいね
」
普通おトイレは一日に1回から多くても3回位なのに、あと3時間無いのに10回以上って・・・。
ヤル気が出てきました!あえて、普通じゃムリだろう的な体験。けっこうきらいじゃないッス!しかも、あとの5人はすでに2、3杯は飲んでいる!50~60代のおっさん3人、主婦っぽいおばちゃんが2人。負けるわけにはいかないッス!!←その時は意味も無くマジ勝つ気マンマンでした、、アホです。
そして、下剤の横のテーブルには名前と正の字の紙!(下の写真)すでにトップのおっさん3回排便済み!ムキ~
他ツーウンチング1名、ワンウンチング2名、ノーウンチングはおばちゃんとワタクシでありました。
しかし、超音波検査のせいで完全に出遅れのワタクシには勝算がありました。
「10分~15分に一度・・・」ココですっ!!ワタクシが遅れを取り戻す為には、10分ジャストでのドリンキング(←ルー大柴か)、紙コップに下剤を注ぎはじめる時間を9分30秒に設定することだったのです!
まずは試飲。塩味の効いたポカリ・・・?なんかマズッ!いきなりヤバイッス!心の中で(慣れる、慣れる、慣れッスィング・・・)と唱えながら1杯目完飲。廊下の椅子で待つこと9分30秒。ダッシュ、ココは味わう前に一気飲み!そして、なんとなく便意が・・。
極少排出!しかし、これを1回とカウントしていいのだろうか・・・。恐る恐る記入場所へ。・・・何て事や~!おっさんおばちゃん和気アイアイとお茶でも飲むようにたむろしてるがなぁ~!しかも看護士さんまで。
正の字を付け終わり、振り返ると目の前に看護士さん。
「出た?」
なんとなく少量の罪悪感にかられ
「あの、ちょっとでも1回にカウントしてもいいんスか!?」
ってアホか、俺!
「ワハハ、イイよ
」
その瞬間おじちゃんおばちゃんの爆笑。しかも1人のおっさんフォローのつもりで
「わしの今の1回も軽いジャブだ、ジャブ!ガハハ」
ボクシングのジャブをジェスチャー付きで繰り出してくれたおかげでまた笑いの第二ウェ~ブですよ。。
なぜかわからない、この下剤仲間の輪にワタクシも引きずり込まれていくのでありました。
そして、「出ないね~」「ちょっと歩いてくるね~」「お腹は痛いけどな~」などと、完全に「下剤うんち心理教」という一宗教団体と化した5名との会話を交わしながら、ついにハイペースで下剤を飲んでいたワタクシに奇跡の瞬間が訪れたのです。
実はトップだったジャブのおやじ、ウンチング6回。ワタクシ、10分の間に2回のウンチングという偉業を成し遂げ、ウンチング7回でトップの座を奪ったのです!
その後、凄まじい腹痛の連続で一気に12回、ぶっちぎりの優勝、金メダルです!
詳しい経過は、その後ジャブのおやじ8回で打ち止め、おばちゃん1人0回というフン詰まりタイアとなりました。他3名は無事10回をクリアーしたようです。
この時点で11時半。看護士さんに「クリアーしました!」と得意げに言いましたが「やるのは午後からだからね。」と。
《早く出せば早く終わる、大腸カメラは早いもん勝ちや!》と言ったのはうちのおやじでした・・・。
そして午後、最悪の予定通り一番遅くに飲み始めたワタクシが最後の検査者となりました。
待つこと4時間半・・・。何も見つからなかったのか笑顔で帰る戦友達。。。
ジャブのおやじは「にいちゃん、胃カメラの3倍はキツイぞ~!痛てぇぞ~、がんばれや!ガハハ」といやなコメントを残し去っていきました。胃カメラ飲んだことねぇし。っつーかなんか怖いじゃん・・・。
そしていよいよ検査。まずはパジャマのズボンみたいなのを渡される。更衣室でパンツも脱いでソイツをはく。おしりの方が縦にパックリ割れている。。しゃがむとムキダシ。。
ベッドに横向きに寝かされ、若い男の先生と、若い女の看護士。先生が手袋をはめ「今からお尻の入り口を痛くないようにする薬を塗りますね~」・・・って先生が塗りました・・・。まぁ、期待することではないですが・・・。
で、初体験!・・・・・・・・・・・・マジ、シャレにならんですわ・・・。腸を膨らます為、カメラの先から空気を出すみたいでメッチャ苦しい!10年分のおならが溜まって爆発寸前みたいな!しかもカメラのホースで出口ふさがれてるから超腸ヤバイッス!!痛いとかそーゆーのじゃなくて、苦しいっていうかなんというか・・。まさに初体験の味。意味わからん。
とにかく15分位ひたすら「う~、あう~」と苦しみます。看護士さんは横で「大丈夫だよ~」とか気休めの応援をしてくれます。で、終了後もその空気をおならとして出すまで苦しみます。先生の結果説明を聞き、ひたすら苦しみながら精算などの手続きをします。だって、病院内でおなら全開はハズカチィッス。
んで、検査結果・・・。胆のうにちっちゃいポリープがあります
3ヵ月後超音波でもう一度確認。大きくなっているようだと取っちゃうか・・・みたいな。先生の話だと、別に気にしなくてイイとか。酒もタバコも関係ないよって・・・。いいの!?そんなので!?
3ヵ月後乞うご期待ですよ・・・。
で、直腸カメラ・・・カンケーねぇーじゃん!