ヤバイ話。。。誰にも言えなかった事件 | キバらないブログ

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思いつきでやってこ。

え~、昔のイヤな!?思い出が久しぶりに夢に出てきたので書いてみます。。。


今から何年も前の小4の秋の事件でございます・・・。


ぶっちゃけこの事件は大人になるまで誰にも話していませんでした。これだけの長い期間、一人で心にしまっておきながら何度も思い出す出来事は、後にも先にもこの一つだけです。ワタクシを責めるのも結構です。当人は一生この十字架を背負い反省致して生きますので。


ワタクシ、当時通学途中での生物GET率、小学校内No.1だったと記憶しております。時にツバメのヒナ、捨て犬・猫、コウモリ、スズメ、トンボのヤゴから成虫になる脱皮中のヤツ、ゲンゴロウ、ねずみの死骸など多種にわたりゲッチューしてきました。理科などではヒーロー扱いされる時もしばしば・・・。


そんな事もあり、ある日の学級会での「係り決め」では大多数の推薦により「生き物係」という生物の命をあずかる重大な、栄誉ある称号(自分の中では・・・。)を授かったのです。といっても、当時生き物係のやる仕事と言えば、朝登校してからクラスで飼っていた金魚のキンちゃんにエサをやる・・ということだけでした。今考えると、休み時間になるたびにクラスの誰かがエサやってたし、あまり意味のない仕事でした。おかげでキンちゃん、金魚すくいのよくいるフナを赤くしただけの小さいヤツだったのですが、数ヶ月でみるみるでかくなっていきました。


そしてキンちゃん、確実に肥満による成人病が発症、おそらく肝硬変か心臓発作でも起きたのでしょう。短い生涯を終えたのです。。。


そして、ここからがワタクシの一生忘れられない事件が勃発するのです。


キンちゃんが登校した時に死亡を確認したワタクシは、即座に担任へ報告。そして1時間目の授業は急遽「キンちゃん告別式」へと変更されました。命の大切さを問う担任に、それに答える生徒・・。誰もすすり泣くこともなくあくまで学習として告別式は遂行されました。そして、ティッシュの空き箱を利用し、上部をカッターでカットしてティッシュをフワフワと敷き詰めただけの棺桶が見事に出来上がりました。そこに生臭くなっていたキンちゃんを、担任が横たわらせました。そして、おもむろに「生き物係のマスター君に花壇へ埋めてきて貰いましょう!」と発言なされました。先生、それはみんなで行くべきでしょ、普通。。それがこのあと悪夢の出来事の発端だったのです。


今考えると変ですが、ティッシュの棺桶を持ったワタクシは、みんなの前に立たされ「それではキンちゃんにありがとうと言いましょう!」との担任の掛け声で、キンちゃんのお父さんのような扱いのまま「キンちゃん、ありがとう~!」「キンちゃん、天国でも元気に泳いでね~!」などの声をたくさん浴びていました。そしてなぜか「みんなありがとう!」と答え、拍手の中先生しか出入り禁止の前の扉から花壇へ向かったのです。


一人でキンちゃんの思い出に浸りながら花壇へ向かう道のりはなぜか遠く感じました。途中、我が校には全校生徒で育てている「生き物ひろば」を通過します。そこには、ウサギの小屋、ニワトリの小屋、アヒルの小屋と3つ並んでいました。当然ワタクシは自称生き物博士でしたから、コイツラとは面識もあり、生き物達にとってはほぼ常連みたいな付き合いでした。たぶん何か声を掛けて通過したと思います。←アブナイヤツか!?



そして・・・アヒル小屋の前を通過するときでした・・・・。数日前に見た「野生の王国」!?か、なんかの動物番組系の映像を思い出したのです・・・。たしか、カモメかカワセミかカモかなんだか忘れたけど、鳥が魚を食っているシーンを!


当時、バカだったワタクシは条件反射のようにアヒルのくちばしの前にキンちゃんを差し出しました・・・。0.2秒程の出来事でした・・・。「グァグァ、ギュヮ~っ!」とアフラックが声を発した時にはノドの辺りをキンちゃんが通過していました。とっさにアヒルを捕まえようとしましたが時すでに遅し・・・。常連だったワタクシはアフラック野郎にとってはエサくれるだけのアホなヤツだったのでしょう。おけつをプリプリしながらあいさつをしていました・・・。


そしてその数秒後、わずか小4程度の人生ですが、人生最大の罪悪感と恐怖が襲ってきました。「どうしよう・・・。」しか頭に無かったと思います。数秒固まり、その後ダッシュで棺桶だけ花壇に埋め、石を並べてお墓を作り、そして震える身体と心臓の鼓動を感じながら教室の扉を開けたのです・・。「マスターくんありがとう!」担任の掛け声と共に生徒達のありがとうの声・・・。はっきり言っておしっこちびりそうでしたよ・・・。結局黙って席に着きました・・・。おとなしく席に着いたワタクシを見て担任はこう思っていたでしょう。「毎日エサやってたからちょっと落ち込んじゃってるね、カワイイやつ♪」と・・・。




違った意味で落ち込んでました・・・。ゴメンナサイ。


追伸、その後花壇の前を通るたび、うちのクラスの生徒は手を合わせていました・・・。エサをやっているアフラックの身体の一部になってるよ。みんな本当にゴメンね。。。。。


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