こんにちは。『プログレス学習教室』の坂田です。
4月29日、昭和の日。いよいよゴールデンウィークが本格的に始まりましたね。カレンダー通りにお休みの方も、部活動に燃える方も、今日という日が充実したものになりますように。
今日は、最近の英語入試や定期テストで配点が高まっている**「リスニング」**の、意外すぎる攻略法についてお話しします。
1. 「聞き流し」は、ただのBGMで終わる
「英語に慣れるために、洋楽やニュースをずっと流しています」という声をよく聞きますが、実はそれだけではリスニング力はなかなか上がりません。
人間の脳は、「自分が発音できない音」を雑音として処理してしまう性質があるからです。意味のわからない呪文を何時間聞いても呪文のままなのと同じで、内容を理解せずに聞き流すのは、残念ながら「時間の無駄」になりがちです。
2. 「言える言葉」は、必ず「聞こえる」
リスニングを劇的に変えるシンプルな法則があります。それは、**「自分で正しく発音できる音は、100%聞き取れる」**ということ。
リスニングが苦手なのは、耳が悪いからではなく、脳内にその言葉の「正しい音のモデル」がないからです。だからこそ、リスニング対策の正解は、ひたすら聞くことではなく、**「教科書の本文を、音声に合わせて音読すること」**なのです。
3. 今日から実践!耳を鍛える「音読」3ステップ
GWの隙間時間、1日5分でできる最強のリスニング特訓法を紹介します。
-
① スクリプト(台本)を完全に理解する まずは、何を言っているのか文字で確認し、単語の意味と文法を理解します。意味がわからない音をいくら出しても効果は半減します。
-
② オーバーラッピング(重ね読み) お手本の音声を聞きながら、**「全く同じ速度・リズム・強弱」**で同時に音読します。自分の声とモデルの音声がピッタリ重なるまで繰り返してください。これが、脳に「正しい英語の型」をインストールする作業です。
-
③ シャドウイング(影追い) 今度は文字を見ずに、聞こえてくる音声のすぐ後を、影(シャドウ)のように追いかけて発音します。これには高い集中力が必要ですが、できるようになると、驚くほど英語が「ゆっくり」聞こえるようになります。
4. 最後に:言葉は「音」から生まれる
私たちは赤ちゃんの頃、読み書きよりも先に「音」を真似することで言葉を覚えました。英語も同じです。文字を追うだけの勉強から、自分の「声」を使う勉強に切り替えた瞬間、英語との距離は一気に縮まります。
せっかくの連休です。机に向かうのが億劫なときは、スマホで教科書の音声を流しながら、軽く口ずさんでみてください。その「音の積み重ね」が、次のテストであなたの耳を守る最強の武器になります。
💡 今日のポイント リスニングは「耳の訓練」ではなく「口の運動」と心得よ。5分の音読は、1時間の聞き流しに勝る。

