定期的に昔からあるご相談で
スピリチュアルカウンセラー、占い師の方だけでなく
お友達からなど
相談にのると疲れるというものがあります。
これにはいくつかの原因があるのですが
今回は
その原因のひとつ!
相談者さんの話しの内容が「すり替わっていく」というものがあります。
この「すり替わり」は相談者さん自身も無意識に行うものです。
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では、すり替わりって
どういうものなのでしょうか?。
今回は
この2点を書いていこうと思います。
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相談内容をすり替えるとは?
相談内容がすり替わる例はこんな感じです。
✳︎相談内容は仮の話しです!
以下ではわかりやすく
相談者
カウンセラー
という風にしてみました!。
彼がなかなか会ってくれないというご相談
相談者「私、重い女になりたくないから彼にワガママ言いたくないんです。
でも、もっと会いたいんです。」
カウンセラー「ワガママを言わないのであれば、彼は今のペースが好きなので、このままなのでは?。
少しだけ、もっと会いたいと伝えてみては?」
相談者「彼は最初の頃はすっごく好きって言ってくれたし、ものすごく映画とかの趣味も合うんです。
本当は映画とか好きじゃないのでしょうか?。
私、苦しくって」
------
解説
この時点で相談の趣旨がそれ始めます。
大本筋の彼との恋愛関係という主旨だけは一貫してますが、細部がずれ始めます。
要約すると
・なかなか会ってくれないという相談内容
↓
・彼の映画好きは嘘?と疑心暗鬼になって苦しいにすり替わっている
----
カウンセラー「いつも楽しそうに2人で映画に行っているのであれば、彼も映画は好きだと思いますよ!」
相談者「そうなんですよね!、彼との映画の趣味は合うんです!。
だから、彼がなかなか会ってくれないのが不安なんです」
カウンセラー「だったら彼が好きそうな映画に誘ってみては?。
彼、喜ぶかもしれませんよ!」
相談者「なかなか会ってくれないのって、私に飽きたからなんでしょうか?」
----
解説
相談者さんの会話の趣旨は少しずつズレているのです。
・彼の映画好きは嘘?と相談
↓
・カウンセラーの「彼も映画は好きだと思う」には「映画の趣味は合う」とすぐに反応。
しかし、再度、「映画に誘ったら?」という問いかけには「私に飽きたんでしょうか?」と別の質問をする。
---
こうやって噛み合わない会話をすると
相談される側(カウンセラー側)は疲労感を伴います。
噛み合わない会話は疲労感をともなう
上記は立派な恋愛相談です。
ただし
噛み合わない会話になってます。
そして相談者さんの論点が微妙にする変わるので
相談される側(カウンセラー側)は疲労感を伴います。
これ
まずは、しかたないことだと思ってます。
相談者さんの話の世界観に入っていかないと
このご相談の本当の主旨が見えてこないからです。
なので
「あぁ、すり替えているなぁ」という部分に気がつくことが大事だと思ってます。
気がつくだけでも
実は疲労感は軽減されます!。
ここから
もっと深く分析して
お客さまや友人との関係性をつなげたいという場合は
相談者さんの世界観から愛情システムを導き出していきます。
ここまでくると
若干の疲労感はあるものの
自分の思考回路は別の次元にいくので
相談にのって疲れはてるということは非常に少なくなります。
また
自分の中で相談者さんと接する道筋が見えてきます。
最後に少しだけ
上記の例の相談者さんの愛情システムについて解説&道筋をお伝えしたいと思います。
目の前の愛情を信じられない気持ちが強いタイプ
上記の相談者さんは
重い女にはなりたくない、だから会いたいとか言えないと思っていると考えられます。
会いたいと言うと重い女に思われると信じているために自分の気持ちを少しずつ表出するという行動が非常に不得意です。
なので行動を伴うアドバイス(映画に誘うなど)に対しては全てスルーしていきます。
それでも相談をやめずに話し続けるのは
「彼は私のことを好き」と他者に認めてほしいからです。
たぶん彼がどんなに相談者さんのことを好きと言っても
相談者さんは満足しないでしょう。
なぜなら彼自身は「映画が好き、相談者と趣味が合う」という言動を表出していても
「本当は彼は映画は好きじゃないのでは?」とも疑っているからです。
ようは
目の前の愛情を信じることが難しいタイプだと考えられます。
目の前の愛情を信じられないタイプは
何かしらの問題点を無意識に見つけては
「やっぱり、この人は私のことを好きじゃない」という方向で悩み始めます。
また好きな相手を理想化する傾向も考えられます。
なので相談を受ける側(カウンセラー側)の道筋としては
・彼はあなたのことを好きと伝える
・カウンセラーが安全基地を提供する(なんでも話していい場所としての存在)
・彼は完全無欠の男性ではないことを伝えて理想化を軽減していく
上記が最初の道筋になってきます。
これは
スピリチュアル、占いでも同じだと思ってます。
また
ここまで道筋をつくると
リピートしてもらえる確率が非常に上がります。
相談をされる側(カウンセラー側)は
・相談者さんの話しの内容に振り回されたり
・一緒に悩んだりする
上記のような疲労感はなくなっていきます。
どちらかと言うと
自分のどこが分析不足だったかな?という
前向きな思考になっていきます。
そして
こういう思考回路は
臨床では活用されています。
私もそこで鍛えられました!。
開業10年目、相談件数は5千件超えですが
前向きな活動ができています!。
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プロフィール
心の専門病院で看護師として学び研究した知識をスピリチュアルに融合!
・幼少期から見えたり聞こえたりするチカラがあったものの、それだけでは地球では役にたたないと思い32歳から看護学校に進学
・国内最大の児童思春期精神科で「潜在意識や愛情形成、心の働き」を看護師として学ぶ
・専任で看護学生実習指導を始め人材育成に9年ほど関わる
・学会発表などを行い心の専門知識を深める
大手電話占い会社でも売上ランキング上位だった経験!
お客さまのご感想
・具体的な方法や流れの道筋まで説明してもらえるのでありがたいです
・祈りの方法を教えてもらったら効果がありすぎてビックリです!