waterski2121のワインブログ

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~家飲みワインを中心に~

Amebaでブログを始めよう!
3月18日(水)、ワイン造りの仲間計27名と青山のイタリアンレストランでワイン会を実施しました。
総勢27名。14種類26本のワインを飲み尽くしました~。

NV Champagne

ビールの代わりに(?)安めのシャンパンで乾杯。
銘柄はメモるのを忘れてしまったのですが、思ったよりもレベルの高いシャンパンで満足。

☆NV Champagne



2014 L'escargot Sparkling Delaware

泡の本番はこちら。
レスカルゴという新潟のワイナリーの阿部さんがデラウエア種100%で造ったワイン。
実は先日飲んで「何て美味しい泡なんだ!」と感動したこともあり、その驚きを皆さんに味わって頂きたいと思い、ブラインドで供出。

色はきれいなロゼで、イチゴや小さなベリーの香りがふわぁっと香ってきます。
泡はきめ細かく、酸がかなりしっかりしていて、すんごくバランスが良いです。
私は初めて飲んだときに「ピノノワール?」と思ったくらい。
温度が上がるとデラウエアらしさ(?)が少しずつ感じてきますが、とにかく乾杯用としても、食事と合わせるのにも、文句無しの一本でした。

ブラインドの結果ですが、思ったよりも生産国を「日本」とした人が多かったのは驚き。
今年は日本でワインを造りましょう!と言っていたので、私の性格を見抜かれて日本を選択された方が多かったのかもしれないですね。。。

☆2014 レスカルゴ スパークリング デラウェア



2009 Lail Blueprint Sauvignon Blanc

こちらは私の好みのタイプのソーヴィニョン・ブラン。
ロワール、ニュージーランド、ボルドーとは全く違う方向性の、熟した果実を樽で熟成させたふくらみのあるタイプ。
柑橘系はもちろん、アプリコットやピーチなどの香りもあり、ソーヴィニョン・ブラン特有のGlassyなニュアンスはほんのわずかです。
酸もほどほどにあり、バランスのよい秀逸ワイン。
「このワイン、美味しい!」という声を何名かから頂きましたが、2014年に造っているソーヴィニョン・ブランはまさにこのタイプ。
どのようなワインに仕上がるのか、今から楽しみです。

☆2009 レイル ブループリント ソーヴィニョン・ブラン



2007 SONO Aldersprings Vineyard, Mendocino, Chardonnay

2007年に初めて造ったワイン。
ムルソーで一回使った樽で発酵・熟成させたものです。
ちょうど発酵している最中にサンフランシスコのワイナリーを訪問していたのですが、そのときの発酵中のジュースが甘くて複雑な味わいで美味しかったことを今でも覚えています。

このワイン、2009年1月に日本に届いたときから何度も何度も飲みましたが、樽と果実のバランスが素晴らしく、口当たりが滑らかで、どんな来客に飲ませても「これは美味しいね~」と言われてきたワイン。
あえて難を言えば、酸が控えめという点。
Alderspringsという比較的涼しいエリアのぶどうを使っていたので、マロラクティック発酵を100%しても十分酸が残るかと思ったら、意外と酸は目立ってなかったのです。
酸が控えめという点で長期の熟成に耐えるのは難しいと思っていましたが、現時点で8年熟成となるこのワイン、非常にゴージャスな香りと噛めるほどの粘性の高さが感じられます。
周りの方々からも高評価でしたし、残りの在庫6本はゆっくり楽しんでいきたいと思います。

☆2007 ソノ アルダールプリングス・ヴィンヤード メンドシーノ シャルドネ



1995 Chassagne-Montrachet, La Romanee, Maison Verget

ブルゴーニュのシャルドネにはそんなに詳しくない私ですが、パーカー氏が95-96点を付けたブルゴーニュの1級畑シャルドネということで以前思わず購入してみたもの。
とはいえ既に20年熟成となるこのワイン、どんな状態になっているのか楽しみに抜栓。
ゴールド色の液体からは、柑橘系、杏、はちみつなどの香り、そしてナッツのニュアンスも若干感じられる素晴らしい状態。
酸がワイン全体を支えており、非常に飲み応えがあって、私が今までに飲んだブルゴーニュ白の古酒としては3本の指に入るワイン(母数は少ないですが・・・)。
このような素晴らしいワインを仲間とシェアできて大満足。

☆1995 シャサーニュ・モンラッシェ ラ・ロマネ メゾン・ヴェルジュ



2012 L'escargot Pinot Noir

ロゼの泡に引き続き、日本ワイン(in 新潟)の登場。
こちらも先ほどと同じ造り手のワインで、自社畑のピノノワールを用いたワインです。
一言で言うと、「複雑で旨みのあるワイン」。
ごぼう、蓮根などの煮込み料理に合いそうです。

アルコール度数はなんと10%。
色は「ロゼワイン?」と思われてしまいそうなくらい明るいルビー色。
前後に飲んだワインと比較すると果実味はかなり控えめで、複雑な旨みのほうが前面に出ている感じ。
2015年は日本でワインを造る予定なので、今から楽しみです。

☆2012 レスカルゴ ピノ・ノワール



1993 Corton, Clos du Roi, Comte Senard

日本のピノに引き続き、こちらはコルトンの1993年。
1993年は比較的良いヴィンテージなので、期待を膨らませ香りとかぐと、、、 うん、素晴らしい!
22年経っていながらも、ベリーの果実味はしっかりとあり、熟成のニュアンスはかなり控えめで、まだまだ若々しいワイン。
旨みもしっかりあり、熟成による複雑さがよく感じられました~。

☆1993 コルトン クロ・デュ・ロワ コント・スナール



1999 Caymus Zinfandel Napa Valley

カベルネ・ソーヴィニョンで有名なケイマスの珍しいジンファンデル16年もの。
意地悪にも、このワインをブラインドで供出しました。
ジンファンデルらしい果実感は若干控えめだったこともあり、カベルネ・ソーヴィニョンと間違えた方もいるくらい、しっかりとした骨格のワイン。
2015年はジンファンデルを造るということもあり、2つめのブラインドはこのワインにした次第です(私の性格を知っている人は飲む前からブラインドで出すのはジンファンデルだろーって思った方もいたかな?)。

☆1999 ケイマス ジンファンデル ナパ・ヴァレー



2005 Ridge Vineyards Zinfandel, Paso Robles

いつ誰に出してもほぼ確実に喜んで頂けるリッジのワインを今回の会のために用意しました。
複数品種をブレンドしたLytton SpringsやGeyservilleとは異なり、Paso Roblesはジンファンデル100%。
複雑さよりは果実感が前面に押し出されているであろうと想定されるこのワインが10年経ってどう変化しているかが楽しみでしたが、いつも通り期待を裏切らないのがリッジワインですね。
ほんと、あまーいニュアンスの果実感がしっかりあり、それでもってエレガントなのは、リッジ特有かな。

☆2005 リッジ・ヴィンヤーズ ジンファンデル パッソ・ロブレス



2008 Crushpad Cabernet Sauvignon, Backbone Stagecoach Vineyard

2012年に倒産したクラッシュパッド社で造られたワインですが、我々も2007年から計6年間造り続けたこともあり、ココの品質の高さは理解しているつもり。
しかもStagecoachという銘醸畑のカベルネ・ソーヴィニョンで造られたこのワイン。
うん、予想通り。ベリーや杉などのの豊かな香り、滑らかなテクスチャーは、ど真ん中の美味しいナパワインです。

ちなみに、我々が2014年に造っているカベルネ・フランもこのStagecoach畑のぶどうから造っています。
きっと我々のワインも美味しく熟成をしていくことでしょう。

☆2008 クラッシュパッド カベルネ・ソーヴィニョン バックボーン・ステージコート・ヴィンヤード



2001 Henschke Red Wine, Abbott's Prayer

19世紀より南オーストラリアでワインを造り続けているヘンチキ家によるメルローを主体としたワイン。
シラーズは有名ですがメルローはどうなんだろう?と半信半疑に思ってはいました。
これまた予想を上回るグレードの高さ!
果実や土のようなやさしい香り、旨み、口当たりのバランスがすんごく良く、今日一番好きなワインだったかも。

☆2001 ヘンチキ レッド・ワイン アボッツ・プレーヤー



1996 Pride Mountain Vineyards Cabernet Franc Sonoma Valley

先述の通り、2014年はカベルネ・フランでワインを造っているので、今後の参考のためにカベルネ・フランのワインを準備しました。
19年熟成もので、かつ畑はソノマ(ワインを造るのはナパです)、またカベルネ・ソーヴィニョンが25%ブレンドされてはいますが、カリフォルニアのカベルネ・フランの雰囲気(?)を味わうには十分かと。
実際、ここまで11種類のワインを飲んでいて最後は味が分からなくなるというのが普通ですが、このカベルネフランは非常にパワフルかつ熟した果実がふんだんに感じられ、最後の最後まで(?)自己主張してきます。
皆さんも、このタイプのカベルネフランが造れたらいいなぁときっと感じてくれたと思います。
2014年もカリフォルニアは素晴らしいヴィンテージだったので、今から楽しみです。

☆1996 プライド・マウンテン・ヴィンヤーズ カベルネ・フラン ソノマ・ヴァレー



1983 Domaine d'Ambinos Coteaux du Layon Beaulieu

最後のデザートワインであるヴィンテージ・ポートと一緒にさっぱりとしたデザートワインも悪くないかなぁと思い、懐にもやさしい(?)ロワールのシュナンブラン種甘口ワインを供出。
ずーっと赤ワインが続いていたので、口休めというのでしょうか。甘口ではありますが甘すぎず、リフレッシュするには最高のワインでした。

☆1983 ドメーヌ・ダンビーノ コトー・デュ・レイヨン ボーリュー



1987 Rozes Vintage Port

本ワイン会の締めであり14種類目のワインは28年熟成のヴィンテージ・ポート。
ポートワインを飲む機会はそうそうないですが、芳醇な香り、コクがあり複雑さのある味わいで最後にノックアウトされました。
このポートワイン、たぶんあと何十年経っても美味しく飲めるんだろうなぁと感じるほどのパワフルさも持ち合わせておりました。

☆1987 ロゼス ヴィンテージ・ポート




今回は、カリフォルニア6種類、フランス4種類、日本2種類、オーストラリア1種類、ポルトガル1種類の計14種類を堪能しました。
1人1本程度は飲んでましたが、特にへべれけになる人はおらず、最後まで楽しむことができました。
種類が多いと酔っ払わないんだなぁと思ったのはつかの間、翌朝しっかりワインの香りとアルコールが体内に残っており、余韻を味わいながらも「ちょっと二日酔いかな?」という脱力感を感じた翌日でしたー。
ワインを揃えるのはちょっと手間ですが、またやりたいと思ってます。

新年1日目から自宅で飲んだワインのうち、主だったワインの感想を備忘録として残しておきます。

Dassai 39 Sparkling

年の初めはPale Aleのビールを飲み、その後のおせち料理(といってもいくらや松前漬のような適当なやつ)には獺祭スパークリングの磨き三割九分を合わせました。
アルコール度数は14度と、日本酒としては軽く飲めるタイプで、濁りもあって旨み十分のお酒。
生酒ということもあり、甘くてやさしい日本酒香があり、またドライな味わいなため、朝からくいくい飲んでしまいました・・・

☆獺祭39 磨き三割九分スパークリング




2012 Domaine Chaud Chardonnay, Kobayashi Winery

新年最初のワインは、日本の新潟の白ワイン。
先日、こちらのケルナー種のワインを飲んだときに期待以上の出来だったこともあり、シャルドネも日本の食材に合うワインなのではないかと思い抜栓。
「ダシ」の旨みをふんだんに引き出すような醸造(つまりシュール・リー)をしていると聞いていましたが、レモンやグレープフルーツなどの果実感は控えめで、どちらかと言うとスパイスや根っこ、土のニュアンスが感じられる香りがしてきます。
酸もしっかりあり、アルコール度数は13.5%(日本のワインでこんなに高いとは!)とのことでボリュームも少々あり。
和食としっかり合うワインでした。

☆2012 ドメーヌ・ショオ シャルドネ 小林ワイナリー



1996 Muscadet Serve et Maine Sur Lie, Foudre

ミュスカデの樽熟古酒という珍しいものをネットで発見して購入したもの。
色は薄めのゴールド、柑橘系のレモンやグレープフルーツがふんだんに感じられ、酸は驚くほど強烈で樽由来のスパイスやシュール・リー

由来であろう旨みがたっぷりあり、白ワインとしてはかなり芳醇。
余韻も長く、なかなか印象深いワイン。
2,000円台半ばくらいだったかと思いますが、なかなか満足できるワインでした。

☆1996 ミュスカデ・セーヴ・エ・メーヌ シュール・リー フードル


2013 Vouvray Sec Cuvee Silex Domaine Vigneau-Chevreau

先日美味しいVouvrayの白を飲んだこともあって、2,000円強で売っていたこのワインをネットで購入。
青りんごやカリンのような香りと、ほんのわずかですが甘く感じる口当たり、そして目を細めたくなるくらいの尖った酸。
正直美味しいです、このワイン。
シャルドネだけでなくソーヴィニョンブランに飽きたときはシュナンブランもいいですねー。

☆2013 ヴーヴレ・セック キュヴェ・シレックス ドメーヌ・ヴィニョー・シュヴロー


2009 Pouilly-Fuisse Terroir de Vergisson, Roger Lassarat

年末年始のどこかのショップの福袋に入っていたワイン。
通常4,000円台で販売されているワインらしく、自分で買うことはあまりないかなーと思ったので、さっそく自分の好みに合うのかを確認す

るために抜栓。
レモン色の液体は柑橘系や桃などの香りがほどよくあり、酸とのバランスもよく、なかなか端正な顔立ちのワイン。
飛びぬけた特長はありませんが、どちらかと言うと新世界のシャルドネを飲むことのほうが多いので、たまにはこういうのもいいねぇと思

いながらも、ちょっと価格は高いかなぁとも感じたワインでした。

☆2009プイィ・フュイッセ テロワール・デ・ヴェルジソン ロジェ・ラサラ


2003 Darioush Napa Valley Chardonnay

赤海老からアメリケーヌソースを作ったので、熟したシャルドネを合わせてみたいなぁと思い、11年熟成のダリオッシュ・シャルドネを選

択。
ダリオッシュのシャルドネは新しいヴィンテージは何度も飲んだことがあり、お墨付きの美味しさであることは理解してましたが、10年を

超える熟成モノは初めて。

結論としては大満足。
黄金色の液体は蜂蜜やアプリコットの厚みのある香りを放っており、酸はしっかりとあってとろみのある口当たり。
コレはきれいに熟成しています。
ダリオッシュはフレッシュなうちに飲むのもいいですが、10年くらい熟成して飲むのも一案ですねー。

☆2003 ダリオッシュ ナパ・ヴァレー シャルドネ


2013 Gamma Organic Wine Pinot Noir Reserve, Colchagua Valley, Chille

こちらはチリのピノノワールで、驚くほど安かったため試しに購入。
いくらだったかは伏せておきますが、この値段なら絶対に「買い」。
いちごなどの赤系果実の香りがしっかり感じられ、口当たりはスムーズで、どんどん美味しく飲めるワイン。
こんなワインがグラスで置いている店があればいいのになー、と思ってしまいます。

☆2013 ガンマ オーガニック・ワイン ピノ・ノワール レゼルバ コルチャグア・ヴァレー


2008 Domaine Takeda Baily A, Vieille Vigne

新年初日ということで、赤ワインも日本のワインを選択。
山形県のタケダ・ワイナリーの樹齢70年を越えるのマスカット・ベイリーA100%の樽熟成ワイン。

少し濃いめのガーネット色の液体の香りは、驚くほどにエネルギッシュで、ベリーなどの赤系果実やハーブ、そして甘いニュアンスも感じ

られます。
酸はふんだんにあり、タンニンは控えめで、野いちごなどの野性味あふれる果実感が特徴的。

印象としては、マスカット・ベイリーAの個性をとことん引き出した力強いワインであり、日本らしいワイン。
価格は3,000円台前半で、決して安くはありませんが、フランスワインの同価格帯のものを飲むよりは新しい発見があるという点でオススメ

です!

☆2008 ドメイヌ・タケダ ベリーA 古木 樽熟成


2009 Fontodi Chianti Classico

キャンティ・クラシッコの定番であるフォントディ。
安くはありませんが、安心感のあるワイン。
初日、二日目は味わいがまとまっていないような感じがしたのですが、三日目からは全ての香りが統合して酸、タンニンともに素晴らしい

バランスに。
なめし革のようなニュアンスがよいアクセントになっている素敵なワインでした。

☆2009 フォントディ キャンティ・クラシッコ


2010 Conundrum California Red Wine

いろんな品種がまざったCaymusが造っている不思議なワイン。
久々に飲みましたが、この2010年は既に熟成というかいろいろな味わいが溶け込んでいて、噛めるくらいの果実感が感じられます。
この手のワイン、多少熟成させると面白い顔を見せますね。

☆2010 コナンドラム カリフォルニア・レッド・ワイン


1998 Rochioli Sodini Vineyard, Russian River Valley, Zinfandel

17年熟成のロキオリ・ジンファンデル。
あまーい赤いベリーの香りと熟成したニュアンスが少々まざわりあって素晴らしい!
熟成したジンファンデルはリッジ・ヴィンヤーズが一番ですが、ロキオリも外れなし。
また飲んでみたい!

☆1998 ロキオリ ソディーニ・ヴィンヤード ロシアン・リヴァー・ヴァレー ジンファンデル


1999 Concha Y Toro Carmenere Terrunyo Peumo Vineyard

チリのコンチャ・イ・トロの単一畑ワイン。
別に高いワインではなかったので期待せずに飲みましたが、熟成のニュアンスが勝っていながらも果実味も残っていて、まぁまぁな(?)

熟成ワインでした。

☆1999 コンチャ・イ・トロ カルメネール テルーニョ・ペウモ・ヴィンヤード


1997 Col Solare Proprietary Red

イタリアのアンティノリAntinoriとワシントン州のシャトー・サン・ミシェルが、Joint Venture(ワシントン州のRed Mountain)で造るボ

ルドーブレンド。
赤系・黒系果実の香りが混在しており、特にプラムの香りが印象的。
酸もタンニンもほどほどで、新世界のレベルの高いボルドーブレンドという感じ。
まだまだ熟成のニュアンスがほとんど感じられない若いワインなので、もうちょっと置いておけるでしょうが、今飲んで誰もが「美味しい

!」と思えるワインでしたー。

☆1997 コル・ソラーレ プロプライエタリー・レッド


1995 Saint-Estephe de Calon (La Chapelle de Calon)

カロン・セギュールの影のセカンドワインと言われるラ・シャペル・ド・カロンの1995年モノのハーフボトルが何と1,000円少々で売ってい

たのを見つけて即購入したもの。
枯葉や森の下草などの熟成感が果実味より優勢ながらも、酸やタンニンはしっかりあって、まさに典型的なボルドーの古酒。
気軽に飲めるボルドー古酒としてはありえないコストパフォーマンス。
また飲みたくなってしまいました。

☆1995 サンテステーフ・ド・カロン


1995 La Jota Vineyard Howell Mountain, Napa Valley, Cabernet Sauvignon, Anniversary Release

長熟で有名なラ・ホータの上級キュヴェである1995年のアニヴァーサリー・リリース。
抜栓タイミングとしてはまだまだ早いとは思っていましたが、何日かかけてゆっくり飲めば楽しめるかなぁと思い、飲んでみました。

濃いガーネット色の液体は、熟したカシスや杉のが感じられ、ぶどうが熟したヴィンテージのボルドーワインのような香り。
酸はしっかりあり、タンニンはまだカチカチでしたが、香りは開いているので大変楽しめます。
1週間経って少しタンニンがこなれてきて、更に美味しく飲めました~。

☆1995 ラ・ホータ・ヴィンヤード ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニョン アニヴァーサリー・リリース
2014年12月後半から年末にかけたワインたちの備忘録。

2013 Occi Gabi Kerner

二子玉川にある高島屋のワインショップで購入した北海道余市のワイナリーによるケルナー種のワイン。
あの新潟でカーブ・ドッチを立ち上げた落さんが造ったワインのようです。
Websiteを見てみると初めて醸造をしたのが2013年ということで、Occi Gabiのファーストヴィンテージ。

先日、Domaine Chaud(ドメーヌ・ショオ)のケルナー種を飲んで美味しかったこともあって、こちらのワインにも期待して抜栓。
グリーンかかったレモン色、突き刺すくらいの酸、レモン、グレープフルーツの皮、そしてほんの少し白桃なんかが感じられるなんとも素敵なワイン。
2,000円くらいの価格でこの品質は、最近の輸入ワインでは見つけられないかも。
本数をたくさん造っておらず、またどこでも売っているというわけではないので簡単には買えないのが残念ですが、また買いためておきたいと思うワインでした。

☆2013 オチ・ガビ ケルナー



2012 Domaine Sogga Sauvignon Blanc Obuse Winery

長野県の小布施にて、ウスケボーイズの3人の中の一人、曽我さんが造られたワイン。
色は薄いグリーンで、香りはシトラス系とかすかなグラッシーなニュアンスが感じられます。
酸は主張しない程度にたっぷりとあり、心なしかミルキーさもあり、心地よく喉を通っていきます。
1年前にも同じワインを飲みましたが、そのときよりも柔らかさを感じました(本音を言うと、今のほうが好みかな)。
このワイン、売っている場所が限られているので簡単には買えなさそうですが、また買ってみたいワインの一つです。

☆2012 ドメーヌ・ソガ ソーヴィニョン・ブラン 小布施ワイナリー



2010 Seresin Estate Leah Marlborough Pinot Noir

日本では3,500円しないくらいのNZのピノ。
以前飲んだSeresinのソーヴィニョン・ブランがとても美味しかったので、ここのピノも美味しいのでは?と思い、近所の酒屋で購入。

色はちょっと濃いめのルビーで、澄んでいてきれいです。
香りはプラムやベリー、がしっかり感じられ、土っぽさもあって、ブルゴーニュとカリフォルニア・ソノマの中間的なニュアンスかなぁ。
酸は「これってNZのソーヴィニョン・ブラン?」と思うくらいの切れのいい酸が感じられ、この点ではブルゴーニュっぽいです。
とはいえ、ボリューム感はしっかりあり、それなりに太陽の恵みを受けているのでしょうか。
マールボロは行ったことがないのでどのような天候なのかいまいち分かってないのですが、いつかゆっくりとニュージーランドのワインエリアを縦断したいですねー。

☆2010 セレシン・エステート レア マールボロ ピノ・ノワール



1990 Chateau Pontet Canet, Pauillac

クリスマスイブの〆のワインは、1990年というグレート・ヴィンテージのポンテ・カネ。
友人がボルドー旅行した際に、シャトーから直接購入したものをお土産として頂戴したもの(あまりに贅沢なお土産で恐縮してしまった記憶があります・・・)。

実はポンテ・カネは昔から大好きなワイン。
「ラトゥールにも負けないくらいのワイン」と負け惜しみのような(?)キャッチフレーズの通り、私の飲んだ限り1970年代から継続して高品質を保っていて、古いヴィンテージでもほぼ外したことがないという記憶があります。
唯一「うーん、飲み頃はまだ先かな」と思ったのは昨年正月に飲んだ2008年のポンテ・カネ。
ポテンシャルがあるのは分かったのですが、タンニンがぎしぎしすぎて、まだまだ赤ちゃんのようなワインでした。
それ以来、ポンテ・カネの若いやつは飲まないようにしています。

ただ本日のワインは1990年のちょうど熟成のピークを迎えているであろう24年もの。
ガーネット色の澄んだ液体は、見ただけでは熟成しているとは分からないくらい。
香りは控えめな黒系果実に、枯葉や土、ハーブのニュアンスが感じられます。
タンニンはほとんどワインに溶け込んでおり、酸はボルドーらしくしっかりしています。

一言で言うと「ピュアで複雑なワイン」。
とにかく多くの香りの構成要素が全く雑味無しに感じられるのです。
果実の香りが控えめだったにもかかわらず、ここまでキレイに熟成しているワインを飲んだのは久々です。
さすが蔵出しワインは違いますねー。

☆1990 シャトー・ポンテ・カネ ポイヤック



1990 Chateau Talbot

大晦日に抜栓したワインは1990年のタルボ。
昨年末に1989年のタルボを飲んだことを思い出し、思わずヴィンテージ続きのこちらを選びました。
ちょっぴりCorkyなニュアンスはありましたが、ほのかなカシスの香りや、枯葉・土・甘草などのニュアンスがあり、タンニンも落ち着いていてなかなか楽しめるワインでした。

☆1990 シャトー・タルボ



1991 Ridge Vineyards Geyserville

大晦日前日に抜栓したのは23年熟成のリッジ・ガイザーヴィル。
1991年のリッジ・リットンスプリングスは二度ほど飲みましたが、ガイザーヴィルは初めて。
ぶどうのブレンドは50% Zinfandel、30% Carignan、20% Petit Sirahということで、カリニャン由来の酸、そしてプティ・シラー由来のタンニンによって、熟成ポテンシャルはしっかりありそう。

グラスに注ぐと、ツヤのあるガーネット色で熟成感は全く感じられません。
若々しいラズベリーなどの赤系果実の香りがふんだんに感じられ、せいぜい4-5年熟成したワインに思えてしまいます。
ジンファンデルは熟成しないという言葉は、ホントRidge Vineyardsのジンファンデルには当てはまりませんね。
やはり酸とタンニンによる骨格がしっかりしているからなのでしょうね。
素晴らしい年越しワインでした!

☆1991 リッジ・ヴィンヤーズ ガイザーヴィル
12月のワインシーズンの前半に飲んだワインたち。

2012 Domaine Chaud Fellows Reserve (Kerner)

新潟にある小林さんが夫婦で経営している小林ワイナリーのワイン。
年に2回、計4-5本が送られてくるというプランに参加しており、初めて送られてきたワインがこちら。
どうやら北海道のケルナー種100%で造られたワインで、ラベルにはヴィンテージとアルコール度数が手書きで書かれており手作り感が満載。
ワインももちろん丁寧に手作りしているようで、ダシの旨みをワインに与えることを目指しているとか。

このワイン、色は黄緑がかっており、レモンやグレープフルーツの皮のニュアンスが感じられ、突き刺さるような酸と後味に感じるほのかな苦み/旨みが特徴。
主に和食と一緒にダラダラと飲んでましたが、なぜか飲み飽きない不思議なワインなのです。
東京で売っているわけではないので気軽に買えませんが、継続して飲んでみたいと思えるワインでした。
*写真、撮り忘れたみたい・・・

☆2012 ドメーヌ・ショオ フェローズ・リザーブ


2011 Navarro Anderson Valley Gewurztraminer

2013年に同じAnderson Valleyのゲヴュルツでワインを造ったので(2015年1-2月に到着予定)、そのワインをイメージするためにドライなゲヴュルツを購入。
調べてみると、ドイツと同様に大樽で発酵・熟成しているとのこと。
我々が造ったものは小樽発酵・熟成なのでタイプは違うと思いますが。。。

ゲヴュルツというと「ライチ」のニュアンスがはっきり感じられるドイツやアルザスのワインをイメージしますが、こちらは白桃や柑橘系なども感じられ、ミネラル的なニュアンスも。
完全に残糖ゼロでドライ、ボディは欧州のゲヴュルツほど厚くはなく、酸は心地よく感じられます。
飛び抜けた感じのワインではありませんが、バランスの良いワイン。

☆2011 ナヴァッロ アンダーソン・ヴァレー ゲヴュルツトラミネール



2005 El Molino Rutherford, Napa Valley, Chardonnay

最近、10年弱くらいの熟成カリフォルニア・シャルドネで当たりが多かったので、こちらを開けてみました。
色は控えめなゴールドで、蜂蜜やちょっぴり強めの樽のニュアンスが感じられます。
酸は意外とあり、厚みのあるボディで、後味に少々苦みが感じられます。
なかなかゴージャスなシャルドネでした!

☆2005 エル・モリーノ ラザーフォード ナパ・ヴァレー シャルドネ



2011 Silkwood Chardonnay

2,500円弱のワインですが、1年ほど前に15年熟成のこちらのシラーを飲んだ際にいい感じの凝縮感が感じられたこともあり、気になっていたワイナリーのシャルドネ。
香りを嗅いで驚いたのが、あまりにもゴージャスな樽の香り。
果実よりも樽香が前面に出ており、ちょっとコクがありすぎ?
2011は天候が良くなかったこともあり、果実味が控えめになった一方、例年と同様の樽使いをしたせい?と思ってしまいました。
好きな人は好きでしょうが、40歳を過ぎた私にはちょっとゴージャス過ぎたかな?

☆2011 シルクウッド シャルドネ



2012 Gerad Raphet Bourgogne

ジェラール氏のお父さんであるジャン氏のワインが好みであったこともあり、初めて息子のワイン(ACブルゴーニュ)を近所の酒屋で購入。
きれいなルビー色の液体からはフレッシュなイチゴやラズベリーの香りがして、ほんの少しぶどうの梗のようなニュアンスも感じられます。
タンニンは控えめで酸が際立つ線の細めなブルゴーニュらしい(?)ワイン。
素晴らしいブルゴーニュワインが持つ複雑さには欠けますが(価格的には当たり前?)、ウォッシュチーズと一緒に飲んでいるとワインを持つ手が止まらないフレンドリーなワインでした。

☆2012 ジェラール・ラフェ ブルゴーニュ



2002 DuMOL Russian River Valley, Sonoma County, Pinot Noir

DuMOLのシャルドネは大好きなのですが、ピノを飲むのは初めて(高いのでそんな簡単に買えません・・・)。
12年熟成したDuMOL Pinot Noirですが、どのような状態なのか楽しみ。

色はきれいなルビー。
そして香りは熟したイチゴなどのベリーやスパイスが感じられます。
14.5%のアルコール度数のせいか、若干アルコール度数が高めには感じられ、ボディは厚めですが、酸がかなりしっかりしているため良いバランス。
余韻はとても長く、若干の苦みが特徴的。
ピュアな果実感が印象的な素晴らしいワイン。
若いDuMOLを飲んだことはありませんが、12年経って熟成香がまだ全く感じられないのには驚き。
しっかりとした酸があるので、まだまだ熟成していくのかもしれません。
もうこのワインを仕入れるのは不可能に近いかもしれませんが、10年後くらいにまた飲めたらうれいしかも。。。

☆2002 デュモル ロシアン・リヴァー・ヴァレー ソノマ・カウンティ ピノ・ノワール



2013 Donna Marzia Aglianico

近所の酒屋でディスカウントしていたアリアーニコ種のワインを購入。
アリアーニコ種は南イタリアの太陽の恵みを浴びた安旨ワインの印象があり、初めて見たブランドだったため興味を持ったのです。
想像通りの完熟果実のニュアンスが感じられ、タンニン・酸ともに控えめですが、Juicyで飲みやすいワイン。
アリアーニコというとタンニンが多めだろうと思ってましたが、こちらは完熟してタンニンも丸くなったようです。
1,000円弱という値段を考えたら、Good。

☆2013 ドンナ・マルツィア アリアニコ



2003 Paraduxx Napa Valley

パラドックスという「矛盾」という意味と、あひるの「ダック」をかけ合わせた、Duckhorn Vineyardsのワイン。
矛盾と言うだけあって、ジンファンデル主体にもかかわらず、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フランなどがブレンドされているようです。
香りは赤系果実だけでなくカベルネ由来なのか黒系果実も共存していて、また重低音なトーン(?)な香り(熟成しているから?)。
ボルドー品種がブレンドされているだけあって、ジンファンデルとしては非常に骨格がしっかりしており、飲み応えもあるワインでしたー。

☆2003 パラダックス ナパ・ヴァレー



2011 Chateau Moulin Saint Geroges, St Emilion

どうやらシャトー・オーゾンヌのオーナーが所有しているシャトーであるためか、その弟分と言われているワイン。
オーゾンヌを期待して飲んではダメですが、ヴィンテージ的にまだ開ききっていない印象。
一週間くらいかけて飲みましたが、5日目くらいから果実の香りが開いてきて、美味しくなってきました。
メルロー主体なのでタンニンは比較的スムーズでしたが、香りの蕾が開くには時間のかかるボルドーらしいワイン。
古いヴィンテージがあれば、是非また楽しんでみたいものです。

☆2011 シャトー・ムーラン・サン・ジョルジュ サンテミリオン



2002 Parry Cellars Napa Valley Cabernet Sauvignon

超マニアックなこのワイン。
年産130ケース、つまりせいぜい5-6樽しかワインを造っていないようです。

色は濃いガーネットでカベルネ・ソーヴィニョン100%らしくカシスなどの黒系果実が豊かに感じられます。
酸はほどよくあり、タンニンが柔らかくなっていて、アルコール度数の割りには気持ちよく飲めてしまいます。
後味の苦みが少し気になりましたが、総じて素晴らしいナパのカベルネ12年モノ。
12年経ってもクオリティの高いナパ・カベは万人が喜ぶ味わいを保ちますねー。

☆2002 パリー・セラーズ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニョン



1997 Fife Cabernet Sauvignon Reserve Napa Valley

比較的安価で購入した1997年という当たり年のナパ・カベルネ。
期待以上の素晴らしい熟成を示していました(同じ価格ならダースで買いたい! 買えないけど・・・)。
熟した黒系果実や黒砂糖が感じられ、ボリュームはあるけれどもスムーズで質のよいタンニンと適度な酸のバランスが良く、熟成カベルネの見本になれるような誰でも美味しいと思えるワイン。
いやはや、カリフォルニアの熟成ワイン、恐ろしや。。。
ちょっと残念なのは、このFifeというワイナリーが既に廃業していることでしょうか。

☆1997 ファイフ カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー

ここ2ヶ月、家で飲んだワインで印象に残ったワインの備忘録。


1999 Domaine Carneros Brut Sparkling Wine

1990年代のカリフォルニア・ナパのスパークリング。
ナパのそれなりのスパークリングの熟成したものを飲んで、なぜか一度も失敗に出会ったことはないのですが、こちらも一口飲んで大満足。
活き活きとした果実味、酵母のような香り、そして若干の熟成ニュアンスがあいまって、素晴らしいバランスを形成していました。
一緒に飲んだ客人もこちらには喜んで頂きました。
二日目も飲みましたが、泡が抜けてもすんごく美味しい。
さすがTaittingerが経営しているだけあって、品質はしっかりしてますね。

☆1999 ドメーヌ・カーネロス ブリュット スパークリングワイン



2014 渡邊葡萄園醸造 ナイアガラ にごり クラシックラベル

この那須のナイアガラを醸したワイン一言で言うと、「強烈なワイン」。
ナイアガラの香りがこれでもか!というくらいに香るワインで、香りの強さを数値化できるとしたらたぶん白ワインの中では五本の指に入るかもというくらい強烈なナイアガラの香り。
一方で後味は不思議な苦みがふんだんに出ており、これが苦手な人がいるかも、とも思いました。
1週間くらいかけてゆっくり飲みましたが、異端児(?)なりに、和食にずーっと寄り添ってくれました。

☆2014 渡邊葡萄園醸造 ナイアガラ にごり クラシックラベル



2012 Domaine Michaud Touraine Eclat de Silex

こんな熟したロワール地方のソーヴィニョン・ブランは自分にとっては初めて(ただ経験が少ないだけですが・・・)。
完熟した柑橘系が豊かに感じられ、しっかりとした酸とのバランスが良いこのワイン、1,000円台半ば少々程度の価格でしたが、何度買ってもいいくらいのコストパフォーマンス!

☆2012 ドメーヌ ミショー トゥレーヌ エクラ・ド・シレックス



2012 Stag's Leap Wine Cellars Karia Chardonnay, Napa Valley

近所の酒屋で安かったので購入したシャルドネ(といっても3,000円前半くらい)。
柑橘系やトロピカルの香りとミネラル的なニュアンスがしっかりと感じられ、酸もしっかりとあり良いワインになる特徴は持ち合わせているのですが、私にとっては何となくバランスが悪く感じてしまうワイン。
バランスは好みによって良くも悪くも感じられるのでしょうか。ワインの難しさですね。

☆2012 スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ カリア シャルドネ ナパ・ヴァレー



2012 Maboroshi Chardonnay, Los Carneros

こちらは以前参加したワインメーカーディナーで美味しいと思ってその場で1本購入したもの。
美味しいと思って感動して購入したワインを、後日また飲む際にその感動は通常薄れるものですが、このワインは何度飲んでも全くがっかりしないどころか、感動を味わえます。
とにかく果実味・樽のニュアンス・酸のバランスが素晴らしい。
Maboroshiのワインはピノもいいですが、個人的にはコチラが断然オススメです。

☆2012 幻ヴィンヤード シャルドネ ロス・カーネロス



2007 Paradise Ridge Chardonnay, Nagasawa Vineyard, Russian River Valley, Sonoma County

2009年にソノマのパラダイス・リッジを訪問した際に、ワイナリーから直接購入したワイン。
色は透明感のあるゴールド。香りは熟したアプリコットが主体で、熟成による香りだと思いましたが、酸化のニュアンスは全く無し。
滑らかでどっしりとした口当たりで、酸はしっかりと感じられ、余韻も長いです。
正直、現地価格で30ドル程度のシャルドネですが、7年熟成させて完璧な姿を見せてくれました。
良い意味で期待を裏切られ、Very happyです。

☆2007 パラダイス・リッジ シャルドネ ナガサワ・ヴィンヤード ロシアン・リヴァー・ヴァレー ソノマ・カウンティ



2013 L'escargo Muscat Bailey A

新潟県にあるレスカルゴという小さなワイナリーのマスカット・ベイリーA。
今まで飲んだベイリーAの中では3本の指に入るくらいの美味しさ。
ベイリーAによく感じる野性味っぽい香り・味わいが非常に控えめで、また和食に合いそうなダシのニュアンスを持ち合わせるど真ん中の日本ワイン。
アルコール度も確か11%程度と、全く飲み疲れないワインで、心地よくぐいぐい飲めます。

☆2013 レスカルゴ マスカット・ベイリーA



2009 渡邊葡萄園醸造 マスカット・ベリーA 樽熟成 クラシックラベル

先日飲んだレスカルゴのマスカット・ベイリーAとは異なり、よく抽出され、樽成分が溶け込んでおり、なかなか美味しいです。
ベイリーA特有の野生的なニュアンスが若干気になる人もいるようですが、全然許容範囲。
抜栓後、1週間くらいセラーに放置していたのですが、その後グラスに注ぐと、なんとワインが素晴らしい芳香を出しており、野性的なニュアンスがほとんど消え去ってお花畑(特にスミレの香りが魅惑的)と思えるくらいの香りを放っていました。
また口当たりも滑らかになっており、「脱帽」としか言いようのないレベルのワイン。
抜栓&1週間放置作戦が一番効果を発揮する日本ワインではないかと思います(?)。

☆2009 渡邊葡萄園醸造 マスカット・ベリーA 樽熟成 クラシックラベル



2012 Beau Paysage Tsugane Pinot Noir

久々に開けた貴重な岡本さんのピノノワール。
可愛い小粒のベリーの香り、そしてEarthyなニュアンスや旨み成分がたんまり感じられる、和食に合いそうなワイン。
ほぼ毎日ワインを飲んでますが、ちょっと飲み疲れたかなぁと思ったときに、体に染み入ってくれる素敵なワインです。

☆2012 ボー・ペイサージュ 津金 ピノ・ノワール



2010 Beau Paysage Tsugane La Montagne Trance

そして2010年のメルローですが、2010年ヴィンテージとはいえ、自然な造りをしているので熟成のスピードが早いのでは?と思っていたところ、とんでもなく飲み頃で感動。
いつものようにベリーやスミレ、そしてダシの旨みがふんだんで大変楽しめました。

☆2010 ボー・ペイサージュ 津金 ラ・モンターニュ・トランス



NV Bedrock Shebang Red Wine, California Seventh Cuvee

ジンファンデル46%とグルナッシュ40%が主体。アリカンテ・ブーシュ5%、プティ・シラー5%、サンジョヴェーゼ4%をブレンドしたワイン。
さすがにいろいろな品種をブレンドしているだけあって、さまざまなフルーツが感じられます。
早飲み仕様なワインにしているせいか、タンニンなどはゆるめの抽出で、飲みやすいワインでした。

☆NV ベッドロック シェバン セヴンス・キュヴェ カリフォルニア



2010 Seis de Azul y Garana

スペインのビオワインとのことで、ちょっと興味があり購入。
これ、2000円弱で購入しましたが、かなり良いクオリティです。
香り・味わいともにボリュームがしっかりしており、スミレやハーブなどが感じられ、そして熟したメルローに共通する果実味が感じられるワイン。
アルコール度数は忘れましたが、喉越しがよくクイクイ飲めてしまいます。
「スペインワインってアルコール度数が高いのでちょっと疲れるよねぇ」と思っている人には是非飲んでもらいたいNavarraのワインです。

☆2010 セイス・デ・アスル・イ・ガランサ



2011 Fonterutoli Chianti Classico

最近キャンティ・クラシッコを飲んでいなかったので、2,000円弱で売っていたこのワインを購入。
思ったよりも熟した果実や新樽のニュアンスがあり、なかなか複雑で重厚なワイン。
これはコスパがいいねーと思い、1/3ほど飲んでセラーで保管。
3日後くらいに再度飲むと、なんと最初に飲んだときの印象と違って、タンニンが粗々しく感じられ、何となくバランスが悪くなってました。
安くてもパワフルなイタリアンワインは1週間くらい置いたほうが美味しくなる印象だったのですが、このワインだけは不思議で、なぜか日た経つにつれてバランスを失っていきました。
また買ってもいいくらい最初は美味しかったので、いつかまた購入して試してみたいワインです。

☆2011 フォンテルートリ キャンティ・クラシコ



2003 Casa Vinicola Nicolello Nebbiolo Langhe

1,000円少々の手に取りやすいランゲのワイン。
可愛い小粒のイチゴやハーブのニュアンスが感じられ、酸もしっかりしており、まさに美味しく食事に合うワイン。
コスパ良しです。

☆2003 カーサ・ヴィニコラ ニコレッロ ネッビオーロ ランゲ



2010 Conundrum Red Wine California

「なぞなぞ」という意味の名前の赤ワイン。
いろんな品種が混ざっているワインで、どの品種がどの程度入っているかを明かしていないワインなのでです。
コナンドラムは白も美味しいですが、赤もなかなかです。
赤系・黒系ベリーの香りが爆発するくらいに立ち上がり、口当たりは滑らか。
酸はほどほどにあり、「コレ、美味しいねー」と誰もが美味しいと言いそうなワイン。
複雑さを求めては酷ですが、美味しいカリフォルニアワインの典型例ですね。

☆2010 コナンドラム レッド・ワイン カリフォルニア



2000 Duckhorn Vineyards Estate Grown Merlot, Napa Valley

2007年にナパのダックホーンを訪ねて試飲した際に感動したワイン(ヴィンテージは違いますが)。
ダックホーンはメルローが有名であちこちで販売されてますが、こちらはエステート・グロウンなので、生産量が極めて少ないようです(値段も高い)。
あまーい(?)果実やハーブが心地よく感じられ、口当たりは滑らかでボリューム感のあるワイン。
飲むタイミングとしては、今がベストに近いかもしれません。

☆2000 ダックホーン エステート・グロウン・メルロー ナパ・ヴァレー



2004 Piedrasassi Syrah, California

サンタバーバラ近辺のシラーで造られたシラー。
ここのワインは二度ほど飲みましたが、エレガントなシラーであると印象。
今回も10年熟成させているせいか、果実とオークの香りがうまく統合しており、タンニンも滑らかで、重厚ながらも飲みやすいワイン(価格は決して飲みやすくないですが)。

☆2004 ピエドラサシ シラー カリフォルニア



2010 Cedarville Vineyard Syrah El Dorado

カリフォルニアのシラーは温暖系のガツンとくるタイプが多いように感じますが、こちらはどちらかというと冷涼系のワイン。
派手な果実味を感じるタイプではなく、エレガントで複雑なタイプ。
もうちょっと熟成させて飲んでみたかったですが、我慢できずに食事に合わせて飲んでしまいましたー。美味しかった!

☆2010 シダーヴィル・ヴィンヤード シラー エル・ドラド



2003 La Jota Cabernet Franc Howell Mountain

2014年はStagecoach Vineyard, Napa Valleyのカベルネ・フランを造っているということもあり、事前調査(?)の一環でラ・ホータのカベルネ・フランを抜栓。
色は思ったよりも濃くない(?)ガーネット、香りは完熟した黒系果実に、ハーブやミント、っしてちょっぴりEarthyなニュアンスが感じられます。
非常に滑らかなテクスチャーで、タンニンは丸みを帯びており、また酸はしっかりとワインを支えています。
非常にエレガントで、ついついどんどん飲んでしまう美味しいワインでしたー。

☆2003 ラ・ホータ カベルネ・フラン ハウエル・マウンテン



1991 Silverado Vineyards Cabernet Sauvignon, Napa Valley

SilveradoはナパのSilverado Trailをちょっぴり北上して左側にあるワイナリー。
2009年に訪問し、新作ワインを一通り飲みましたが、正直あまりインパクトを受けなかったという記憶があります。
しかし、この1991年のカベルネは様々なベリーやリコリス、森の下草などのニュアンスが感じられ、Well integratedでWell balanced。
ちょうど熟成の極みにあるこのワインは、アルコール度数13%ということもあり、心地よくどんどん飲めてしまいます(もったいない!)。
この手の熟成ワインが飲めるというのは、本当に幸せなことですね。

☆1991 シルヴェラード・ヴィンヤーズ カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー



1976 Ridge Vineyards Lytton Springs Zinfandel

1976年生まれの嫁とその友人のために38年熟成のジンファンデルを開けました。
「さすがにもうダメかなぁ」と心配していたのですが、なんとかコルクを開け、グラスに注ぐとエッジはオレンジかかっており、色はきれいなルビー色。
驚くことにフレッシュないちごなどのベリー感がふんだんに残っていて、まだまだ若さを感じられるくらいのワインだったのです。
リットンスプリングスはジンファンデルにプティシラーをブレンドしており、それによってタンニンを補っているとのことですが、さすがにタンニンは液体にきれいに溶け込み、酸のほうがより目立ってました。
これだけ長熟できるのは、やはり酸がしっかりあることによるものなのでしょうか。
いやはや、とにかく驚きを感じられるワインでした!

☆1976 リッジ・ヴィンヤーズ リットン・スプリングス ジンファンデル



2000 Ridge Vineyards Monte Bello, California

先日2004年のリッジ・モンテベロを飲んだ際に、既に熟成香が出ていたので、2000年も良い熟成をしているかなぁと想い、家に残っていたハーフボトルを抜栓。
おーーーーー、何と素晴らしい香りなのでしょう。
ブラックベリーやカシス、杉や枯葉、タバコや甘草の香りがまさに統合しており、現時点で完璧なバランス。
色は濃いめのガーネットで熟成のニュアンスがほとんど見てとれませんが、香りには熟成のニュアンスも程よく感じられ、また4-5年前に飲んだときは明らかにまだ粗かったタンニンは丸みを帯びて、喉をすーっと通っていきます。

今が飲み頃なので今のうちに飲まないとワインがへたってしまうかな?と少々心配になりましたが、リッジの方に言わせると、熟成のニュアンスが出てからの寿命(?)の長さがモンテベロの特徴だとか。
まだ何本か残っているので、今後ゆっくりと飲んでいきたいと思います。

☆2000 リッジ・ヴィンヤーズ モンテ・ベッロ カリフォルニア



2008 Nobility

友人が自宅に来た際の最後のデザートワインとして供出。
甘いデザートとブルーチーズに合わせましたが、抜群のマリアージュ!
蜂蜜やキャラメル、スパイスなどの香りが感じられ、甘口ながらも酸がしっかりあって、非常にバランスの取れた貴腐ワイン。
飲みきってしまうともったいないので、後日ちょびちょび飲んでゆっくり楽しみました。

☆2008 ノービリティ

9月に入ってぐっと涼しくなり、いよいよワインを更に美味しく飲める時期になってきました。

2011 Seresin Estate Sauvignon Blanc Marlborough

近所の酒屋で2,590円。
決して安くはないですが、インターネットでの良い評価を聞いていたこともあり、ためしに購入。
飲んでみると、私の好みのど真ん中。

色は青みがかかった黄色。
香りは、いわゆる青草のニュアンスはほぼ隠れており、トロピカルフルーツがふんだんに感じられます。
酸はしっかりとあり、樽のようなニュアンスも感じられ、余韻が心地よく続きます

私の経験が多くないせいかもしれませんが、私が今まで飲んだニュージーランドのソーヴィニョン・ブランではトップクラスです。

☆2011 セレシン・エステート ソーヴィニヨン・ブラン マルボロ



2012 Martinsancho Rueda Verdejo

スペイン白でちょっぴりレベルの高いやつというポジショニングのワイン。
1,000円程度のスペイン白でも十分美味しいと思うものはありますが、もうちょっと上のクラスはどんな感じかな?という好奇心もあり購入。

青りんごやレモンなどの柑橘系の香りが非常に豊か。
ボディは控えめながらも、ミネラル的な重みが感じられ、また酸もしっかりあり飲みごたえあり。
スペイン白の中ではなかなか秀逸です。

☆2012 マルティンサンチョ ルエダ ヴェルデホ



2012 Cono Sur Gewurztraminer Reserva, Casablanca, Chilli

夏の暑い日に冷えたゲヴュルツは美味しいんじゃないかな?と思い、冷凍庫でキンキンに冷やして飲みました。
うん、ほぼドライで甘さはなく、ライチなどのフルーツフレーヴァーもたっぷりで、暑くてもごくごく飲めるワインでした。

☆2012 コノ・スル ゲヴュルツトラミネール リゼルバ カサブランカ チリ



2012 Sono Unoaked Chardonnay Split Rock Vineyard, Sonoma Coast

2012年に仲間うちで造った、樽を使わずマロラクティック発酵もしないシャルドネの果実のポテンシャルを徹底的に活かしたワイン。
4ヶ月ぶりに飲みましたが、旨みが増し、果実味がより感じられるような気がします。
和食にも洋食にも合う守備範囲の広い、「旨みワイン」です。

☆2012 ソノ アンオークド・シャルドネ スプリット・ロック・ヴィンヤード ソノマ・コースト



2012 Catena Cabernet Sauvignon

香りのしっかりしたカベルネを飲みたいと思いアルゼンチンのカテナ・カベルネを抜栓。
開けたばかりのときは香り先行で味わいが粗雑な感じがしましたが、10日後にはカシスの妖絶な香りと滑らかな口当たりがセクシーーーーとなり、素晴らしいワインに変貌してました。

☆2012 カテナ カベルネ・ソーヴィニョン



2011 Baron de Rothschild (Lafite) Privete Reserve, Bordeaux

1,000円台前半のボルドーがどの程度のレベルかを感じたいがゆえにこのワインを購入。
アルゼンチンのカベルネと比較しながら飲んでいましたが、派手な果実味は一切なく、ボルドーらしくおとなしめの黒系果実と杉のニュアンスが感じられます。
タンニンはボリュームはありながらも滑らかでクイクイ飲めてしまいます。
「重めのボルドーが飲みたい!」というニーズには応えられませんが、ボルドーらしさを味わえる良いワインでした~。

☆2011 バロン・ド・ロートシルト プライベート・リザーヴ ボルドー



1998 Robert Mondavi Reserve Cabernet Sauvignon Napa Valley

決して外しのないモンダヴィのリザーブ。
ヴィンテージとしては決して良くない1998年ですが、ゆえに早くから良い熟成をするとも言われており、16年経った今、抜栓してみました。

デキャンタすることもなくグラスに注いだところ、ほんのわずかですがエッジが薄く感じましたが、非常に健全で若いワインに見えます。
香りは赤系・黒系果実と杉、煙草などがバランスよく混ざわりあっており、ボルドーのグレート・ヴィンテージを彷彿させます。
不思議ですが、タンニンが粉末化したような香りも!
口に含むと、タンニンはボリュームがありながらも粒子は細かくなっており、酸もバランスよくあり、本日作ったキノコのコンフィにベストマッチ!
(ワインは価格ではないですが)市価20,000円を超えるワインでも、このレベルのものを見つけるのは正直難しいと思います。
ダースで買うべき素晴らしいワイン(ダースで買えないけど)。

☆1998 ロバート・モンダヴィ リザーヴ カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー

ここ4ヶ月ほど全くブログを更新してなかったのですが、印象に残った(?)は写真を撮っており、かつ簡単にコメントを残してましたので、家で飲んだワイン(抜粋)を備忘録として残しておきまーす。

2005 Merryvale Chardonnay Hyde Vineyard Carneros
2005年のシャルドネということでピークを過ぎているかなぁと心配でしたが、「今がピーク?」と思えるくらいの状態。
濃蜜(?)とまではいきませんが蜂蜜や柑橘系のニュアンスがしっかり感じられ、酸もしっかり感じられるのみ応えのあるワインでした。
☆2005 メリーヴェイル シャルドネ ハイド・ヴィンヤード カーネロス



2005 Tablas Creek Vineyard Bergeron
ちょっとピークを過ぎたワインかなぁと感じましたが、シェリーのニュアンスのする白ワインも変化球としてたまにはいいなぁと思えたりします。
とはいえ、このタイプのワインはもうちょっと早く飲んだほうがいいんだろうと思います。
☆2005 タブラス・クリーク・ヴィンヤード ベルジェロン



2007 Michel Lynch Bordeaux
近所の酒屋で見つけた古いボルドー白。
シャトー・ランシュ・バージュを経営するカーズ家がボルドーで作る安旨ワインとのことですが、現行ヴィンテージが2011 or 2012の中、2007年モノが売っているのを見て、興味本位で購入。
色は黄金色がかっていて明らかに熟成によって色が濃くなっている様子。
香りは思ったよりも健全でライムやグレープフルーツなどの柑橘系の香りがしっかり感じられ、微妙に熟成したニュアンスも感じられますが、それが複雑さを増す役割を担ってます。
Michel Lynchは普通フレッシュな状態で味わうべきなのでしょうが、たまには1,000円台のワインを熟成させて飲むのもワインの違った表情が見えていいかも。
☆2007 ミッシェル・リンチ ボルドー



2008 Chateau Doisy-Daene Bordeaux Sec
久々にボルドーの白が飲みたくなって、近所の酒屋で購入。
華やかな果実味があるわけではありませんが、ボディがしっかりしていて、ライムやシトラス系が心地よく感じられるなかなかのワインでした。
☆2008 シャトー・ドワジ・デーヌ ボルドー・セック



2009 Lail Blueprint Sauvignon Blanc
柑橘系だけでなくトロピカルフルーツやスパイスのニュアンスも感じられ、非常に香り豊かなワイン。
ロワールやニュージーランドもいいですが、ナパの樽を使ったソーヴィニョンブランに益々はまってしまいそう(決して安くないのがイタいところかな)。
☆2009 レイル ブループリント ソーヴィニョン・ブラン



2012 Vin Coeur Vin cul Blanc Touraine
フレッシュだけど良いビオらしく洋ナシなどが感じられ、味わいも濃縮されてます。
普通のロワールのソーヴィニョン・ブラン100%とは思えない味わい。
確か2,000円前後程度の値段だと記憶してますが、この値段なら何回買ってもいいです。
☆2012 ヴァン・クゥール・ヴァン・キュ・ブラン トゥーレーヌ



2013 Catena Chardonnay High Mountain Vines
マルベックで有名なアルゼンチンのCatenaのシャルドネは今回は初めて。
メーカー希望小売価格が2,000円台後半ということもあり、ポテンシャルはあるのかなぁと思って近所の酒屋で購入(購入価格は公にできないくらい安かったですが)。
驚くほど旨い!というレベルではありませんが、心地よい樽香と柑橘系、そして若干のトロピカル系が感じられるワインは、そうそうこの値段で買えることはないだろう、と思うと、素晴らしくコストパフォーマンスの良いワインかも!
☆2013 カテナ シャルドネ ハイ・マウンテン・ヴァインズ



NV Bedrock Shebang White Wine North Coast Cuvee II
いろんな白ぶどうで造ったワインということでコナンドラムのようなワインかな?と思ってましたが、華やかというよりはボルドーの白ワインのようなニュアンス。
調べてみるとピノグリ、セミヨン、ミュスカデル、アルバリーニョ、ソーヴィニョンブランとのこと。
ブラインドで出したら絶対に当てられないワインかなー。
☆NV ベッドロック シェバング ホワイト・ワイン ノース・コースト キュヴェⅡ



1982 Chateau Lanessan Haut Medoc
シャトー・ラネッサンと言うとメドックにありながらも格付けされていないことによって、比較的廉価で販売されてますが、長熟で有名なワイン。
1982年という超グレート・ヴィンテージのラネッサンは、思ったよりも素晴らしい評価を受けているということもあり、以前狙って購入したもの。
友人夫婦がいらっしゃった際に満を持して抜栓しましたが、期待を上回る素晴らしさに感動!
よく熟した黒系果実の香りやスパイスと同時に煙草などの香りも感じられますが、そのバランスが絶妙。
滑らかなタンニンのせいか、くいくい飲めてしまう34年熟成のワイン。
これを味わうと、ボルドーの熟成ワインはやめられませんね・・・
☆1982 シャトー・ラネッサン オー・メドック



1988 Robert Mondavi Winery Cabernet Sauvignon, Reserve, Napa Valley
友人が自宅に来た際におもてなし用として出した26年熟成ワイン。
決して良いヴィンテージではないのですが、ロバート・モンダヴィの最高級キュヴェは本当に外れがないです。
まだ果実味がしっかり残っていながらも煙草や枯葉、そして杉のニュアンスも感じられるバランスの良いワインでした~。
☆1988 ロバート・モンダヴィ・ワイナリー カベルネ・ソーヴィニョン リザーヴ ナパ・ヴァレー



1993 Villa Mt. Eden Santa Ynez Valley, Syrah
ほのかな熟成ニュアンスと角が取れたタンニンとほのかな甘みが心地よいワイン。
Great Wineのような複雑味には欠けますが、なかなかエレガント。
☆1993 ヴィラ・マウント・イーデン サンタ・イネツ・ヴァレー シラー



1993 St. Clement Howell Mountain, Napa Valley, Cabernet Sauvignon
ナパのハウエル・マウンテンは私の大好きなエリア。
非常に涼しい高地で、エレガントでバランスの良いカベルネやジンファンデルが産出される印象があります。
うん、1993年というカリフォルニアにおいては決して良くないヴィンテージではありますが、エレガントな熟成カベルネでした~。
☆1993 サン・クレメント ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニョン



1993 La Jota Vineyards Cabernet Sauvignon, Howell Mountain Selection Howell Mountain
こちらも1993年のハウエル・マウンテンのカベルネ。
St. Clementも素晴らしいワイナリーですが、La Jotaは私の好みのど真ん中のワイン。
どのヴィンテージを飲んでもボルドーのようなエレガントさが感じられ、また20年程度の熟成ではまだまだ若さを感じられるほどの熟成ポテンシャルを持っているという印象があります。
この1993年も、期待に違わず非常にエレガント。
重低音系(?)の味わいで、それなりにきめ細かくなったタンニンではありますがタンニンのボリュームはしっかりある感じ。
以前飲んだ1990年の素晴らしさには若干劣りますが、こちらもなかなかのものでした。
☆1993 ラ・ホータ・ヴィンヤーズ カベルネソーヴィニョン ハウエル・マウンテン・セレクション



1994 Rombauer Vineyards Caberne Sauvignon Diamond Selection Napa Valley
20年熟成ということで大丈夫かな?と思いましたが、全く問題なし。
香りは少々落ち着いていてタンニンも滑らかになっていて、心地よく飲める熟成ワインでした。
☆1994 ロンバウワー・ヴィンヤーズ カブルネソーヴィニョン ダイヤモンドセレクション ナパ・ヴァレー



1995 Robert Mondavi Napa Valley Zinfandel
若干茶色がかったガーネットで、色からも熟成が感じられます。
熟した黒系果実と熟成による香りが感じられ、酸は十分に残っており、タンニンは丸くなっていて控えめに存在をアピールしてます。
アルコール度数は15%とのことですが、思った以上に酸があることにびっくり。
10年後に飲んでも、それなりの価値があると思われるこのモンダヴィ、やはりカリフォルニアの元祖プレミアムワインです!
☆1995 ロバート・モンダヴィ ナパ・ヴァレー ジンファンデル



1995 Chateau Carbonnieux Pessac Leognan
以前、フランス人より「俺の一番の好みはシャトー・カルボニューなんだ」と言われたことがあり、以前より熟成したカルボニューを飲みたいと思っており、ようやく念願かなって抜栓。
元々長熟するタイプの造り方ではないようですが(RP氏によると)、まだ果実味が残っており、また煙草や枯葉のニュアンスがクリーンな感じで、まだまだ健全。というかボルドーの熟成としては素晴らしい部類。
酸もタンニンもしっかりあり、「やっぱりたまにはボルドーだよなー」と改めて感じることのできた一本でした。
☆1995 シャトー・カルボニュー ペサック・レオニャン



1996 Domaine du Raifault Chinon Le Villy Cuvee Prestage
なぜか古いヴィンテージをよく置いている近所の不思議な酒屋さんで購入したシノン。
2014年はカベルネ・フランをカリフォルニアで造るので、その参考のために熟成したカベルネ・フランを飲みたいと思い、こちらを選択。
驚くことに、今まで飲んだシノンのような青っぽいニュアンスは全くなく、完熟しているけれども冷涼な土地で造られたワインだなぁと思えるエレガントなカベルネ・フラン。
3,000円前後で購入したものですが、シノンも選べば素晴らしい熟成をするのですね!
☆1996 ドメーヌ・デュ・ラフォール シノン ル・ヴィイ・キュヴェ・プレステージ



1996 Villa Mt. Eden Signature Seriese Cabernet Sauvignon, Mendocino
Villa Mt. Edenは1977や1978に感動した記憶のあるワイン。
この1993はMendocinoのぶどうを使っていて1977-1978のNapa Valleyのワインとは少し違うニュアンス。
長熟なワインではありますが、1977-1978ほどの甘くて心地よい果実のニュアンスは感じられなかったかな。
それでも十分美味しいワインではありましたが。
☆1993 ヴィラ・マウント・イーデン シグネチャー・シリーズ カベルネ・ソーヴィニョン メンドシーノ



1996 Gallo Cabernet Sauvignon Barrelli Creek Vineyard, Alexander Valley
「ガロ」と言うと安いジャグワインを想像しますが、こちらはガロとしては珍しいほうの単一畑のカベルネ・ソーヴィニョン。
予想に反して素晴らしいほどの果実味と熟成香のバランスの良さ!
なかなか購入できないタイプのワインですが、見つけたら即買ってもいいレベルのワインです。
☆1996 ガロ カベルネ・ソーヴィニョン バレッリ・クリーク・ヴィンヤード アレグサンダー・ヴァレー



1998 Peter Lehmann Shiraz
オーストラリアのバロッサ・ヴァレーにあるピーター・レーマンの16年熟成モノ。
最新ヴィンテージでは2,000円程度で売られているワインが、これだけ熟成したらどうなるのか?
パーカーポイントは90点とのことで、多少は熟成ポテンシャルがあるのではないかと思い抜栓。
枯葉や湿った樹木、そしてドライフルーツのニュアンスがあり、タンニンは角が取れて丸くなっており、すぅっと喉を通っていきます。
2,000円程度(現地では10ドル少々の値段?)のワインでも、熟成させる価値はあるのですね~。
2日目以降は下降線をたどりましたが、抜栓1時間くらいまではなかなか面白いワインでした。
☆1998 ピーター・レーマン シラーズ



1998 Veritas Mourvedre/Grenache Barossa Valley
オーストラリアのムールヴェドルとグルナッシュのブレンドという、飲んだことがあるようであまり記憶のないタイプのワイン。
16年の熟成には十分耐えうる実力の持ち主で、まだまだ熟成可能な味わい。
ただ、若干果実味は控えめだったかな。
☆1998 ヴェリタス ムールヴェドル/グルナッシュ バロッサ・ヴァレー



2001 Ata Rangi Pinot Noir Martinborough New Zealand
以前飲んだことのあるワインですが、13年経っても赤系果実がしっかり感じられるワイン。
目立つほどの熟成香は感じられませんが、フレッシュというよりは複雑さがより感じられ、前回に引き続きなかなか満足できました。
☆2001 アタ・ランギ ピノ・ノワール マーティンボロ



2002 Ridge Mazzoni Home Ranch
ジンファンデル66%、カリニャン32%、プティシラー2%のブレンド。
夏に比較的暑い部屋で飲むには少々アルコール度数が高いかな?と思いましたが、なかなか悪くないリッジのジンファンデルでした~。
☆2002 リッジ マゾーニ・ホーム・ランチ



2003 Chateau Camensac
メドック5級の目立たない格付けワインですが、近所のショップ店員より「ちょうど飲み頃っすよ」というアドバイスがあったので購入。
うん、確かに黒系果実や杉、そして熟成のニュアンスがちょうどバランスよく溶け込んでいて、「久々のボルドーもいいねぇ」としみじみ感じました。
☆2003 シャトー・カマンサック



2003 Chateau Potensac, Medoc, cru bourgeois exceptionnel
同じくメドックのポタンサックも同じヴィンテージのカマンサックを飲み終わった後に開けました。
カマンサックと比較すると果実のニュアンスが少なめで若干バランスに欠けるかな?というのが第一印象。
ボルドーは開けるタイミングやヴィンテージもあるのでしょうが、難しいですねぇ。
☆2003 シャトー・ポタンサック メドック クリュ・ブルジョア・エクセプショナル



2003 Moulin-a-Vent, Clos de Rochegres, Chateau des Jacques, Louis Jadot
このワインは5月に飲んだワインの中で最も印象に残りました。
ボージョレー地区の単一畑のガメイ種を使用したワインですが、11年経ってもまだまだ熟成途上にある素晴らしいポテンシャルのワイン。
ワインの色はまだまだ若々しく紫がかってます。
香りは宝石箱を開けたかのようにスミレや熟したベリーなどが感じられ、酸やタンニンはこなれてきつつあるという状態。
少々熟成のニュアンスが感じられましたが、あと10年くらい楽しめそうなワインかなぁと。
あと2-3本持っているので、ゆっくりと味わっていきたいものです。
☆2003 ムーラ・ナ・ヴァン クロ・ド・ロシュグレ シャトー・デ・ジャック ルイ・ジャド



2004 Siduri Pinot Noir Amber Ridge Vineyard, Russian River Valley
私の経験では10年程度の熟成を経たSiduriは、当たりと外れが混在してます。
今回のAmber Ridgeは大成功の部類。
銘醸畑で造られたぶどうを使ったワインは10年程度ではへこたれませんね。
複雑な赤系果実の香りをした液体が、するすると喉を通っていくような、良い意味での飲みやすいワインでした~。
☆2004 シデューリ ピノ・ノワール アンバー・リッジ・ヴィンヤード ロシアン・リヴァー・ヴァレー



2005 The Winemaker's Collection, Episode Nº 1, Michel Rolland
空飛ぶワインメーカーであるミッシェル・ロラン氏がシャト・ダルサックで造った特別なキュヴェ。
Parker氏を含めて随分と良い評価のようで、一体どの程度のものなのかと思いながら抜栓。
一言で言うと、「まだ早い」。
ボルドーとカリフォルニアの中間?と思えるくらいの濃厚さがありながらも、酸、タンニンは結構なヴォリュームがあります。
果実味もしっかりありますが、あと10年くらいしたらもう少しなじんでくるのかも。
残りのボトルは取っておこうかなぁと思います。
☆2005 ザ・ワインメーカーズ・コレクションNo.1 ミッシェル・ロラン



2007 Goulee by Cos d’Estournel
メドック格付け2級のシャトー・コス・デス・トゥーネルがボルドーで作ったニューワールドタイプのワインとのこと。
数日かけて飲みましたが、決して華やかな果実味があるわけでもなく、奥深さがあるわけではなく、とはいえ複雑さがないというわけではないのですが、何となくくすんでいるような感じがして、私は好きになれませんでした。
ボルドーによくありますが、飲むタイミングが悪かったのかなぁ。。。
☆2007 グレ バイ・コス・デストゥーネル



2009 Alliance Shiraz McLaren Vale
以前飲んで果実味の豊かさに感動したことのあるオーストラリアのワインを久々に購入しました。
夏に飲んでしまったせいか、それともその間にいろいろと素晴らしいワインを飲んでしまったせいかはわかりませんが、前回飲んだときの豊かな果実味が感じられず、なんとなくくすんでしまっている印象を感じてしまい残念。
冬に再度トライしてみたいと思います!
☆2009 アライアンス シラーズ マクラーレン・ヴェール



2011 Berry Bros & Rudd Extra Ordinary Claret
BB&Rが主催したイベントに参加した際にお土産として頂いたワイン。
「何て端正な顔立ちのボルドーワインなんだろう!」というのが第一印象。
市価で2,000円代らしいですが、コレはお買い得ワインですね~。
☆2011 ベリーブラザーズ&ラッド エクストラ・オーディナリー・クラレット



2011 Cono Sur 20 Barrels Merlot
濃い!
値段の割りにはそれなりの濃縮度合いが感じられる、コスパのよいワインかな~。
☆2011 コノスル 20バレルズ メルロー



2011 Terre da Vino San Nicolao, Barbera d'Asti
近所の特売で1,000円程度で売っていたワインですが、今まで飲んだ1,000円前後のバルベーラ・ダスティではトップクラス。
こんなワインをリーズナブルにレストランで飲めたらいいのになぁと感じてしまいました。
☆2012 テッレ・ダ・ヴィーノ サン・ニコラウ バルベーラ・ダスディ



2012 Beau Paysage Tsugane la montagne
夏に和食と一緒に飲むワインとしては最高かも。
ダシのきいた美味しい日本のワインでした!
☆2012 ボーペイサージュ 津金 ラ・モンターニュ



2013 Fantini Sangiovese Farnese
近所の酒屋にて1,000円くらいで購入したワインですが、果実味やヴァニラのニュアンスがワインにうまく溶け込んでいて酸もそれなりにあってバランスの良いワイン。
おそらく誰が飲んでも「美味しいんじゃない?」と思えそうかも。
☆2013 ファンティニ サンジョベーゼ ファルネーゼ



1999 Cloudy Bay Late Harvest Riesling
色はアプリコット様で、香りもドライ・アプリコットのニュアンスがたっぷりと感じられるデザートワイン。
ドイツの熟成甘口リースリングに似ており、ドイツと比べるともしかしたら酸が少ない?と感じる程度の差しかないくらいの美味しい食後酒でした。
☆1999 クラウディ・ベイ レイト・ハーヴェスト リースリング

今日もグラスでちょこちょこ家でワインを飲みました。

2010 Lucia Chardonnay Sant Lucia Highlands

久々にしっかりとしたカリフォルニアのシャルドネを飲んでみたいと思い、2010年のLuciaを抜栓。
色合いは少し濁っているかのような薄いイエロー。
香りは柑橘系、トロピカルの果実感満載で、バターのニュアンスもある一方、樽のニュアンスは控えめ。
酸はしっかりあり、旨みがしっかり感じられる、なかなかのワイン。

☆2010 ルチア シャルドネ サンタ・ルチア・ハイランズ



2012 Sono Chardonnay Split Rock Vineyard, Sonoma

2012年に仲間うちで造ったワインを開けるのは今回で3回目。
正直言って今回が一番美味しかった!
瓶で熟成した時間のせいか、温度のせいか、体調のせいか分かりませんが、いつも以上に果実のニュアンスが感じられ、酸も旨みもしっかり感じられる素晴らしいステンレスタンク熟成のシャルドネです。
やっぱり、同じワインをある一定の間隔をあけながら飲むと、ワインのいろいろな表情を読み取ることができていいですね~。

☆2012 ソノ シャルドネ スプリット・ロック・ヴィンヤード ソノマ



1994 Villa Mt. Eden Grand Reserve Cabernet Sauvignon Napa Valley

比較的地味なVilla Mt. Edenですが、ここの1970年代の熟成古酒私の好みのど真ん中。
では1990年代はどうかと思い、1994ヴィンテージを抜栓。

色はきれいなガーネット。
香りは「ボルドー古酒?」と誰もが感じてしまうような枯葉やタバコ、杉のニュアンスが感じられます。
抜栓2日目からは、黒系果実のニュアンスも少しずつ感じられるようになりましたが、1970年代のVilla Mt. Edenのほうが果実感があったかな。
ナパのワインではありますが、酸もタンニンもしっかりしており、アルコール度数は13%。
同じ品質のボルドー古酒は、10,000円以内では買えないかなぁ・・・

☆1994 ヴィラ・マウント・イーデン グラン・レゼルブ カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー



1993 Barnett Vineyards Cabernet Sauvignon Spring Mountain Napa Valley

以前、仕事仲間と週末に訪問したことのあるナパヴァレーはスプリングマウンテンの高地にあるワイナリーのワイン。
昼はワインピクニックをし、その後ワイナリーで樽から数え切れないくらいのサンプルを試飲し、あまりに酔っ払ってしまって車で寝ていたら「寒い!」と思って目覚めた記憶のある寒暖差が激しい場所のぶどうを使っているのです。
21年熟成ではありますが、酸もタンニンもしっかりしており、口に含むとほんのり甘い果実を感じられる幸せになれるワイン。
ここのワインはいつ飲んでも美味です。

☆1993 バーネット・ヴィンヤーズ カベルネ・ソーヴィニョン スプリング・マウンテン ナパ・ヴァレー

2013 Cloudy Bay Marlborough Sauvignon Blanc

このワインは違うヴィンテージを何度か飲んだことがありましたが、前回飲んだ際に(素敵な場所で飲んだせいもあるかもしれませんが)感動的に美味しかったことを思い出して購入したもの。
ただ、今回は若すぎたせいか、飲んだロケーションのせいか、飲んだ瞬間強烈に涼しい草原がイメージできるほどシャープな印象。
でもポテンシャルはあるので、今度は一度購入して数年置いて飲んでみたいものです。

☆2013 クラウディ・ベイ マルボロ ソーヴィニョン・ブラン



2007 Pyramid Valley Howell Family Cabernet Franc Hawkes Bay

色は濃いめのガーネット色で、香りは黒系果実や心地いい草や根のニュアンスもありかなり複雑(香水みたい?)。
酸もタンニンもしっかりボリュームはありますが、口当たりは滑らかで、喉をすぅっと通っていきます。
アルコール度数は14.3%と表示されているように、若干高めに感じられますが、肉にはぴったりのワインです。

☆2007 ピラミッド・ヴァレー ハウエル・ファミィー カベルネ・フラン ホークス・ベイ



1992 Dalla Valle Vineyards Cabernet Sauvignon

今日は長男の入学式があったため、新たにちょっぴりいいワインを開けようと思い、1992のDalla
Valleを選択。
同じ年のDalla ValleのMayaはパーカーポイント100点。こちらは95点ということで、何となくポテンシャルはありそう。
グラスに注いだ液体はまだ非常に若々しく濃いガーネット色。
香りはカシスなどの黒系果実や紅茶、そしてほんのちょっぴりですが枯葉やドライフルーツのニュアンスも。
酸とタンニンはしっかりあり、非常にリッチで、強靭なボルドータイプのワインみたい。
ただ、グラスに数十分放置すると、一気に熟成したボルドーのようなニュアンスも。
なかなか素晴らしいボルドータイプのカリフォルニアワインでした~。

☆1992 ダラ・ヴァレ・ヴィンヤーズ カベルネ・ソーヴィニョン

2010 Cedarville Vineyard Grenache Estate

こちらはシエラ・フットヒルズのエルドラド郡にあるシダーヴィル・ヴィンヤードのグルナッシュ。
以前、ヴィオニエとシラーを飲んでとても美味しかったので、今回も期待大。

色は若干紫ががっており、香りはブラックチェリーや紅茶、香水(?)のようなニュアンスが感じられます。
酸もタンニンもしっかりしており、非常にバランスのよいグルナッシュ。
1週間かけてゆっくり飲んでいたのですが、最後の頃はヴァニラのニュアンスが心地よく感じられるようになり、口当たりも円やかになって、抜栓直後のワインとは異なる表情を見せておりました。
なかなか奥深いグルナッシュ!

☆2010 シダーヴィル・ヴィンヤード グルナッシュ エステート