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waterski2121のワインブログ

~家飲みワインを中心に~

3月18日(火)19時より、ワイン造りの仲間計21名と青山のイタリアンでワイン会を実施しました。
21名で12種類23本のワインを全て飲みきりました~。
料理は美味しかったし、ワインも個性的なメンバーが揃っていて大満足。

NV Jacquart Brut Mosaique

乾杯はカリフォルニアのスパークリングにするか、シャンパーニュにするか悩みましたが、2013年はボルドーでもワインを造っているということもありシャンパーニュを選択。
ジャカールのモザイクは初めて飲んだと思いますが、コストパフォーマンスもよく、バランスはGood。

☆N.V. ジャカール・ブリュット モザイク



2012 CA’MOMI Bianco Di Napa

今日のワインは高級ワインだけでなく、コストパフォーマンスのよいワインも2種類リストに入れております。
そのうちの一つがこちら。
ナパヴァレーの白ぶどう(シャルドネ、ソーヴィニョンブラン、マスカット、ピノグリージョ等)をブレンドして造ったブレンドワインで、華やかであり爽やかな香りが特徴的。
白い花や柑橘系、そしてトロピカルフルーツなどが感じられ、香りのデパートみたい。
ナパの白ぶどうブレンドワインと言えばコナンドラムを思い出しますが、このワインはコナンドラムを更にドライにした感じかな。
これで2,000円を切る価格と聞くと驚きです。

☆2012 カモミ ビアンコ・ディ・ナパ



2012 Sono Chardonnay Split Rock Vineyard

2012年に仲間うちで造ったシャルドネ。
ソノマの単一畑のシャルドネを、樽を使わずステンレスタンクのみで発酵・熟成し、果実の旨みが感じられるワインを目指して造ったものです。
またマロラクティック発酵は一切しておらず、酸もきっちりと残っていて、食事と合わせやすいワインになっており、今日のメカジキのレアソテーにもぴったり。
樽熟成して複雑さを加えたシャルドネもいいですが、このような裸の(?)シャルドネもいいですね~。

☆2012 ソノ シャルドネ スプリット・ロック・ヴィンヤード



2001 Beringer Vineyards Chardonnay Sbragia Limited Release Napa Valley

長らくベリンジャーのワインメーカーとして活躍されていたエド・スブラジア氏による特別版シャルドネ。
樽使いが上手だと言われるこのワインの比較的新しいヴィンテージは飲んだことありますが、10年以上熟成させたものは初めて。
色は褐色かかった黄金色で、えもいわれぬような複雑な香りが感じられます。
一緒のテーブルにいらっしゃったワインのプロが、以前このワインをフランスワインのプロに飲ませたところ、「これってモンラッシェ?」と言われたこともあるとか。
そう思えるくらい、花梨やウイスキーのようなニュアンスも感じられるゴージャスなワインでした。

☆2001 ベリンジャー・ヴィンヤーズ シャルドネ スブラジア・リミッティド・リリース ナパ・ヴァレー



1996 Chambolle-Musigny Jean Raphet

私好みのジャン・ラフェ氏の村名シャンボール・ミュジニの18年熟成モノ。
かなり枯れてしまっているのでは?とも思ってましたが、まだまだ元気。
ふかふか絨毯のような温もりを感じられるようなワインでした。

☆1996 シャンボール・ミュジニー ジャン・ラフェ



2000 Siduri Cellars Pinot Noir, Pisoni Vineyard Santa Lucia Highlands

こちらはブラインドで供出。
ぶどう品種はピノノワール、シラー、ジンファンデル、メルロー、カベルネソーヴィニョンの五択。産地はカリフォルニアとフランスの二択にしました。
この次のジンファンデルと合わせて両方の品種を当てたのはわずか2名。
うち1名は、以前飲んだカリフォルニアのピノノワールと共通点を感じたとのこと(スゴイ!)。
ピゾーニという銘醸畑のぶどうを名門シデューリが醸造したこのワイン、ブルゴーニュとは違うタイプではありますが、14年熟成しても美味しく飲めるほどエキスたっぷりのワインでした。

☆2000 シデューリ・セラーズ ピノ・ノワール ピゾーニ・ヴィンヤード サンタ・ルチア・ハイランズ



2003 Copain, Zinfandel, Arrowhead Mountain

こちらもブラインドで供出。
2014年はジンファンデルを造ろうと思っているので、話題作りになるかなぁと。
こちらはジンファンデルとシラーという回答が多かったですね。

ちなみに、ブラインドの賞品は以下2本のワイン。
1.2010 Cedarville Vineyard Syrah - Estate
2.2003 Ridge Independence School Zinfandel
Cedarvilleは今回のワイン会には参加できなかったM女史からのプレゼント。Cedarvilleは以前ヴィオニエとジンファンデルを飲みましたが、非常に優しい味わいだったことを記憶してます。
Ridgeは私のセラーにあったものを景品として出しました。
ワインを持ち帰ったEさん、Mさん、おめでとうございます!

☆2003 コパン ジンファンデル アロウヘッド・マウンテン



2011 CA’MOMI Rosso Di Napa

もう一つのコスパワインはこちら。
同じカモミブランドで、同じくナパヴァレーのぶどうのみを使って造った赤ワイン。
ぶどうはカベルネ・ソーヴィニョン、ジンファンデル、メルロー、ブティ・シラーなどが使われているとのこと。
豊かなベリーの香りやヴァニラやスパイスなどが感じられ、口当たりは柔らかめで思った以上に酸があり、後味にほんのり甘いニュアンスもあります。
ワインをあまり飲まない人も、よく飲んでいる人も素直に美味しい!と言えるワインかも。
2,000円以下の価格でこのワインは素晴らしいですね~。

☆2011 カモミ ロッソ・ディ・ナパ



2005 Twomey Winery Merlot Napa Valley

Silver Oak Cellarsの弟分的なTwomeyのメルロー。
熟成してるかな?と思いきや、まだまだ元気で酸やタンニンもしっかり感じられる骨太なワインでした。

☆2005 トゥーミー・ワイナリー メルロー ナパ・ヴァレー



2000 Hartwell Cabernet Sauvignon Mistique, Stags Leap District

ナパのスタッグス・リープ・ディストリクトのカベルネの14年モノ。
ハートウェルのワインはほとんど日本に入っていないのであまり知られていませんが、なかなか評判がよいとのこと。
果実やスパイスがうまくワインに溶け込んでいて、ほどほどの熟成感も加わり、端整で美味しいワインでした。

☆2000 ハートウェル カベルネソーヴィニョン ミスティーク スタッグス・リープ・ディストリクト



1990 Chateau Olivier Rouge

赤ワインの締めは、1990年という素晴らしいヴィンテージのグラーブ格付けシャトーであるシャトー・オリヴィエ。
当時は決して高い評価を受けていたシャトーではないようですが(最近は違うようです)、古きよきボルドー古酒のニュアンスが感じられればと思い、リストに加えました。
前出のHartwellとは好対照で、果実というよりも杉や枯葉、タバコのようなニュアンスが特徴的なワイン。
口当たりは滑らかで、心地よくどんどん飲めてしまう素晴らしい熟成ボルドーでした。

☆1990 シャトー・オリヴィエ ルージュ



1997 Venge Vineyards Zinfandel, Late Harvest, Family Reserve

最後はナパヴァレーのジンファンデルの遅摘みジンファンデルで造ったデザートワイン。
ジンファンデルのデザートワインはカリフォルニア特有で、今回は1997年というグレートヴィンテージの17年熟成もの。
ワインの色は既に退色しかかっており、明らかに熟成が進んでいるように感じられますが、ベリーやレーズンが感じられる素直に美味しいデザートワイン。
個人的には最後まで大満足でした。

☆1997 ヴェンジ・ヴィンヤーズ ジンファンデル レイト・ハーヴェスト ファミリー・リザーブ

週末からゆっくりと飲んでいる赤ワイン。
時間の経過にしたがって、どんどん美味しくなってきて感動。

1997 Siduri Cellars Pinot Noir, Pisoni Vineyard, Santa Lucia Highlands

色は若干濃いめのルビー色。
香りはカリフォルニアのピノのような力強さがなく、ほどほどに控えめで心地いいです。
酸もしっかりあり、私好み。
2日目には更に複雑になり、大満足。

☆1997 シデューリ・セラーズ ピノ・ノワール ピゾーニ・ヴィンヤード サンタ・ルチア・ハイランズ


2003 Collioure Rouge, Cuvée Cosprons Levants Domaine du Mas Blanc

それなりのレベルのコリウールのワインは初めて。
11年熟成とはいえ、熟成のニュアンスは全くなく、むしろフレッシュさを感じます。
香りをかいだ瞬間、ビオのシラー?と感じてしまうのは私だけ?(良い意味です)
フレッシュなベリーのニュアンスがまだ残っており、ビオ的な複雑味が加わり、かつしっかりとした酸味と後味にちょっとした刺激が感じられます。
さすがフランス、多様性のあるワインが生まれるのですね~。

☆2003 コリウール・ルージュ コスプロン・ルヴァン ドメーヌ・デュ・マ・ブラン

子供の友達の両親がたいそうなワイン好きということで、おうちにご招待させて頂き、いろいろとワインを飲みました。
以下、3種類だけ紹介させて頂きますが、それ以外にもロゼスパークリング、そして2010年に造ったメルローも飲み大満足。

2008 Lail Vineyards Blueprint Sauvignon Blanc

カリフォルニアのソーヴィニョン・ブランの多くはフレッシュ&フルーティーですが、ボルドータイプの樽を使い、かつ厚みを持つソーヴィニョンブランといえば、Araujo、Peter Michael、そしてLailが思い浮かびます。
BlueprintはLailのセカンド的な位置づけですが、ワインの中身はトップクラス。
厚みのある柑橘系やトロピカルフルーツのニュアンスがふんだんに感じられ、酸もしっかりして飲み応えがあります。
一緒に飲んだ方は、青草のニュアンスが感じられなかったのでソーヴィニョン・ブランだとは思わなかった~とのこと。

☆2008 レイル・ヴィンヤーズ ブループリント ソーヴィニョン・ブラン



2003 Ridge Independence School Zinfandel

こちらはリッジの11年熟成ジンファンデル。
ジンファンデルは熟成しないと言われますが、リッジにだけは良い意味でいつも裏切られています。
こちらは15%を超えるアルコール度数があり、ベリーのリキュールやジャムのようなニュアンスも感じられます。
驚くべきは酸のボリューム。
いくらアルコール度数が高くても酸がしっかりしているので、ワインが引き締まります。
友人にも満足していただけました。

☆2003 リッジ インディペンデンス・スクール ジンファンデル



1977 Villa Mt. Eden Winery Cabernet Sauvignon Napa Valley

このワインは何度か古いヴィンテージを飲みましたが、「ナパヴァレーの1970年代でしっかり造ったワインは美味しい」ことを証明しているワイン。
枯葉や土のニュアンスが感じられる一方、熟したベリーの果実もしっかりと感じられ、甘美な世界に入り込んでしまうようなワイン。
マイナーなワインですが、このワインは素晴らしい!

☆1977 ヴィラ・マウント・イーデン カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー

2012 Ca’Momi Bianco di Napa, Napa Valley

色は澄んだPale Yellowで、瑞々しいトロピカルフルーツやほんのりライチのニュアンスもあるような豊かな香りが感じられます。
色々なぶどうをブレンドして造るコナンドラムの白に似ているような気もしますが、コナンドラムは甘い香りの一方、こちらのカモミはドライなトロピカルフルーツな感じ(なんだそりゃ?)。
味わいはドライで心地よい酸があります。
同じタイプのワインは今まで飲んだことがないかも。
一度は試すべきワインです。

ちなみに、ぶどう品種はシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、マスカット、ピノ・グリージョなどのブレンドとのこと。
だから宝石箱のようにいろいろな香りがしたのですね~。

☆2012 カモミ ビアンコ・ディ・ナパ ナパ・ヴァレー



2011 Ca’Momi Rosso di Napa, Napa Valley

こちらは同じシリーズの赤ワイン。
ヴァニラやチョコレート、そしてベリーの香りがふんだんに感じられ、また口当たりは滑らかで、かつ酸はしっかりあるという、かなりのバランスの取れたワイン。
ワイン好きはもちろん、ワインをそんなに飲まない人に是非オススメしたいと思えるワインかも。
2,000円を切る値段で美味しいカリフォルニアワインを飲みたい、と思う人は、絶対にコレを選ぶべき。
会社で「美味しい!って思えるワインはやっぱり高いんだよねぇ。。。」と言っていた人に、コレをプレゼントしなくちゃ!と思いました。

ちなみに、ぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニョン、ジンファンデル、メルロー、プティ・シラーとのこと。
ジンファンデルがKey Grape Varietalかな???(私の好みなのえ)

2011 カモミ ロッソ・ディ・ナパ ナパ・ヴァレー
週末のワインは、週の途中に空けた安いワインと↓のプレミアムワイン2本。

2006 J. Rochioli Vineyards Sauvignon Blanc, Estate Grown, Russian River Valley

ロキオリと言えば、シャルドネとピノが有名ですが、ソーヴィニョンブランも造ってます(ジンファンデルやカベルネも以前味わいましたが、なかなかのものでした)。
評判がよいとはいえ、8年前のワインなので、ピークを過ぎているかなぁと思って抜栓。

色はグリーンがかっていて、ライムやレモン、そしてGrassyな香りが豊かに感じられます。
口に含むと、驚くほどの酸が感じられ、ミネラルもたっぷり、そして余韻も長く、まだまだ活き活きとしたワイン!
ブラインドで飲んだら、ロワールの上質なものと勘違いしてしまいそうなくらい。
でも、温度が上がるとグレープフルーツやオレンジが感じられ、厚みも感じられたりします。

私が好きなカリフォルニアのソーヴィニョンブランであるAraujo、Peter Michael、Merry Edwards、Spottswoodeのように樽のニュアンスは全く感じられないタイプですが、なかなか秀逸なワイン。
私の好みです。

☆2006 J ロキオリ・ヴィンヤーズ ソーヴィニョンブラン エステート・グロウン ロシアン・リヴァー・ヴァレー



1998 Cape d'Estaing Cabernet Sauvignon Kangaroo Island

オーストラリアはカンガルー島のカベルネ。
シラーズが有名なワイナリーのようですが、カベルネも評価が高いということで、以前購入したものです。

色は濃いガーネット、カシスやブラックチェリーなどの香りに加えて、杉、スパイスなどが感じられ、非常に香りが開いている印象。
しかし、16年モノとは思えないほど若々しく、熟成のニュアンスは感じられません。
酸もしっかりあり、タンニンも若干きめ細かい感じもしますが、まだまだ力強いです。
アルコール度数は13.4%であり、よくあるオーストラリアの熟したぶどうを使った高アルコール度のワインとは全く異なります。

いやはや、オーストラリアの南の果てのこんな島でこんなワインが生産されているとは、恐るべし。。。

☆1998 ケープ・デスタング カベルネ・ソーヴィニョン カンガルー・アイランド

先週末から今日の建国記念日まで、毎日家飲みだったので、たくさんのワインをグラスで楽しみました!
いやぁ、これだけの種類のグラスワインが毎日味わえるというのは、かなりの幸せ。

2012 ERA Grillo Organic

「シチリアのワインに外しは少ない」という私の経験則から、800円程度の激安ワインを近所の酒屋でピックアップ。
柑橘系のレモンなどの香りが心地よく、酸もほどほどで、非常に飲みやすいワイン。
やはりシチリアは安旨ワインの宝庫かも。

☆2012 エラ グリッロ オーガニック



2008 Roero Arneis, Cantina del Nebbiolo

グラスに注いだ瞬間、きれいなゴールド色の液体が目を引きます。
若干の熟成香とともに、厚みのある花梨や蜂蜜の香りなどが感じられ、なかなか飲み応えがあります。
一週間かけてゆっくり飲みましたが、友人より頂いた鯛をイタリアンソテーにしたものとぴったり合いました!

☆2008 ロエーロ・アルネイス カンティーナ・デル・ネッビオーロ



2011 C&C Maréchal, Les Crais, Chorey-les-Beaune

年末にパリへ行った会社の先輩から、以前お渡ししたワインのお礼として頂戴したワイン。
「日本に入っていないワインを探してます」と言ったら、「それは難しいですねぇ」と言われながらも選んで頂いたもの。
1ユーロ140円を超える円安、かつ20%弱の消費税がかかるお店で、決して安くはないワインのようです。
色はきれいなルビー、香りの第一印象はいちごなどの赤い果実、そしてぶどうの梗(茶色い茎)のようなニュアンスも感じられます。
酸はしっかりあり、タンニンもそれなりに抽出されてます。
これぞ正統派ブルゴーニュ、というところでしょうか。
今飲んでも美味しいですけど、熟成させても楽しそうなワインでした。

☆2011 キャサリン&クロード マレシャル レ・クラ ショレイ・レ・ボーヌ



2012 Casale Vecchio Montepulciano d'Abruzzo

「神の雫」で取り上げられて以来、かなり有名になりましたが、質は以前と同様に非常に高いと毎回感じさせられます。
芳醇なベリーの香りとヴァニラの甘いニュアンス。
口に含むとバランスのよい酸とタンニンが心地よく、いくらでも飲めてしまうワインです。
1週間かけて飲みましたが、バキュヴァンなどを使わずとも、どんどん美味しくなり、最後は口当たりが非常に柔らかくなり、味わいが渾然

一体となっていて、とても1,000円台後半のワインとは思えないというのが私の感想です。

☆2012 カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ



1996 Newton Cabernet Sauvignon Unfiltered

ナパにあるNewtonの18年熟成モノ。
1996といえばまだ若いヴィンテージと思ってましたが、18年前なのですね・・・(新入社員の頃だわ)
色は濃いガーネット、若干の熟成香と黒系果実の香り、そして根っこや土のようなニュアンスも感じられます。
日が経つごとに熟成香が増してきますが、滋味あふれる味わいで、なかなかのカベルネでした。

☆1996 ニュートン カベルネ・ソーヴィニョン アンフィルタード



1999 Gigondas, Domaine du Pesquier

今日開けたワインはこちら。
どうしてもカリフォルニアに偏ってしまうので、バランスを保つためにも南仏ローヌのワインを選択。
グレートヴィンテージである1999のジゴンダス。
グルナッシュ由来のちょっぴり甘いニュアンスや甘草、赤系果実の香りが感じられ、酸もタンニンもしっかりあり、熟成感も少々あって、非常に複雑なワイン。
正直、このワインのピークの状態であり、非常にグレートと言えるワイン。
最新ヴィンテージは2,000円台後半くらいなのに、15年の熟成に十分耐えられるという点で、あらためてフランスワインの奥深さを認識。

☆1999 ジゴンダス ドメーヌ・デュ・ペスキエ



2002 Pine Ridge Charmstone Napa Valley

色はきれいなガーネット色。
華やかな赤系・黒系の果実、そしてヴァニラのニュアンスも感じられ、酸もタンニンもバランスよく、これぞ正統派カベルネ。
ちょうど12年経ってますが、熟成香のニュアンスはまったく感じられません。
いやはや、実はPine Ridgeを飲んだのは今回が初めてでしたが、なかなかすばらしいワインを輩出しているのですね。

☆2002 パイン・リッジ チャームストーン ナパ・ヴァレー



2011 斗 Six Acre Vineyard, Oakville, Napa Valley

このワインは、三人の息子(隆斗、海斗、健斗)のために造ったもの。
2011年は三男のBirthday Vintageということもあり、ラベルも友人に依頼して書いて頂きました。
150本くらい造ったので、これからゆーっくり時間をかけてたくさん飲んでいきたいと思ってます。

正直、瓶詰めして3-4ヶ月で到着したものなので、まだ全体が落ち着いていない感じです。
赤系、黒系の果実の香り、ヴァニラの甘い香り、そして適度な酸と控えめなタンニンが特徴です。
抜栓して1週間くらい経つと、口当たりがまろやかになり、レベルアップ。
今後が楽しみなワインです。
子供が飲めるようになるまでとっておかないといけませんね。

☆2011 斗 シックス・エーカー・ヴィンヤード オークヴィル ナパ・ヴァレー

1976 Concha Y Toro Sauvignon Casillero del Diablo Special Reserve

先日、友人らが家に来た際に、変わったワインを出そうと思って手に取ったのがコレ。
コンチャイトロ社のディアブロは、まだワインをあまり知らなかった頃、1,000円台前半の割りに美味しい!という好印象をもっていたワイン。
そんなディアブロの1976年ヴィンテージは、ラベルに「Sauvignon」と書いてます。
38年前のチリでは、Cabernet Sauvignonとは呼ばず、Sauvignonと呼んでいたのでしょう。
なんとなく歴史を感じますねぇ。

グラスに注ぐと、少々濁り気味な薄いルビー色。
香りは、果実感はごくわずかで、土や木の根っこのような滋味深い味わい。
友人らは酒が大好きで、もちろんワインも飲みますが、そんなにワインに造詣が深いというタイプではありません。
ただ、このワインの不思議な香りには驚いたようで、「なぜぶどうがこのような香りを出す液体に変化するのか」という点で、みんな興味深くこの38歳のワインを飲んでました。

いやはや、ワインっていろいろな表情を持っていて、本当に面白い飲み物ですね。

☆1976 コンチャイトロ ソーヴィニョン カッシェロ・デル・ディアブロ スペシャル・リザーブ


気がついたら、新年があけて既に半月が過ぎてしまいました・・・
最近筆(?)が全く進まない私ですが、久々に年末年始に飲んだワインを記録にとどめておきます。
私の年末年始は9連休でしたが、日帰りで実家を帰るという用事を除くと飲むか食べるか子供と遊ぶか、それとも寝るかという生活。
適当に料理を作り、日本酒をはじめ、毎日グラスで5種類以上のワインをいろいろと飲みました。


2003 Darioush Winery Viognier, Napa Valley

私が一番好きなダリオッシュのヴィオニエ10年熟成モノ。
ヴィオニエは可能な限り早めに飲んだほうがよいと言われているようですが、この特別なヴィオニエには当てはまりません。
色はきれいなゴールド、蜂蜜や熟したアプリコットの芳醇な香りに、思わずうっとりしてしまいます。
酸は控えめ、そして若干甘みも感じられます。
過去に飲んだワインと比較すると、上質なリースリングを20年以上熟成させたものや、先日飲んだKistlerの15年熟成モノにも共通する感じがしました。
とにかく、大当たりの1本。

☆2003 ダリオッシュ・ワイナリー ヴィオニエ ナパ・ヴァレー



2008 Gavi Castello di Tassarolo

Gaviはそんなに美味しいものを飲んだことがなかった私でしたが、このワインは美味しくてびっくりした記憶があり、1本セラーに置いてました。
開けた初日は「?」というくらい香りが立たなかったのですが、3日目くらいから柑橘系の心地よい香りが立ち上ってきてようやく満足。

☆2008 ガヴィ キャステロ・ディ・タッサローロ



2012 Clos Pons Sisquella

2,000円代後半のスペイン白ワインは、自分の中ではかなり高級モノ。
1,000円少々でもかなり素晴らしい白ワインがあるというスペインワインで、この値段だったらどのくらい美味しいのだろうか?との好奇心を持って抜栓。
期待値を高くしてから飲みましたが、全く期待を裏切りません。
青りんごやレモンなどの香りが非常に力強く、また円やかな熟した柑橘系の香りも感じられます。
カタルーニャのワイナリーで造られており、ガルナッチャ・ブランカという品種が中心で、アルバリーニョなどもブレンドされている様子。
なかなか良いワインでした。

☆2012 クロ・ポン シスケヤ



2003 Lewis Cellars Merlot Napa Valley

こちらはカリフォルニアのメルロー10年熟成モノ。
とにかく重厚で「美味しい!」と思えるものが飲みたいと思い選択。
熟成したメルロー特有の磯っぽい香りが少々感じられる部分はありましたが、非常に濃厚でバランスの良い模範的なメルローでした。

☆2003 ルイス・セラーズ メルロー ナパ・ヴァレー



2001 Henschke Abbotts Prayer Vineyard Merlot

オーストラリアの雄であるヘンチキのメルロー。
ほんの若干ではありますが、色が薄くなっている熟成している様子。
香りは少々磯のニュアンスは感じられますが(3日目くらいから弱くなりました)、口当たりは柔らかく、ベリーの香りが豊かで、後味に若干の甘みを感じさせる幸せになれるワインでした。

☆2001 ヘンチキ アボット・プレイヤー・ヴィンヤーズ メルロー



1993 Ridge Vineyards Santa Cruz Mountains Cabernet Sauvignon

20年熟成のリッジ・カベルネ。
リッジ・カベルネのフラッグシップはモンテベロですが、このワインはそのセカンドワインのような位置づけ(Home Ranchがあったはずだから、正式にはサードワイン?)。
とはいえ、リッジの方曰く、「このワインでもゆうに20年は美味しく飲めるよ」と言われていたので、このワインもきっと美味しいはずと思い抜栓。
色はエッジが薄くなってますが、全体的には健康的なガーネット色。
果実の香りは少々控えめで、いわゆる熟成香も控えめでしたが、徐々に開いてきました。。
酸もタンニンもリッジらしくしっかりあり、端正な熟成カベルネという感じ。
2000年代のリッジ・カベルネによく感じられるほのかな甘みは、この年のワインには感じられませんが、模範的なこのカベルネはあまりに飲みやすく、一気に飲んでしまいました。

☆1993 リッジ・ヴィンヤーズ サンタクルーズ・マウンテン カベルネ・ソーヴィニョン



1998 Robert Mondavi Winery Cabernet Sauvignon, Reserve

絶対に外しがないと言われる(私が勝手に言っている)モンダヴィの15年熟成カベルネ。
ただ、1998ヴィンテージは他のヴィンテージと比べると、少々バランスという点で劣るかな?
でも私の期待値が高いだけで、相方は「美味しい美味しい」と感動しきり。
結果的には満足なワイン。

☆1998 ロバート・モンダヴィ・ワイナリー カベルネ・ソーヴィニョン リザーブ



1997 Robert Keenan Cabernet Sauvignon Napa Valley

ロバート・キーナンというワイナリーは、あるワインメーカーが「ここのワインは好みなんだ」と言われたことが頭に残っていて、ついつい贔屓にしています。
ただ、カリフォルニアにおいてもなかなか購入できる場所は少なく、たまに目にするとついつい購入してしまうのです。
今回は1997年というグレート・ヴィンテージ(ま、ほぼ毎年素晴らしいヴィンテージですが)のカベルネ。
黒系果実と杉のニュアンスが感じられ、酸、タンニンともにしっかりしており、明らかにボルドーと間違えてしまうくらいのスタイル。
あと10年以上は熟成していくような気がします。
もう1本家にあるので、残しておかないと。

☆1997 ロバート・キーナン カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー



2002 Peter Michael Winery L'Esprit des Pavots

私の大好きなワイナリー(といっても高いので滅多に飲めません)であるピーター・マイケルのカベルネ系のセカンドワイン。
抜栓直後は香りが全く立ちませんでしたが、2-3日目より徐々に香りが出てきました。
まだ若いのかな?と思いましたが、ポテンシャルは感じられました。

☆2002 ピーター・マイケル・ワイナリー レスプリ・デ・パヴォ



1989 Château Talbot St. Julien

カリフォルニアばかりだと、やっぱり違うものが飲みたくなり、ボルドーの24年熟成モノを抜栓。
やはり、ボルドーは落ち着いた感じがして、ホッとします。
何といえばいいのでしょう、重低音な感じのワイン。
満足!

☆1989 シャトー・タルボ サン・ジュリアン

今晩は週末に開けたワインを中心に、週末に作った料理を合わせましたー。

2011 Beau Paysage Tsugane Chardonnay

久々に飲んだこのシャルドネ、抜栓してグラスに注ぐと、若干ではありますが褐色がかっていて、しかも以前と比べて濁りなどもあり、明らかに熟成している外観。
香りは上質なスコッチやシェリー、そして柑橘系果実も混在し、ありえないくらいの良い状態。
酸もしっかりとあり、シャルドネの熟成ワインとしてはお手本になるくらい美味しいです。

もちろん、ブルゴーニュやカリフォルニアの素晴らしいシャルドネと比べると厚みが全く異なりますが、この繊細ながらもバランスがよく香しいこのワインは、日本の誇りですね。
大変満足でしたー。

☆2011 ボー・ペイサージュ 津金 シャルドネ
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2011 Gnarly Head Old Vine Zinfandel, Lodi

土曜日に客人が来た際に開けたワインのうちの一本。
リーズナブルな価格の割りに、ラズベリーやチェリーのジャムのような香りがたっぷりあって第一印象がいいため、このワインを選択しました。
今日は抜栓して3日目ですが、香りは初日と同様、ジューシーでジャミーなニュアンスがたっぷりでしたが、ほんの少々チェリーのリキュール(Kirsch)のような香りが追加的に感じられました。
3日ではありますが熟成のせい?
何はともあれ、3日でいろいろな変化が感じられ、かつ完熟した果実が感じられる、お買い得なワインでした。

☆2011 ナーリー・ヘッド オールド・ヴァイン・ジンファンデル ロダイ
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2002 Ridge Vineyards Grenache, Lytton Estate

このワインは1週間前からちょびちょび飲んでます。
1週間経っても、全くへたることない強靭なワイン。

色は濃いガーネット。
香りは、グルナッシュ特有のポップな(?)果実味は若干控えめで、赤系・黒系果実の混じった感じ。
リッジらしく酸とタンニンはしっかりしてます。
リッジのジンファンデルだと、ちょっぴりリキュールの感じが出てくるはずですが、こちらはそのようなニュアンスはありません。
まだ2-3本家にあるので、また来年にでも飲んでみたいと思います。

☆200 リッジ・ヴィンヤーズ グルナッシュ リットン・エステート
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今晩は先週からだらだら飲み続けていたSONOのシャルドネを飲んだ後、2本の赤ワインを飲みました。

2011 レ・カプリアード リトロン ルージュ

このワインはロワールのトゥーレーヌにある新井順子さんと一緒に働いていたパスカルさんが立ち上げたドメーヌによる自然派のワイン。
以前、ペティヤンを飲んで感動的に美味しかったこともあり、今度は赤を抜栓。

グラスに注ぐと、紫がかった濃いルビー色。
黒系果実やスミレ、そしてスパイシーさや根っこのようなニュアンスも感じられます。
口当たりは少しクリスピー。
ふくよかな口当たりで、後にしっかりとした酸とタンニンが感じられます。
フレッシュさとコクが同時に感じられる、非常に特徴的なワインでした。

ぶどう品種はコー(マルベック)主体で、ガメイも使っているとのこと。
「結構飲んだなぁ」と感じたのですが、ボトルにはまだ半分くらいワインが残ってます。
よくよくボトルを良く見ると、なんと容量は1リットル!
ちょっぴりお得感を感じるワインでした。

☆2011 Les Capriades Litron Rouge VdF
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2002 トゥーメイ メルロー ナパ・ヴァレー

先週土曜日に抜栓したワイン。
そのときも十分美味しかったのですが、3日放置した後はいったいどのように変化しているのか・・・

色は濃いガーネット。
非常にリッチな香りで、ブラックチェリーなどの黒系果実、そしてチョコレートやココアの香りも感じられます。
アタックは強めですが、口当たりは柔らかく、酸・タンニンはしっかりしてます。
3日前には感じなかった、熟成したメルローに共通する動物的な香りが少々目立ってきてましたが、満足できるメルローでした。

☆2002 Twomey Merlot Napa Valley
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