前回の話はコチラ
夕方に再手術することになって、いろいろ準備してた。
「明日の朝の着替えを一式、わかるところに用意しておいてください。」
と言われてて。
向かいのベッドの人も手術前に言われてて、そーなんだ!って知った。
前のときそんなこと言われなかったから、次の日着替えさせてもらうこと知らなくて。
用意してなかったから。
看護師さんによって違うの困るなー。
午後。
シーツ交換の日らしく。
あのちゃきちゃきした看護師さんが交換してくれた。
私は点滴したまま、枕とか自分で持って荷物移動させて。
熱とか痛みとかでちょっとしんどいけど。
っていうか、母と姉どこ行ったん。
いろいろ手伝ってほしいのに
看護師さん忙しいみたいで。
私「看護師さんって大変ですね。本当に感謝してます。」
みたいなことを言った。
看護師さん「そんなふうに言ってもらったらもう~嬉しいです!」
って感激してくれた。
相性合わないとか、いろんな看護師さんいるけどさ。
やっぱりお世話になってるし、感謝してる。
この看護師さんは好き。
私「再手術になって、さすがに心折れました。」
って言ったら
看護師さん「そうでしょうね~それは折れると思いますよ~」
とか。
話し合わせてくれて。
シーツ交換してもらいながら何か雑談したな。
母と姉は、談話室にいたらしい。
話すことがたくさんあって、もりあがってたとか。
おいおい。
私今から手術控えててナーバスになってるのに。
ちょっとは気使っておくれ。
夕方。
そろそろ手術の時間。
ストレッチャーでお迎えに来てくれた。
また、あのときのようにストレッチャーに乗って手術室まで連れて行ってくれる。
母と姉も手術室の前まで来てくれて。
そこでバイバイ。
あーまた恐怖の時間だな。
寝たままだから周りよく見えないけど、手術室慣れないな。
一週間で二度も手術することになるとは思わなかった。
主治医の先生が
「頑張りましょうね。」
笑顔で挨拶してくれた。
また口元に酸素マスクみたいなものを持ってこられ、モワモワするものにまたむせる。
ああ怖いよ怖いよ。
ちょっと苦しいながら深呼吸。
また、「1、2、3、4、5」も数えないうちに意識が遠のいた。
~つづく~