【子宮筋腫手術】入院9日目① ~心が折れた日~ | アラフォー独身、子宮疾患持ち。このまま人生終わるのか。

アラフォー独身、子宮疾患持ち。このまま人生終わるのか。

子宮筋腫と子宮内膜症の手術体験談。無縁だと思っていた親の介護が目の前に…。私の人生これで終わっていいわけがない!

1月4日になった夜中。

 

ちょっとウトウトできてたのに、賑やかで目が覚めた。

 

隣のベッドに急患の人が入ってきた。

 

どこが悪いのかわからないけど、ずっとオエオエいってるし、看護師さんの話し声とで寝れなくなった。
 

 

しょうがない。

しょうがない。

 

言い聞かせる。

 

 

 

相変わらず、謎の下腹部痛と謎の高熱が続く日々。

 

手術した日から、ちゃんと眠れてない。

 

しんどい。


 

 

 

毎朝、検温の時間に、昨日のトイレの回数と排便はあったか聞かれるのが苦痛だった。


ずっと絶食なんだから出るわけない。

 

もう8日食べてないんですけど。


 

カリカリに痩せてしまって自分がかわいそうに思える。


筋肉も衰えて、思うように動かせなかったり簡単な事がちゃっちゃとできない。

 

靴下を履くのだけでも大変。

 

悔しいやら情けないやら・・・

 

泣けてくる。

 

精神的にもかなり弱ってきた。

 

 

 

今日から病院が動き出す。


看護師さんたちもたくさん。

 

廊下もにぎやかになってきた。

 

 

私は午前中、造影剤を使ったCT検査。

 

造影剤もCTも初めて。

 

造影剤は気持ち悪くなることもあるとか。

 

MRIのときは恐怖でしかなかったけど、CTは囲まれることがないから大丈夫だった。

 

 

 

検査が終わって、やっぱり気持ち悪くなって。

 

吐いてもいいように、看護師さんが枕元に容器を用意してくれた。

 

 

ああもう何でこんな目に合ってるんだろう。

 

辛くて涙が出てくる。

 

 

 

向かいのベッドの人は手術へ。

 

 

 

お昼頃、検査結果を伝えに主治医の先生が来た。

 

私は一人で泣いたあとの目だったから

先生が

「えっ大丈夫?気持ち悪い?吐いた?」

ビックリしてて。

 

私「いえ、大丈夫です。気持ち悪いけど・・・」

 

先生「起き上がらなくていいんで、そのまま聞いてください。」

 

 

CTの結果、どうも膿が溜まってるらしく、 洗浄するために再手術したほうがいい。
それが一番の早期解決とのこと。

 

 

もう心がポッキリ折れて、先生の前でポロポロと泣いてしまった。

 

布団で顔を隠して。

 

 

手術後、本当に痛くて辛くて、もうこんな想いしたくないって思ったのに。

またあんな想いしないといけないなんて。

 

 

先生がなぐさめてくれる。

 

申し訳ないと思ったけど、涙が止まらない。

 

 

ちょうどその時、母と姉が来てくれた。

 

状況に驚く2人。

 

 

先生が説明してくれる。

 

 

涙が止まらなくて顔を隠し続けてる私の布団を剥ぐ姉。

(ムリヤリ剥ぐなや 笑)

 

「聞いてんの?何で泣いてるん?」

みたいな感じで。

 

「しんどいですよね」

代弁してくれる先生。

 

 

予想外の展開続きで、もう脳がついていかない。

 

 

「どうしますか?」

って聞かれたって、断るわけにいかない。

 

こんなのが続いたり、さらに悪くなるのは困る。

 

 

夕方、手術することになった。

 

同意書にサイン。

 

同意書の「あなたには次のような危険性が特に考えられ~」とか書かれてる欄の「気道確保困難」のところに「前回困難であった」って書いてあった。

 

私ちょっと顎関節症気味なので。

開けにくかったらしい。

 

だから手術後アゴが痛かったのかな。


手術しても、状態が良ければ明日から食事開始できるらしい。

 

なんかもう、どうでもよくなってきた。



~つづく~
 

 

 

子宮筋腫が見つかってからのまとめはこちら

右矢印子宮筋腫手術体験談まとめ

 

 

 

★お気にいり★