気流の鳴る音 ~バレットウルトラ50CULTと交響する~ | 今日もチェレステの下で

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子供の頃からの憧れ。Bianchiのチェレステカラーのロードバイクを購入したその日からの、サイクリストとして成長していく日々を綴っていきます。

バレットウルトラ 50 CULT


とてもよいチャンスが巡ってきて
「ここぞ!」と思いきって手に入れた
私が一番欲しかったホイール

実際に手にしたのは昨夏ですが


入手してしばらくして

いろいろと事情が重なって
愛機に乗れない日が数ヵ月続き

今年に入って
やっとロードバイク生活を
再開することができるようになって

やっと頼もしいコイツと一緒に走ることが
できています

もう
なんというか
素直に嬉しいです


あまり距離は稼げてませんが
それなりにいろんなシチュエーションで
コイツを走らせてみたので

まことに僭越ながら
私がとてもとても頼りにしている
バレットウルトラ50CULT
ファーストインプレッション
をここに書き留めておきたいと思います




わたしにも
ホイールのインプレ記事を書くときが
ついにやってきたぞ~

インプレを書くこと自体が嬉しいものですね
私もここまできたか~ ドコマデ?


ちなみに
バレットウルトラの前は
ビアンキ完成車付属のノーマルホイールを
2年間履いていました

フロントとリア合計で2,000gを超える
いわゆる、ひとつの、アレですね。

でもでも
※クイックが逆なのはこのホイールお休み中の証ww

ビアンキのブランド内ブランド
「reparto corsa」(レパルトコルサ)の
ステッカーが貼ってあって

スポークの一部分だけ白くなってるとか
オシャレなので
けっこう愛着あるんですよね






さてさて



では


バレットウルトラ50CULTのインプレ

綴っていきましょう





◆漕ぎだし

「か、軽い!!なんて軽いんだ!」

という憧れの言葉が
自分の口から無意識的に発するのを
期待してましたが


実際のところは

「お、うん?……軽くなった、かも、うん」
というぐらいの印象でした

バレットウルトラ50CULTのスペック重要は
以下のとおり

フロント 727g
リア 863g
計 1,590g


レパルトコルサホイール対比で
たぶん500g以上は軽くなってるはずです

実際に手に持ってみると
その重量差は歴然なんですよ

でも「漕ぎだし」のときは
ホイール外縁のリム高50mmのカーボンを
ぶんまわしていくことになりますので
必然的にスタートに使うエネルギーが
多くなっちゃいますよね

ディープリム特有のこれが影響してたのですね
私の「軽さ」への期待値が高すぎたのかも…





◆巡航

まさにこのホイールの得意とするところ

漕ぎだし始めて進んでいくと
あれよあれよという間に
スィスィスィ~っと速度が上がります

乗り手の私は
25km/h~30km/hのゾーンは
とても快感です

「これだよ、これだよ!」と

さらに威力を感じるのは
30km/h~35km/hのゾーン
明らかに、違い、がわかります


回転の慣性モーメントの大きさによる恩恵
ディープリムならではの感覚ですかね

さらに驚いたのは
カンパニョーロが誇るCULTハブの滑らかさ

ニュルニュルとする感じで回転を続けてくれて
スピードアップ、維持がとても軽快にできる
ようになりました

ペダリングを止めても
減速するスピードがゆっくりなんですよね

うまく緩急を使いこなせば
脚をじっくりと温存しながら
効率的にそれなりの速度で巡航できますね





◆登坂

バレットウルトラを本格的に履いてから
まだ語れるほどの登坂をしてないので
ここはコメント無し






◆横風

横風の煽りをうけやすいリスクは

ディープリムを買うに当たっての
ちょっとした心配事項でしたが

川風の強い日に多摩サイを走りましたが
思ったほどの煽りは受けませんでした

最初は「おぉっ」と思って
ぐっと手に力が入りましたが
だんだんと慣れてきました

でもこれは「今のところ」の話であって
もっと乗り慣れて
「横風経験値」を高めていかねばなりませんね
引き続きの課題です



高速巡航

35km/hを超えたあたりから
このホイールが真価を発揮するところ
ディープリムの主戦場ですね

しかし
そこが大きな大きな課題でもあるのです

正直なところ
私は数ヵ月のブランクがあって
脚が前より衰えて、目下、再育成中、
ということもありますが

このホイールの真価を味わうには

それに対応できるだけの

それを引き出せるだけの

十分な「脚力」「持久力」「独走力」が
必要なのだと痛感しています


思いきって買ったホイールですが
本当に楽しめる領域はまだまだ先にあり
今は自分が弱いのです

そういった意味では
このホイールはやっぱり上級者向き
のところがあるかもしれません

すなわち
このホイールの真価を発揮させるには
自分がもっと成長する必要があること

自分がサイクリストとして成長していくほどに
このホイールの「うまみ」が分かってくる
ようになるのだと思います

要は「ホイールに相応しい自分になれ」
ということですね


「お楽しみは、これからだ」という感じです

自分の、のびしろ、に期待







貧脚な私ですが
頑張ってバレットウルトラで
35km/hを超えた速度で走っていると

特にキレイに舗装された道の上を走っていると

フロントホイールのほうから

「フゥゥゥゥゥゥゥゥ…」

という音が聞こえてきます

ホイールが空気を切り裂き
50mmのリムが
その空気を後ろに流している音、なのでしょうか


この音は、とても爽快で、ワクワクします
今までと違う領域に足を踏み入れたような

この音をより大きく長く聞けるように
精進を重ねていかねばなりませんね















あ、そうそう


いちばん大事なことが
最後になってしまいました









バレットウルトラおかげで
私の愛機が
とってもグラマラスな容姿に変身しました‼


うん、これがバレットウルトラを入手した
最大の理由、最大の効果です‼‼



この魅力は
言葉で説明するようなものではなく

心で感じるもの 感性で味わうもの

ですね。