この動画での、堀田由美子さんと井上貴子さんの会話、非常に面白いのですが、
その中で、23分過ぎのところ。めちゃ面白い話がありました。
 
今の選手は、色んな技を出したがる。色んな技を書き出して、すべて出来るようにしたがる選手が多いという。
昔は、先輩の技を全て書き出して、それをすべて受けきれるように、もし受けきれない技があったら、それを受けきれるように練習させてくださいと頭を下げたという話。先輩の技をすべて受けれるようになってから、自分の技を磨こうとしたという。
 
 
この話は、なるほどなーって思いましたね。
 
今のプロレスを観ていて、確かにこれは感じることあります。
 
僕は、立野記代選手とか、藤波辰爾選手とか、受けの上手い選手が大好きだけど、
やっぱり誰と闘っても、相手の技をしっかり受けきれる選手って、怪我もすくないよね。
 
怪我が少ないから、長く続けられたりもする。
 
今の選手いい選手沢山いるけど、攻防が危険になっている面もあるけど、やっぱりちょっと怪我が多いなとは感じる。
また若い選手も、十分に技を受けきれてない時、とたんに動きが鈍くなるっていうシーンをよく見かける。
 
これも、しっかり技を受けきるってことから、練習が入ってないのかもしれないなっておもうこともある。
 
この話は、学校の先生や、そして飲食店でも通じる話だと僕は思う。
 
料理がうまく、得意なものを持っていて、自分の店を始めようとする人は多い。
 
要するに、攻めは強く、攻撃力に自信があって始める。でもそうゆう店は、僕から見ると危険なんだよね。
 
それよりも、飲食店を続けるには、守りに強い店、危機管理能力に長けている店の方が僕には強くかんじるんだよね。
 
飲食店やっていると、色んなお客様が、様々なシチュエーションでやってくる。
どんなお客様が来ても、まずはしっかり受け止める覚悟というか、姿勢は僕はとても大事だと思っている。
 
また、冷蔵庫が故障したりとか、従業員に急遽欠員が出たとか、もう日々色んな危機は訪れる。
 
そうゆうときに、どう対応したらいいか、予め常に危機感をもって対処方法を持っていないと、やっぱり続けられないよな。
 
いや~やっぱりプロレスから学ぶことは多いよなー。