062話 ぎょえぇぇーっ ある日、部屋のモノが真っ白に…(最終話)
2010年5月24日(月)
★今日のパリの一枚
エッフェル塔の真下から
エッフェル塔の界隈に行くと観光客がうじゃうじゃ
塔のミニチュアを売りつけに来る黒人さんが多数います^^;
英語となぜか韓国語と日本語で「Hello、アニョハセヨー、コンニチワ」
パリにはいたるところに薬局がある
薬局と言ってもマツキヨのようなディスカウント雑貨屋ではなく
ちゃんと処方箋を受け付ける薬局
加湿機にはクエン酸を耳かき一杯ほど入れればいい事がわかった
とりあえず薬局に飛び込んで
Je voudrais acheter des acid (クエン酸下さい)とフランス語で話す
この後が大変
何に使うんだ?
とスゴイ剣幕で理由をフランス語で聞かれまくる
う゛ーーー何言ってるかさっぱり
わからん!
Humidificateur!(加湿器!)
Humidificateur!
Humidificateur!
これしか連呼できん
何言ってるんだろうねこのアホ日本人はと思われているだろう第二弾だ
(第一弾は第55話を読んでね)結局、お店のおばさんが
Parlez vous anglais?(英語は出来るの?)
Oui、un peu.(少しは)
なんとか50gの購入を交渉できた。
パリでは薬の販売には厳しいらしい
奥の調剤室で量り売りをしてくれた
待つ事5分
この5分が長い
店のおばちゃんとの会話がない
おばちゃんも僕から目をそらしているし
よーく考えたら僕は薬剤師でもあるんだけど
いまさら
Ju suis la pharmacien aussi Japone.(僕も日本の薬剤師ですよ)とも言えず
店にびみょーな空気が流れる
やっと計って奥から出てきた。
C'est combien?(いくら?)
14¢(14ユーロ 約1.600円)
高けーーっ!!
061話 石田純一は偉い!
2010年5月23日(日)
★今日のパリの一枚
夕方に散歩がてらセーヌ川を越え
エッフェル塔の界隈Rue Nelatonの街へ
建物の上には月が!
みなさん、こんにちは
パリに来て約1週間経ちました。
パリでは日曜日はお店がほとんどお休み
皆公園や家でのんびりするようです
さて、思い出したように出国前のトラブル
朝方までシェフ・ピエールのBarで飲んで帰宅。
出国まで2時間しかない!
急いで荷物を片づけてスーツケースに詰め込む
要らないものは段ボール箱に入れて保管
さぁ片付いた
あーーもう時間がない、出なきゃ成田に
間に合わない
いそげーーーと思うやさき
あ・・・裸足だ・・・
靴下は…もうスーツケースの奥
開ける時間ナシ
えぇい!石田純一ばりに素足で靴を履こう
しかし、成田で挫折
ユニクロで靴下を買わせて頂きました。
石田純一はよく素足で靴をはけるなぁ
偉い!と思った3時間でした。
060話 ぎょえぇぇーっ ある日、部屋のモノが真っ白に…(その後)
2010年5月22日(土)
★今日のパリの一枚
Passyの商店街
石畳の道の両側にパン屋、ワイン屋、肉屋などがひしめいている。
明日、日曜日はほとんどの店が閉店。
通りに誰もいなくなる
みなさんこんにちは
寒いと思ったらいきなり今日は28度
初夏全開です
さて、パリには洗濯機用や食洗機用のカルゴンという
カルキを中和する薬剤があります
カルゴンを入れないとやがて洗濯機内や配管が
石灰で固まり動かなくなったりする。
固まった石灰はドライバーで叩いても砕けないほど硬いらしい。
恐ろしい
化学が苦手な方にはジンマシンが出そうな話ですが
加湿器も同様らしい
昨日の白い事件がこれに当たるわけ
買ったばかりで石灰ごときに壊されれてたまるか!
さっそく、洗濯機用のカルゴンを加湿器のタンクに投下
お、調子いいじゃん
怪しげな袋です
ところが次の日、
加湿器から霧が全く出ない事に気がつく
加湿器を見ると真っ白に

ぐえっ!
さては石灰が犯人か!?
Non!
白いのは逆に洗濯機用のカルゴン
どう考えても水の使用量が多い洗濯機用のカルゴンを
「面倒だと」丸ごと掘りこんだ事が原因
カルボンが泡になって白く噴出し加湿器がつまった
加湿器よ、壊れるな!