カツミ9700のレストア その43:キャブ屋根の製作 | 鉄道省半田鉄道局

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1/80鉄道模型(Jゲージ)工作記事を中心に、鉄道と身の回りの出来事を書いてゆきます。
​(平成26年11月8日Yahooで開設、令和元年6月22日こちらに移転しました)

5月2日は爽やかな一日でした。引き籠もって工作を続けます。

キャブ屋根は製品オリジナルだと薄くてレール面からの高さが低くなるので、t1で新造することになりました。左右方向は大きめに切って、ガスコンロでなまし、半丸の材木に当てて曲げます。

多少曲がったら、屋根板材に当ててゴムハンマで叩いて、所定のカーブにします。ゴムハンマはKK○の工作法に倣ったもので、気持ちよく曲がり、今後曲げ作業が楽しくなりそうです。

キレイに曲がりました。キャブに合わせて左右も切断、仕上げます。写真右が製品オリジナル。

屋根を仕上げました。天窓はt1.5板から。左右の樋は□0.7角線w利用。屋根の固定方法は、前妻板上端に□1㎜角線をアーチに曲げてフックがかかるようにし、フックはt0.5板を段差1㎜のカギ型に曲げたものを2個、屋根下面に取り付け。またキャブ側板後方の庇部分を、コの字に切ったt1板を左右に渡して補強し、ここに穴を開けて、キャブ屋根下面に取り付けたボスにm1.4ネジで絞めるようにしました。160形ではマグネット利用でしたが、ネジ止めがかえってシンプルで確実ということで。左右の押さえ用に、中央部にアーチの梁を取り付けました。

妻板の手すりが未取付ですが、ようやく鋼製キャブが完成しました。製品オリジナルの木製キャブは、もう使うことがないので、秘密結社の集会に持って行って希望の方に譲ることにします。インジェクターの給水(吸水)菅は、写真を見て真空ブレーキシリンダーの背後に隠れるように調整しました。

テンダの風防板とのショートが心配でしたが、R600カーブゲージに載せたところ、接触の心配はなさそうです。

次は、キャブ下のブラケットを製品オリジナルに合わせて作ったところ、盛大に幅広になっていることが判明したので、ここを作り直し、灰箱部分も作り直します。

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