C10,C11の製作 その148: 炭庫後部のデティール 解放てこ受 | 鉄道省半田鉄道局

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1/80鉄道模型(Jゲージ)工作記事を中心に、鉄道と身の回りの出来事を書いてゆきます。
​(平成26年11月8日Yahooで開設、令和元年6月22日こちらに移転しました)

月曜日は珍しく雨になりましたが、一雨ごとに寒くなっていくのかと思うと鬱ですな。あまりに暖かいと天変地異の前兆のようで気味が悪いですが。

昨夜から続けていた、カプラ解放てこ受けですが、穴あけ治具を使っていても穴が左右にズレてきました。こりゃいかん、ということで、治具を作り直します。取付ボルト穴間隔とテコを通す穴の間隔は、1.5㎜、3㎜でこれはリベット打ち出し器でポンチを打ち、Φ0.4で穴明。素材の帯板(t0.2×0.8)の保持ガイドは、旧治具から転用し、0.4穴を「しょう」(正?、つまり基準)にして0.2板を挟んでガイドの位置を出しました。

右2個が、旧治具で心がズレたてこ受け。真ん中の長いのが改善治具で明けたてこ受け。工場では穴あけ治具は、キリによる摩耗を防ぐため、焼き入れのブッシュを嵌めてキリをガイドするようにしています。今回、うっかり真鍮板を使ったので、使用中に広がるかも知れません。それに、治具というのは製品の精度よりも高く(狭い公差で)作る必要があるので、腕の悪い人(つまり自分)は精度の悪い治具しか作ることができない、というのが悩ましい問題です。

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