先週の水曜日、超アクティブシニアのN様宅に3回目のオーガナイズサポート作業にお伺いしてきました。
前回の作業の様子は↓↓↓
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わくわくorganize
やさしい暮らし
自分と家族の幸せを叶える~
心と空間のお片づけサポート
マスターライフオーガナイザー
メンタルオーガナイザー®
シニア生活環境オーガナイザーPro
清水美恵子
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前回までの2回で、主に衣類関係のオーガナイズを行いました。
そして今回は、いよいよキッチンのオーガナイズを行ってきました。
N様の理想の暮らしのひとつに、
「お気に入りの食器で食事を楽しむ」
があります。
今はお一人暮らしのN様ですが、3人の息子さんを立派に育てあげていらっしゃいますので、長年料理の腕を振るってこられました。
今もお料理をされるとのことです。
そんなN様が、お料理がしやすく、お気に入りの食器でお食事を楽しめるようになることをゴールに作業を進めてまいりました。
*写真掲載の許可をいただいております
N様のキッチンで一番の問題となっていたのは、お引越し後に買われたという設置場所の定まっていない3つのキッチン家具でした。
それぞれの家具は目的を持ってお買いになったと思うのですが、全部を使いやすい状態になるような置き場所の計画までなされてなかったため、それぞれが重なりあって使い勝手の目的が果たされておりませんでした。
また以前からお使いの、お引越しでお持ちになった家電ボードと小型の食器棚もあります。
ご新居に合わせて買い替えをされたのではなく、買い増しになっていました。
キッチンで一番重要なのは、毎日使うモノが取り出しやすい位置に収まっていることです。
N様のキッチン家具には、主に「食器」「保存容器」「お茶などの嗜好品」「食材」「調味料」「ストック品」などが、いろいろな場所に分散されて入っていました。
まず優先したいのは、「毎日使いたい食器」と「毎日食べる食材やお茶などの嗜好品」が取り出しやすい位置にあることでした。
そこで収納内にあったモノをカテゴリー別に全部出して、要不要や優先順位の判断をしていただきました。
すると、賞味期限切れとなった食材や調味料が多く分けられました。
それらを減らし、分けたモノをゴールデンゾーンや動線を意識して収めていきました。
更に、以前からお使いの、お引越しでお持ちになった家電ボードと小型の食器棚は和室に移動し、その他の家具を壁に寄せるなど配置換えも行いました。
まずはキッチンの回遊ができるようになりましたので、全ての家具の扉や引き出しが使えるようになりましたし、冷蔵庫も開けやすくなりました。
今回、賞味期限切れの食品類が多くあり、その処分に作業の時間を予定以上に取られてしまいました。
缶詰、ビン詰め、ボトル類、箱入りのモノ、プラスティック袋入り、などなど中身を出して容器を洗い分別する作業は思っているよりも時間がかかります。
油性のモノは新聞紙やぼろ布に染み込ませたりもしました。
今回はいただきモノの高級な食材や昔の海外旅行で買ってきた食品などが多かったので、もしお一人でされていたら辛い作業だったと思います。
20年以上前のモノもありましたので、長年処分できずに抱えていらっしゃったのだと感じました。
それらのもう食べられない食品が収納を占めていて、今の暮らしが不自由になっているとしたら、どちらが「もったいない」でしょか?
今回は、長年抱えてこられた賞味期限の過ぎた食材を手放す作業になり、N様にとってお辛かったことと思いますが、本当に必要なモノ・大切にしたいモノやコトを活かす暮らしの為には避けて通れない作業です。
不要なモノを手放すことで、今あるモノを大切に生きられるようにして欲しい。
賞味期限が明確な食品は、必要なモノと不要なモノの仕分けが比較的しやすい作業ですが、「もったいない」という残念な気持ちや、無駄にしてしまった罪悪感や管理が出来なかったことに対する自己嫌悪におちいりやすい作業になります。
残念な気持ちや罪悪感や自己嫌悪を反省材料として、無駄を出さない暮らしの仕組み作りに早くとりかかることで、これからの暮らしが豊かになっていきます。
今回はキッチン回りは手つかずとなりましたが、収納内部が整い、移動できるスペースが確保でしました
6時間の作業お疲れ様でした
次回は、キッチンの続きとリビングを予定しています。
《今迄にオーガナイズサポートに伺った地域》
◆千葉県◆
松戸市、柏市、市川市、船橋市、浦安市、千葉市
◆埼玉県◆
富士見市、さいたま市、蕨市、川口市、新座市、川越市、和光市
◆東京都◆
葛飾区、世田谷区、足立区、墨田区、江東区、港区、文京区、中央区、新宿区
◆神奈川県◆
川崎市、相模原市
リノベか住み替えに迷ったらoao(オアオ)