こんばんは。
主体性を育み、全身で楽しむぐちゃぐちゃ遊びの親子教室 わくチャレの松倉です。
ただいま【子どもに伝わる話し方 〜覚えておきたい6つのポイント〜】というテーマでお話しています。
今日は5つ目のポイントです。
⑤ 表情と声色を意識しよう
相手に何か伝えたい時は、言葉だけでなく、表情と声色も意識しましょう。
もし、あなたが友達にこんなことを言われたらどう思いますか?
ニコニコした顔で「あなたに陰口言われてとっても嫌だから、もうそんなことしないでね」
不満げな表情で「手伝ってくれてありがとう!とっても助かっちゃった!」
どうでしょう?
本当にそんなこと思ってる??
何考えてるのか分からない!
そんなふうに思いませんか?
1971年に心理学者のアルバート・メラビアンは「メラビアンの法則」を発表しました。
彼は、人はコミュニケーションを取る上で、話し手の言葉と態度が一致しない場合、聞き手は言語・聴覚・視覚のどれを重要視するのかを調査しました。
先程の例でいうと、
・ニコニコしながら(視覚)、批判する(言語・聴覚)
・不満な表情を浮かべながら(視覚)、褒める(言語・聴覚)
ですね^^
結果は、次のようになっています。
・言語(話の内容):7%
・聴覚(声の強弱、トーン):38%
・視覚(表情、ジェスチャー):55%
メラビアンの法則はよく勘違いされやすいのですが、
視覚からの情報が最も重視されるから、話の内容はどうでも良い、ということではありません。
コミュニケーションをとる上では、言語・聴覚・視覚の情報に矛盾がないようにすることが大切と言っているのです。
つまり、言葉・声色・表情が揃っていれば、自分の想いが伝わりやすいと言えます。
・嬉しいことを伝える時は、声のトーンを高くし、笑顔で
・やめてほしいことを伝える時は、あえて声のトーンを落とし、悲しい表情やまじめな(笑みを消した)表情を浮かべる
そうすることで、ママの想いもお子さんに伝わりやすくなりますよ(^^)