こんにちは。
主体性を育み、全身で楽しむぐちゃぐちゃ遊びの親子教室 わくチャレの松倉です。
ただいま【子どもに伝わる話し方 〜覚えておきたい6つのポイント〜】というテーマでお話しています。
今日は2つ目のポイントです。
② 共感しよう
子どもだけでなく、大人にも言えることですが、
人は自分が受け入れてもらえたと感じると、相手に対して好意的な感情を抱き、相手の言うことに耳を傾けます。
なので、自分が伝えたいことがある時は、まず相手を受け入れることから始めてみて下さい。
楽しかったことや嬉しいこと、美味しかったこと
これらのプラスの感情は、比較的簡単に共感しやすいと思います。
でも、それだけではなく、
怒っていることや悲しいこと、痛いなどマイナスの感情に対しても、同様に共感してほしいのです。
転んで「痛いよー!(T-T)」と泣いているわが子に対して
「そうだね、痛かったね。」と声をかけるか。
それとも、「大丈夫、男の子(お兄ちゃん)でしょ!痛くない、痛くない!」と声をかけるのか。
お兄ちゃんが組み立てていたレゴを弟が壊して、お兄ちゃんが思わず弟を叩いてしまった時に
「そうだよね、遊んでたのに壊されて嫌な気持ちだったよね。」と声をかけるか。
それとも、「なんで叩くの!◯◯(弟)はまだ赤ちゃんで分からないんだから仕方ないでしょ。」と声をかけるのか。
もし自分が言われる立場だったら…
って考えると、なんて声をかけるべきか分かると思います。
自分だったら、なんて言われたいかな?
声をかける前に、一瞬でいいので考えてみてください^ ^
それでも共感の仕方がよく分からないって方は、以下のことを心がけてみてください。
1.うなずく、相づちをうつ
「うんうん…」「へえ~」「そうなんだ〜」など
2.オウム返しをする
子どもの言葉をそのまま繰り返します。
子ども「まだお家に帰りたくない!」
ママ「まだお家に帰りたくないんだね」
3.言い換える(代弁する)
子どもの言ったことを少し言い換えて返します。
子ども「お家に帰りたくない!」
ママ「もっと遊びたいんだね」
また、まだ言葉が話せない時期の赤ちゃんや子どもは、自分の想いを泣いたり、叩いたり、身振り手振りを使って表現します。
そんな時にも、ママが子どもの想いを汲み取って、代弁するのは効果的ですよ(^^)
話している側にとって、「聞いてくれている。共感してくれている」と感じられることは嬉しいものです。
自分が伝えたいことがある時は、まずは共感。
意識してみてくださいね(^^)