こんばんは。
主体性を育み、全身で楽しむぐちゃぐちゃ遊びの親子教室 わくチャレの松倉です。
ただいま【子どもに伝わる話し方 〜覚えておきたい6つのポイント〜】というテーマでお話しています。
今日は4つ目のポイントです。
④ 具体的に、短く
普段お子さんに何か伝えるとき、こんな風に話していませんか?
「朝ごはんを食べたら着替えて、歯磨きして、その後トイレに行って、ジャンパーを着てお出かけするからね。」
また、こんな風に声をかけたりすることはありませんか?
「おもちゃ片付けといてね。」
「靴をちゃんと履いて。」
「これ、あっちに置いて。」
「ちょっと待ってて。」
私達大人は、なんの違和感もなく使っていますが、子どもにとってこのような話し方はとっても分かりづらいんです!(><)
というのも、子どもには【時間軸・記憶力があいまいで、先を見通せない】という特性があるからなんです。
つまり、いまを生きているので、未来の約束を守ることが難しいんですね。
これは、脳と体の発達が未熟なため起こるものです。
そのため、一度にたくさんのことを伝えても理解できなかったり、
「ちゃんと」「ちょっと」などのあいまいな表現では、子どもはイメージできなかったりするんです。
先ほどの例であれば、
「朝ごはんを食べようね。食べ終わったら、着替えよう。」
「歯磨きをするよ。その後はトイレに行くよ。」
「ジャンパーを着たら、お出かけしようね。」
このように、できるだけ文章を短く区切って、何度かに分けて手順を伝えてあげると良いですよ(^^)
また、あいまいな表現は避け、
「本は本棚に、ぬいぐるみは白いカゴの中に入れてね。ゴミはゴミ箱に捨ててね。」
「靴はかかとの所は踏まないよ。足を入れたらかかとをトントンってしてね。最後はマジックテープを留めてね。」
「テーブルの上に置いてね。」
「長い針が6にくるまで待っててね。」
こんなふうに具体的にやることを伝えてあげると、子どもにも分かりやすいです♪
子どもに何か伝えるときは、あいまいな表現は使わず、具体的に。
一文の中に伝えたいことは1つか2つまで。
参考にしてみてくださいね(^^)