今日は、薄型タイプのカップイン インソールの話を書いてみます。
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足のアーチの予備知識
足のアーチの予備知識ですが、
足首を曲げたとき(屈曲したとき)に、
足のアーチは扁平足のように下がります。
コレは、正常な動きです。
アキレス腱のテンションを逃がす役割をします。
アーチの低下は全て悪・・・というわけではありません。
アーチサポートが厚いのも怪我の原因
2008~2010年くらいに発売されたシューズは、
アーチサポートが高く設置されていました。
シンスプリントと疲労骨折が多い年でした。
アーチサポートが高すぎるのも、
足底腱膜炎や、膝の痛みの原因になります。
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カップイン・インソールは、土踏まずの下が空間になっている物がおおく、アーチを下げることもできる(?)構造になっているようです。
アーチの下を高くするサポートと違い、舟状骨付近の低下・倒れ込みを防ぐことで
足首が内側に倒れ込むことを防ぎ、アーチの低下を防ぐような理論で作られているように思います(私見です)。
足型をとって、熱形成で、自分の足の形にオーダーメードで作れる利点があります。
しかしながら、靴の中に入れてみると、
シューズの中は平らではないので、インソールの下に空間ができることがあります。
装着して履くと、靴の中で斜めにセットされてしまい、内側が高くなりすぎることが多いようです。
平らな場所で足型を取り、自分の足にオーダーメードで作っても、平でないところにセットされれば、自分の足に合うものになるとも限りません(主観です)。
社外のインソールを全て否定する気もありません。
使った方が、結果が良い場合は使います。
傾きがでるときは、こんなパーツを使って補正します。
コレは、社外のインソールを使うときに限らず、普通のシューズにも使うことがあります。
キロ4分で走る人に最適なシューズでも、キロ6分で走る人には合わないことがあります。
その人の動きを見て、靴が原因した痛みが出ている時に、靴を補正します。
パーツが高価なので、 靴の重さのバランスが悪くなるので、硬質フェルトで作ったりして、靴底の傾斜に合わせます。
「シューズの内側がクルブシに当たる」
そんなときは、この辺が高すぎることが多いようです。
シューズの内側が高いと、走るフォームは右足と左足の間が狭くなり、外側が高いと広くなります。
カップイン・インソールをシューズにセットすると、内側が高くなる場合、外側を高く補正します。
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使ってOKな一つの基準に、片足で真っ直ぐに立てるか?グラつかないで立っていられるか?があります。
社外のインソールに限らず、ショップで買ったシューズも同じです。(私見です)
シューズの交換時期も、アウトソールが削れていなくても、片足で立てなくなったら交換です。
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体が外に傾くと、足部が回転するように足のアーチは下がります。
体が傾いたときに、足首を回転させて転ばないようにする、人のジャイロ機能の一つです。
ポイントは、 体が傾くと、足のアーチは低下するってことです。
それなら、傾かせなければ・・・いーんじゃないですかね?
(↓ラクちんソックス)
アーチを落とさなければ、アーチを下から支える必要が無い気がします。