ニーイン修正のアクティブコンディショニング②です。
中殿筋・外旋筋という、
足の外側にある筋肉を目的に動きの改善を図りました。
今回は内側にある
「内転筋」にアプローチする方法をご紹介します。
〜このような場合に有効〜
・膝が内向き(ニーイン)
膝を曲げると内向きになる
・膝とつま先の向きが異なる
・膝がグラつく
★目的の筋肉
股関節内転筋
〜アダクション〜
①.頭・首・ウエストラインにタオルを入れて横向きに寝る
〜Point〜
背骨を一直線にすることで軸を整える
②.上脚を前に出して姿勢を安定させる
下脚の膝を伸ばして踵を突き出す
③.下脚の踵を上に向けて(脚を外回しにする)
脚全体を持ち上げる⇔下ろす
〜Point〜
内モモの付け根・お尻に近い部分を意識して持ち上げる
軸を意識して脚を上げる
(骨盤・背骨が動かないように注意する)
〜悪い例〜
骨盤が動いている
★促痛のポイント
動きが悪いときは
内モモを膝から恥骨(骨盤の底部)に向けて擦ります。
関連記事:促痛とは
★コンディショニング終了の目安
・膝が真っ直ぐ出るようになってきた
・股関節が外に回しやすくなってきた
・脚が伸びて軸が安定してきた
関連記事:アクティブコンディショニングのポイント
★このコンディショニングを取り入れるタイミング
・運動前(内転筋ストレッチ後)
・内転筋の動きが悪い/力が入りにくい
お気づきの方もいると思いますが、
前回のアブダクションと姿勢が似ています。
しかし、目的とする筋肉が違うため、
しっかり特徴を分けて両方を取り入れることが大切です。
なぜなら、
アブダクション→外側
アダクション→内側
それぞれが活躍できることで、
膝が安定しやすくなると考えられるからです。
アクティブコンディショニングの目的である
「筋肉の再教育」という点をしっかり押さえて、
適切なタイミングで取り入れてみましょう。
4回に分けて、
股関節が関係する膝のズレを改善する
コンディショニングを紹介しました。
次回からは、
膝自体の運動にアプローチをかける
コンディショニングを紹介していきます。
ホームページ
ホームページ
〒416-0902
静岡県富士市長通9-1 201号
ご予約・お問い合わせ
公式LINE