腰痛のまとめを見返していたところ、

ストレッチが一部抜けていたので、

今回は補足のブログです。

脊柱起立筋に並ぶ腰の筋肉、「腰方形筋」です。

あまり知られていませんが、

全身にとって重要な筋肉なので、

解剖の話から触れていきます。

 

腰方形筋は体幹の深層にあり、

脊柱起立筋の下にある筋肉です。

骨盤の上側から始まり、第12肋骨に付着する、

左右が独立した筋肉です。

 

スポーツでは、野球・テニスなどでのスイング動作や、

柔道・相撲などでの投げる動作で役立ちます。

言い換えると、

捻りの動作には腰方形筋の活躍は欠かせません。

 

腰方形筋で押さえておきたいポイントが2つあります。

①.肋骨に付着する点

肋骨に付着する筋肉のため、

肋間筋や横隔膜の補助をして呼吸にも関与しています。

特に、ランニングなどの

呼吸が激しくなるスポーツで補助をします。

 

②.骨盤に付着する点

骨盤に付着するため、

骨盤の左右バランスに大きく関与しています。

特に、骨盤のベルトラインを

真っ直ぐ維持するのに役立っています。

 

主な作用は体幹の側屈です。

同じ作用:脊柱起立筋

 

左右の腰方形筋が作用すると、体幹の後屈にも作用します。

同じ作用:脊柱起立筋

反対の作用:腸腰筋

 

〜腰方形筋が原因のトラブル〜

腰痛に繋がる

 腰痛の原因は主に、脊柱起立筋とされています。

 腰の痛みが片側に出ている時はないでしょうか?

 脊柱起立筋・腰方形筋に共通しているのは、

 左右が独立している点です。

 特に、片側の腰だけに張りがある場合、

 腰方形筋が原因として考えられます。

・姿勢が崩れる

 腰方形筋が緊張している(硬くなっている)時、

 骨盤を引き上げます。

 反対に筋力が低下している時、骨盤が下に落ちます。

 言い換えると、

 反対の骨盤が引き上げられる状態になります。

 どちらが原因であっても、

 「骨盤の引き上げ」が脚のバランスを

 大きく崩すことに繋がります。

 例:右の腰方形筋が緊張して骨盤が右上がりになったとき

  右半身:腰方形筋・内転筋緊張

      中殿筋弛緩

  左半身:中殿筋緊張

      腰方形筋・内転筋弛緩

 このような立ち姿勢の異常が生じ、

 歩行や運動動作にまで支障が出てきます。

関連記事:重心線と重心 姿勢の評価方法

 

腰方形筋に負担がかかる動き

①.座っている時に足を組む

  →体が捻れるため

②.ゴルフや野球のスイング動作

  →一方向への体の捻りがあるため

③.鞄やバッグなどを同じ側で持つ

  →体幹の側屈動作があるため

 

いざ、ストレッチ!!

①.仰向けになって片脚を上げる

②.上げた脚を横に倒して腰を回す

〜Point〜

腰を痛めないようにゆっくり回す

肩を床から離さない

〜悪い例〜

体につられて肩が床から離れる

★一連の動き

 

〜殿筋ストレッチとの組み合わせ〜

①.大殿筋ストレッチを同じように長座の姿勢を取り、

  伸ばす足を反対で組む

②.立てた膝に腕をかけ、肩から体を大きく回す

〜Point〜

膝の位置をしっかりロックする

→膝が動くと大殿筋が伸びるため

★一連の動き

 

〜立位でのストレッチ〜

中殿筋ストレッチと組み合わせると、

同時に腰方形筋をストレッチできます。

 

腰方形筋は付着部が特殊なため、他のストレッチと類似し、他の筋肉と同時にストレッチができます。

マイナーな筋肉ですが、

働きを考えるとストレッチの重要性が

分かっていただけると思います。

 

次回からまた、オスグッド・ジャンパー膝に

話を戻していきます(^^)/

 

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