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スシタロウと私。

2021年11月、36歳で第一子を出産。
息子スシタロウとのことを、ゆるく綴っていきます。

今年に入って、やたら

断捨離せよ!って聞きませんか?

 

 

もちろん、断捨離することは

特別何かなくても大事ですが、

私もこの断捨離ブーム?に乗り

2月は色々捨ててみました。

 

 

そんな中。

作業中に久々に目に入った母子手帳セット。

 

 

 

よく開ける収納の中に、

紙袋に入れて雑に置いていましたが、

中身を出して見返す事はなく

1年以上経っていました。

 

 

そういえば、母子手帳あったなぁ…

そう思って出してみました。

 

 

区役所からもらったものは

全部残していて。

 

 

このまま置いておいても

仕方のないものばっかりなので

捨てることにしました。

 

 

地域で使えるクーポンとか、

歯科検診の受診票とか、

妊婦検診の受診票冊子とか、

相談窓口の案内とか。

 

 

初めてのたまごクラブも

また買えばいいし。

普通のマタニティマークも

また貰えばいい。

 

 

見返すと不要なものばかりで

何のためらいもなく

ポイポイごみ箱へ。

 

 

そして最後に出てきた母子手帳と

エコー写真。

初めて心音を聞いた時の写真です。

 

 

母子手帳をもらった次の診察で

心音が止まっていたので、

手帳に記録することは何もなく

私と夫の名前しか書いていません。

 

 

それでも、まだ捨てられませんでした。

 

 

見てると辛い、というわけではなく

 

 

妊娠した証だから残したい!というわけでもなく

 

 

ただ、なんとなく、

まだ持っていよう、と思ったんです。

 

 

 

捨てたくなったら捨てればいい。

何度も見返すものじゃないけど

まだ手元に置いておこう、って。

 

 

そして、私個人の秘密の引き出しに

移動させました。

 

 

いいよね、まだ。

何も書かれてなくたって

手放したくないんだから。

 

 

もうしばらく、置いておこうと思います。

 

 

 

 

 

 

紛らわしいタイトル。笑

 

 

はい。妊娠検査薬で陽性が出ました!

 

 

つい先日、

私の片方の卵管が詰まっていることが発覚し、夫の精子にも若干異常あり…という不妊夫婦の烙印がおされたばっかりなのに。。。

 

 

しかも、詰まってる方から排卵するんだぜおいで

こちとらタイミング取る前から心折れてるんだぜおいで

↑誰よ

 

 

なのに妊娠て。。。

こんなことってあるんですねポーン

 

ウケる笑

 

 

いや、でもまだ分かりません。

化学流産の可能性もあるので、

あまり浮足立たないように気をつけています。

 

 

ちなみに、、、

私のケースはこんな感じでした。

 

 

生理予定日1週間くらい前にお腹の張りを感じる

生理予定日3日前に検査薬でうっすら陽性

クリニックで言われた生理予定日に再度検査し陽性

その翌日、

ルナルナ的生理予定日だったので再度検査し陽性

 

 

クリニックで言われた生理予定日と、

ルナルナの予定日が1日ズレていました。

 

 

一応、両日試して、陽性。

 

 

予定日の1週間前のお腹の張りは、

生理痛に似ているような…

でも違うような…

と判断できない感じでした。

 

 

でも、生理痛より痛みの範囲が広い気がして。

 

 

1週間も前からお腹の痛い生理なんて

今までないので、これはもしや??と

思っていました。

 

 

我慢できないタイプなもんで、

超フライング検査実施。

 

 

んで、陽性。

 

 

1年以上ぶりに目にする陽性反応。

嬉しかった〜チュー

 

 

全く期待していなかった分、尚更です。

 

 

だって詰まってる方で排卵したんだぜおいで

精子も変形してて直進しないんだぜおいで

↑しつこい

 

 

 

ネットを徘徊していたら、

両方の卵管が詰まっていても自然妊娠した方もいたし、

 

 

右が詰まってたけど、

左がキャッチしてくれたみたいで

妊娠したって方もいました。

(右と左は意外と近いから、ありえるらしい)

 

 

結果、詰まっていたけど

私の陽性も、卵管造影検査のおかげなのかな?。

すこーーーし広がったとか?

知らんけど。

 

 

 

 

 

 

陽性反応は素直に嬉しいですが、

過去2回流産してますんで。

心音聞いたあとの流産でしたんで。

マジで安心できません。

 

 

前回、妊娠7週で食べ悪阻があって。

今思えば、、、だけど

ある日急に気持ち悪さがスッと消えたんですよ。

 

 

 

 

 

そしてその数日後、、、

 

 

 

 

大量出血→流産。

 

 

 

 

 

だから今も、

お腹の張り(痛み)が少し治まると、

ぎゃ!流れちゃうかもガーン

と不安になってしまうのです。

 

 

お腹が痛くて安心するって変な話だけど。

 

 

友達とも話したことあるんだけど、

生まれるまで安心できないよね。

いや、生まれてからも安心できない。

 

 

そんなこと言い出したら、

自分が死ぬまで安心できないんだけどさ。

 

 

いやいや、もしかしたら、

親って、自分が死んでも安心してないのかもね。

(死んでも子供が心配)

 

 

そんなことを思っています。

 

 

 

 

 

とにかく、今週をのりきれば

来週は胎嚢確認。

 

 

どうかどうか、

このまま卵が住み着いてくれますように流れ星

 

 

 

 

 

夫婦ふたりとも不妊だったことが分かった日、

先生に体外受精に進みたいと伝えました。

 

 

ちょうどその日の夕方、

zoomで体外受精説明会があって、

急遽参加させてもらうことになりました。

 

 

約1時間くらいの説明会。

私は途中で眠くなってしまい

完全に集中力が切れていました…

(それでいいのか)

 

 

不妊治療だからじゃないけど、

医療系の専門用語って

漢字とカタカナとか

アルファベットの略語ばっかりで、

すんなり頭に入ってこない。。。

 

 

夫が一生懸命聞いていたので、

理解は夫に任せました。

 

 

終わった後、少し話し合いました。

 

 

夫:

説明聞いて、正直どう思った?

 

 

私:(眠かったとは言えず…)

んー、何も。

 

 

夫:

やっぱり怖いとか、やめたいとかない?

 

 

私:

うん、ない。

麻酔の話も出てきたし、痛いかどうかは心配。

でも卵管造影検査も超痛いと聞いてた割に、麻酔のおかげで痛くなかったし。

痛みで言えば、流産した時の痛みを経験してるからね。

 

 

夫:

ほぅ…

 

 

私:

今までで一番の痛みよ、あれ。

 

 

夫:

結果として、俺にも不妊の原因があったことが分かって、いま俺たちは対等な立場というか…だと思ってるわけ。

 

 

私:

そうだね。

 

 

夫:

それなのに、これから先、わかばだけ痛い思いをしたりするわけやん?

明らかに負担がかかるのはわかばの方だからさ。

嫌だと言われたら無理強いはできないと思ってる。

 

 

私:

んー、嫌ではない。

痛みは怖い、でもそれだけ。

もうそのステージ(体外受精)なんだな〜って思ってる。

 

 

夫:

フラットな感じ?

 

 

私:

そうだね。フラット。

痛いの怖いけど、感じ方は人にもよるから…

やってみないと分からないしね。

流産の時よりは痛くないだろうし。

ある意味、耐性はある気がする。

 

 

夫:

そっか。

 

 

 

しつこく、流産の時は死ぬほど痛かったことをアピールしました。笑

いやー、痛かった。マジで。

 

 

 

今回説明会を受けて、

改めて「体外受精」と向き合ってみて、

全く動揺しなかったんですよね、私。

 

 

あ、本当に「今の自分」を受け入れられたんだな

って思いました。

 

 

 

説明会の最後に、料金についても

サンプルで見積もりを出してくれたんですけど、へぇ〜って感じで。

 

 

前は、高額な料金がかかることにも抵抗があったのに…

 

 

夫はお金あるっていうし、ならいいか〜!

くらいの気持ちで見てました。笑

 

 

そんな自分に驚きでしたやしの木

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

昨日書いた

夫婦揃って不妊が判明した日のこと。

 

 

私は土曜日の診察は

初めてだったのですが、

案の定、混雑してまして。

 

 

予約時間30分過ぎても

まーったく呼ばれる気配がなく

ぼーっと座って待っていました。

 

 

すると、男性が1人で入ってきました。

30代半ばくらいでしょうか。

受付で身分証確認されたり

書類に記入したりして、

何やら手続きをしているようでした。

 

 

男性ひとりか〜

満席で座れなさそうだけどな〜

やたら長い受付対応だな〜

 

 

私は男性の横顔が見える位置に

座っていて、そんなようなことを

考えながら、これまたぼーっと

見ていました。

 

 

「これで以上になります」

そう言われて、受付の方から

封筒を受け取った男性。

 

 

もしかして、奥さんが妊娠して

転院することになって、

紹介状とかもらいにきたのかな〜

 

 

そう思っていたら…

 

 

男:

あの、こうして返金してもらって終わりですか?

院長も出てこない。

謝罪もない。

どういうことですか?

こっちはそれなりの代償はらってるんですよ。

 

 

これまで静かにやりとりしていたのに、

急に男性の声が少し大きくなりました。

 

 

受付:

申し訳ありません…

院長は診察中ですので、少々お待ちいただけますか?

大変申し訳ありません…

 

 

男:

忙しいんでしょうからいいです。

ただ、あんなことがあったのに

こんな対応ってどうかと思いますよ。

ちょっと考えたほうがいいんじゃないですか。

何だと思ってるんですか?

最後にこんな対応、どういうつもりですか?

 

 

受付:

(おそらく、ただただ謝っている)

 

 

男:

電話するよう伝えてもらえますか。

直接話もなく終わらせるなんて、ありえませんよね。

 

 

受付:

(おそらく、ただただ謝っている)

 

 

 

待合室にいた人たちも聞こえているはず。

もともと静かでしたが、

ピリッとした空気になったように感じました。

 

 

男性が受け取った封筒は、

返金されたお金だったようです。

 

 

何があったかは分かりませんが、

ただならぬことが起こったことは分かります。

 

 

男性は少し声を荒らげましたが、

冷静な対応をしていたと思います。

 

 

受付の方も、その人自身が悪いわけではなく、

クリニックを代表して謝っただけ。

 

 

院長が出て行っても、すぐに男性の

怒りが収まるかは分からない。

時間がかかれば、診察を待つ方達にも

迷惑がかかったかもしれません。

 

 

あんなに怒らせるようなミスって

どんなことがあったんだろ?って

気になってしまいました…

 

 

医療的なことなのか、

言動なのか、

院長のやったことなのか、

他のスタッフのことなのか。

 

 

き、、、気になる、、、

 

 

↑私はまさにこんな顔

 

 

Googleのクチコミ欄では、

このクリニックは

最近マイナスなクチコミが続いていまして。

 

 

合う合わないあると思うので

賛否あって当然ですが、

最近書き込んでいる方の不満は

同じような内容だったんです…

 

 

この先生を信じて大丈夫だろうか…

もちろんあってはならないけど、

もしもミスがあったとして、

このクリニックは誠実だろうか…

 

 

この男性の様子を見ていて

ふとそう思ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

その男性が帰った後、

しばらくして診察室に呼ばれました。

 

 

診察を終え、部屋を出ようとしたら

「今、患者さん向けにアンケートやっているのでご協力お願いできますか?」とQRコードを見せられました。

 

 

まぁ、満足度調査みたいなものですね。

気になることがあったら教えてくださいっていう。

 

 

Googleのクチコミだけでなく、

先程の騒ぎを見ていることもあり、

もしやクレームが多いのでは?と

勘ぐってしまいます。。。笑

 

 

 

とりあえず、もうしばらくは通いますが、

クリニック選びって大事ですよね。

行かないと合うか分からないし。

 

 

先生はいいのに受付最悪とか。

実績あるけど待ち時間クソ長いとか。

人気だから行きたいけど予約取れないとか。

 

 

お金かかるしね。

絶対成功ってないし。

妥協したくないって思う気持ち分かる。

 

 

そしてクリニック側の問題で

チャンスがなくなるようなことが

もしあったら、、、

 

 

許せないよね。

 

 

一回一回に賭けてるんだもん。

 

 

また次があるさ〜って

軽々しく言えないのが不妊治療。

 

 

まだ足を踏み入れたばっかだけど、容易に想像できる。

 

 

だからこそ、

あの男性が何で怒ってたのか

めちゃくちゃ気になるのです。。

 

 

 

 

 

土曜日、初めて夫婦ふたりで

クリニックに行きました。

 

 

私は排卵チェック。

夫は2度目の精液検査。

 

 

次から体外受精に行くと決めていて、

そのことを先生に伝えたかったので

私が夫に合わせるかたちで予約をとりました。

 

 

夫は、私に

いま精子取ってるんだな…と思われるのが嫌だからと、

私より早い時間に起き、

一足早くクリニックへ。笑

 

 

夫が家を出てから私は起きて、

支度をしてクリニックへ。

 

 

夫の検査結果が出るまでに

約1時間かかるそうなので、

検査結果の説明と

私の診察との時間を

一緒にしてもらいました。

 

 

私は排卵済みだと確認。

 

 

夫の検査結果は、

 

 

 

 

 

、、、

 

 

 

 

、、、

 

 

 

 

 

まっすぐ進む力と正常形態率が

基準値を下回っていました。



濃度も量も基準値をだいぶオーバーしていて優秀。

でも、形が変だから、まっすぐ進まない。

 

 

1回目の検査でも、

この2項目だけ下回ってたんです。

基準値の半分くらいだったかな。

 

 

2度の検査で、お前の精子はこんなもんだと突きつけられた夫。

 

 

先生は、

「受精しにくい原因です」

と説明してくれました。

 

 

「これが旦那さんのポテンシャルということです」



先生の説明を夫は無言で聞いていましたが、先生のこの言葉が、夫にするどく刺さっていたことを後で知りました。笑

 

 




診察を終え、お会計までの間、

夫はスマホで検査結果について調べまくり、

劇的な改善は難しいことを知ったようです。

 

 

そして、初心に立ち返り?

・ボクサーパンツをトランクスに変える

・健康的な食事をとる

・お菓子は断つ

・運動する

などなどと言い出しました。

 

 

 

 

クリニックからの帰り道

夫:

今日からわかばも協力するように!お菓子は2度と買うな!マックも行かん!添加物は控える!

 

 

私:

家の料理は無添加とか、オーガニックなものを買うようにしてるよ。

仕事の日のお昼に、牛丼とかマックとか食べてるでしょ?

それをまずは止めなよ。

お弁当作ってあげようか?

 

 

夫:

お弁当はいらん。

最近は吉野家ではRIZAP牛丼だし…ブツブツ…

 

 

夫は、お弁当を嫌がります。

お昼を食べる時間がない日もあるし、恥ずかしいそうです。

 

 

作るとなると、私もめんどくさいので

断ってくれてホッとしました。

 

 

夫:

とにかく、健康的になる!

Gパンもやめよう。

ゆるパンツ買う!

 

 

私:

どうぞどうぞ真顔

 

 

年に数回ある、夫のダイエットする宣言と

言っている内容は大体同じ。

 

 

私にとっては、

それ、もうやってるはずでしょ?

と言いたいおなじみの決意表明と

私への指示なのです。

 

 

 

家に着いてからも、夫は精子の改善方法を調べていました。笑

 

 

 

 

 

不妊の原因は私の卵管の詰まりだと

思われていましたが、

 

 

今日の検査で、夫の精子にも

問題があることが確定しました、


 

 

 

なんと、2人とも不妊だったのです。笑

 

 

 

なんてこった。

 

 

夫は、自分も原因だと知って、ショックだったようでした。

 

 

「原因」というか、

自分の分身たちが完全形ではなかったことに対してかな。

 

 

私は、正直、

自分だけが原因でなかったことに安心した気持ちもありました。

 

 

夫には言わなかったけど。正直ね。

なんだ、お前もか〜って感じ。笑

 

 

このまっすぐ進む力と正常形態率については、

3年前にやった精液検査では

検査しなかった項目だったことも

今回結果を見直してみて分かったことでした。

(やったつもりでいた)

 

 

そして、夫は

子供が授かれなかった場合の人生についても考え始めたのです。

 

 

続きます。